「農」から「食」の研究領域with会計
学術研究も小さなことを除けば、好きなんだと思う。考えることや議論することはもっとやれればいいと思っている。さて問題意識として、かかわりの深い飲食業の会計を掘り下げてみようと考えているが、農から食へ展開して生産者をみたときに、特にその問題を考えてみようと思ったわけである。今回、運がよく研究助成を得ることができた。僕自身は研究協力をしていくことになるが、実際にははじまっているが、具体的に掘り下げるキックオフの打合せである。現在、カテゴリ-がわけて議論しているホワイトボ-ドである。さあ、どういう研究になっていくのか楽しみな展開である。
賢く使う
数年前に始まったNISA、必要あって少し勉強しました。ジュニアNISAもはじまり、活用が拡大されています。NISAは年間120万円まで、5年間という税金の特典を得られるが、NISA=120万円ずつという感覚が根強いのではないか。すぐに120万円用意でき、投資に回せる人はいいが、そうでない人もいる。積立投資のように、月5万円でという細切れの投資で行うこともできる。ロールオーバ-という繰越をうまく使うことで、税金の特典の使い方も異なろう。そして相続の問題がある人には、NISAと教育資金の併用など、参考になることもあると思うので、一度、入門的な書籍や雑誌を読むといいと思う。僕もなるほどなと思うことはたくさんあった。灯台下暗しである。
ふるさと納税の経験
一般に幅広く普及されているふるさと納税。事業者の立場から考えてみると、1万円の寄付に対して、返礼品を何円くらいの価格で合うものを出してほしいとのことなので、利益も明確であるし、発送に関して、厳格にこの日までというのがない。とてもやりやすい。そして意外に注文がくる。たくさんの都道府県からの返礼のある中で、選んでいただけること。そして弊社でいえば、アイスなので季節がら難しいと思うが、それでも頼んでくれること、感謝しかない。今年の締切も近づいてきました。クレジット決済なら、12/31まで今年の控除に使える。さて、一度はやってみるとわかると思う。
| 著者 : 日経BP社 発売日 : 2016-11-17 |
もういいかなと思うときがある
学術研究をやってると、もうやめようと思うときが多々ある。一番、大きくそう思うのは、形式を整える校正作業である。重箱の隅をつつくようなことばかり言われ、ほんと嫌気がさす。印刷会社にある程度、まかせればいいんじゃないかと思うのだが、印刷会社にも優劣があるのか、裏で何かあるのか知らないが、とかく嫌で仕方ない。できればアルバイトでも雇っても、やってもらいたい作業である。大局的にこうだああだという議論は大歓迎なのだが、校正でああでもないこうでもないといわれると、もういい、やめようと思うことがしばしばある。このように考えると、研究の世界にも不向きなんだろうと思う。とにかくイライラする作業で、これはもうしたくない。
| 著者 : 日本エディタースクール出版部 発売日 : 2007-10 |
論文の提出場所
各大学が研究成果を残していけるように、大学紀要を編纂し、論文を提出できるように冊子にしている。また各学会が学会を報告する場を設け、学会誌という形で研究成果を残せるようにしている。大学の業界では、学会誌の方が研究成果として認められる傾向があるが、よく考えてみたい。紀要を否定することが、自身の所属する大学の評価を低くみており、現在のようにオープンアクセスで公開されている状況から、どちらにも優劣はないのではないか?また紀要であれ、学会誌であれ、研究業界を凌駕できる研究論文はそうはない。このことから学会誌でなくても評価したらどう?と思うところだ。この辺は、固執した大学文化があると思われる。僕にとって、不思議な大学研究者の世界は、一般人には関係ないところだが、学会誌がひとまずいいらしい。学会も政治だからこちらの方が操りやすいのかもしれない。
取り込みやすい役立つヒント
