左脳

会社のたたみ方

会社の終わり方を知る

後継者不足などの事業承継は依然として、うまくいっていると言い難い。子孫への継承、自主廃業、M&A、清算など、様々な方法がある。会社の設立は、昔のように一定の資本金がいることもなく、1円という資本金の会社も設立できるわけで、容易に法人は誕生できる。しかし、会社をたたむのは、手段もあるが、なかなか難しい。その方法と手続きの仕方は知っておかなければいけない。経営者はあらゆる方面で一定の知識を備えておく必要がある。専門的なことは専門家に任せればいいが、それでもある一定は必要だ。その一定がないと、やはり意思決定における後手を踏むことになるだろう。これから会社をたたむ人は増えていくだろう。みんなそれぞれどんな選択をするのだろうか。

 

セルフメディケーション税制

健康増進と予防を税制支援

施行から6日目。セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)が、平成29年度の申告より適用される。健康の推進や病気の予防に税制が支援するというもの。ドラックストアなどにパッケ-ジに税額控除商品と書いて有ったり、レシ-トで対象商品に記載される。この税制は普及するのではないかと期待される。とりあえず、措置法による5年であるが、使える武器は使ったらどう?というのが持論。意外に盲点というか知られていない気がしている。注意深くみていきたい税法である。

 

集中的な読書行為

地域の事例から学ぶ

長い休みの時は、同じ人の著書を何冊も読む。今回は金丸弘美さん。ちなみに男性。6次産業や地方創生など地域活性化の支援をされているようだ。地域の事例を取り上げながら、十分に自身も活用できそうなこと、あるいは導入してみようと思うもの、そして応用できるものと、勉強をさせてもらった。6次産業にはやや否定的な立ち位置でみている。農商工連携に力をいれるべきだと思っている。今年は農家の支援を頼まれているところがあるので、半分、プレイヤ-で取り組んでみようと思う。

新年の挨拶にかえて

あけましておめでとうございます

旧年中はいろいろとお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。今年の一字は「爆」。爆心、爆発と、今年は燃えたい。何かに夢中になるように、燃えたいんです。この近年、僕にとって、刺激が非常に薄い。家族にも恵まれ、それなりに生きているが、それじゃあ何か面白みに欠ける。すべてにわたって、燃えたいのだ。毎年、「今年こそ」と新年は思うのだが、「今年も不発だった」という感じで終わってしまう。周りがほんとよく見える。何で自分はっていうように、意気消沈することもしばしばである。だからこそ何かに燃える一年、爆走で進みたいと思っています。今年もにぎやかに始まりました。皆様のご多幸をお祈りをしております。

平成29年 元旦 岸保 宏

もう既存の学校では教えることはないのか

先生が馬鹿だから学校行くのやめた

9歳で学校を行くのをやめる生き方を選択した中島芭旺君。学校という場所はいい子を作る、先生の都合のいい流れを作る箱である。芭旺君の生き方は賛成だ。事実を自分で確かめる。いろいろ自身で悩み、自分で答えを出す。これは問題意識を持ち、仮説をたて、検証する。問題を解決できる頭を持つということになるだろう。僕の子供が学校行くのやめると言えば、よく言ったというと思う。応援する。人と同じように生きなくてもいい。それでいいと思っている。芭旺君のこれからに期待をしている。フロントランナ-になるかもしれない。

 

長時間労働に問う

労働者保護の流れ

長時間労働から過労死、自殺など社会的な問題になっている。連日、メディアも取り上げている問題であるが、どうも「労働者保護」ばかりで違う気がしている。確かに行き過ぎた労働は間違っているが、経営者の立場からすれば、どうだろうか?社会保険は半分負担する、年次有給休暇を取らせる、法定の健康診断・・・、1人の労働者は手厚い手当がある。給料、賞与、退職金。僕からすれば甘ったれている。経営者は保証も何もない。僕が教えれてきたのは、経営者は従業員より何倍も働かないといけないし、勉強しなければいけない。ワ-クライフバランスなんてことは考える余地はないわけだ。労働基準法は労働者を保護する法律であるが、経営者はとことん働きなさい(労働基準法の対象ではない)、言われたものだ。実態と法律のかい離が大きすぎる。そして職業の選択もあるのだから、あまりにも経営者を縛り付けることは喜ばしいことではない。休みたい、遊びたい。そういうこともあるが、やらないといけないときもある。あまりにも過度な労働者保護の流れはどうなのかと思う次第。頑張って限界と思うその一歩先に、クリエイティブな新しい世界があり、新たな価値が創造できるのではないかと思う。

 

じぶん年金の構築

ⅰDeCoの検討

法改正で2017年の1月からスタ-トとするⅰDeCo。確定拠出年金である。確定拠出年金自体は前からやっているが、公務員や専業主婦など加入者の範囲も広がり、貯蓄から投資へ。もらう年金をじぶん年金で作っていくという流れである。自分自身で金融に対する知識や素養を深め、自身で構築する。確定拠出年金はやるべき手段と考える。税の特典もあるが、将来的な老後を考えても、考えなければいけない時期だ。僕で考えると40歳。あと20年しかⅰDeCoは入れない。この積立は早い方がいい。確かにはじめてのことは怖いが、生活設計を考えるにあたって、確定拠出年金は考える時がくるだろう。

 

学術研究の新規プロジェクト

「農」から「食」の研究領域with会計

学術研究も小さなことを除けば、好きなんだと思う。考えることや議論することはもっとやれればいいと思っている。さて問題意識として、かかわりの深い飲食業の会計を掘り下げてみようと考えているが、農から食へ展開して生産者をみたときに、特にその問題を考えてみようと思ったわけである。今回、運がよく研究助成を得ることができた。僕自身は研究協力をしていくことになるが、実際にははじまっているが、具体的に掘り下げるキックオフの打合せである。現在、カテゴリ-がわけて議論しているホワイトボ-ドである。さあ、どういう研究になっていくのか楽しみな展開である。

 

NISAから学ぶ

賢く使う

数年前に始まったNISA、必要あって少し勉強しました。ジュニアNISAもはじまり、活用が拡大されています。NISAは年間120万円まで、5年間という税金の特典を得られるが、NISA=120万円ずつという感覚が根強いのではないか。すぐに120万円用意でき、投資に回せる人はいいが、そうでない人もいる。積立投資のように、月5万円でという細切れの投資で行うこともできる。ロールオーバ-という繰越をうまく使うことで、税金の特典の使い方も異なろう。そして相続の問題がある人には、NISAと教育資金の併用など、参考になることもあると思うので、一度、入門的な書籍や雑誌を読むといいと思う。僕もなるほどなと思うことはたくさんあった。灯台下暗しである。

 

ふるさと納税、してみてやってみて。

ふるさと納税の経験

一般に幅広く普及されているふるさと納税。事業者の立場から考えてみると、1万円の寄付に対して、返礼品を何円くらいの価格で合うものを出してほしいとのことなので、利益も明確であるし、発送に関して、厳格にこの日までというのがない。とてもやりやすい。そして意外に注文がくる。たくさんの都道府県からの返礼のある中で、選んでいただけること。そして弊社でいえば、アイスなので季節がら難しいと思うが、それでも頼んでくれること、感謝しかない。今年の締切も近づいてきました。クレジット決済なら、12/31まで今年の控除に使える。さて、一度はやってみるとわかると思う。