有名な林先生の書籍。カバ-のセンスのなさが残念だが、内容は面白い。考える枠組み、たとえばP28,「2本の対比軸を設定して、問題をナチッラルに深く考察する」といったものは、簡単な座標軸を描いていけば、すぐにでもできるし、実践できる。そして、講義調の話し言葉ですっと読めるのではないかと思う。他の林先生の書籍も読んだことあるが、物事をしっかり深い洞察と考察がすぐれているのだろうと思う。ここには問題の仮説が明確であり、その答えの導出がわかりやすいベクトルで届いているのではないかと思う。それにしても表紙が悪い。書籍の内容を打ち消してしまうので、次の版があったら返るといいと思う。本も見た目必要です。
自分の好きと将来
僕は意識しなかったが、音大卒=音楽の仕事というシナリオが当たり前で、それ以外は負け組というようなところがあるらしい。しかし、この書籍でも述べているが、法学部に行けば、弁護士や法律の仕事というシナリオには必ずならない。だから、音楽に打ち込んだ経験を活かし、幸せなキャリアを築けるのではないか、充実した人生を送ることができるのではないかというガイドが書かれてある。音楽の効用を非常に感じるし、可能性を感じる僕としては、音大をはじめ芸術系のものは強い関心がある。考え方ひとつで全く異なる扉が開けられる。音大卒でない人も何か気づきがあるのではないかと思う。「武器」多いに越したことはない。
| ヤマハミュージックメディア 発売日 : 2015-01-22 |
東京芸大の魅力
最近は本屋に行く余裕がない。そのため、自分の目で注目書籍など目に触れる機会がめっきり少なくなった。それでも読書はできるだけするようにはしている。この前、たまたまスーパ-の本屋で見つけた書籍であり、興味深かったために購入して拝読。著者も一部のヒアリングといっているが、東京芸大って面白そうなところだ。枠がない。そして正解がない。そんな生き方を追体験できる。教科書的に生きれば、ダメかもしれないないが、身体が芸術であり、そして作品である。すべて二重丸の生き方なのだ。だれも教えることはできない。でもこの多様性の空間を提供できる東京芸大の素晴らしさとその関係者は、魅力いっぱい。若いころにこういう選択肢があるんだよって知りたかった。僕はそう生きていただろうに。
いつも不思議に思うこと
研究者もどきのことをやって、数年たったが、未だに「学者文化」に慣れないことが多い。その一つに、学会の投稿にまつわることである。いわゆる論文の原稿を渡してから、その納期がないため、ズルズル時間だけ経過して、思い出したかのようにこちらに来て、修正しろという。修正はまだしもそれには極めて短い納期が与えられる。「大学の先生は忙しいが、あなた方は暇でしょ?」とあざ笑われているようだ。学生と同じ扱いというか社会的地位がそうさせるのか、かなりなめられているなと感じがする。毅然とした態度で接していかないとこれは呑まれる。なあなあになる。しかも投稿料を請求される学会なら、また何をやっとるのと思うわけだ。だから真面目に接するのが馬鹿馬鹿しくなることもしばしばである。学者の世界は規制産業だから、その「文化」と「文法」を守らなければいけない。アウトサイダ-の僕は何処へ行く?
志と現実
とある人から政治家希望の人に会ってほしいということで、お会いした。僕よりも若い男性で、考えや志、キャリアなど、しっかりされていた方だった。果たして政治は人を幸せにできるのか?個人的にはできないという結論を僕は持っている。そして、政治では世の中は帰られる可能性はあるが、時間がかかりすぎるということ。現段階では、経済でしか僕は世の中を変えられないと思っている。雇用を生み出せる、財政を担える、そして意思決定が早くできる・・・。様々な観点からそう思う。政治を語ると腫物のように扱われるが、誰かが5年先、10年先、100年先といった将来のグランドデザインを描き、それを実践し、よりより世の中を創り出していくことが必要である。しかし、政治は人を幸せにできない。幸せの尺度がそれぞれ違うが、一人の政治家で意思決定はできない。それ故に個々の幸せの課題をクリアにするにはやはり時間がかかる。それでも政治は大切だ。誰かがその役割を担い、行動する代表者があるわけだから。一度は政治家を志した身だ。ほんとに出てみてからわかることも多いから、やり抜いてほしい。