左脳

政策学校の思い出

行き詰った人生の打開

2009 年、2010年、正確には覚えていないが、一新塾という政策学校に通った。正直、その頃は人生に行き詰っていたことと、政治に出るという将来的な目標とが交錯していたが、やはり見えない未来に一筋の光を刺すように生きる。その模索の中にいた。そして、環境を変えたいとも思った。大学院が関西であり、広島からだと大阪か福岡、距離的にはそうは変わらないが、どうも聞くとどこかの地域科に所属しないといけないと言われ、処女地である福岡を選んだ。そこでも少しの仲間ができた。先日、久しぶりにその集まりに参加した。団体行動の苦手な僕ではあるが、世話人の方にもよくしていただいていることもあったので、少し覗いた感じ。苦しい自分にもまた会えた気がした。とかく一新塾は、僕にとって、母校と思える場所。僕は無所属の気概があるので、どこどこというのは持たないようにしている。同窓会で校歌を肩組みあって歌っているなんて、まっさらごめんである。苦しいと思う自分は強弱はあるが、一新塾現役生のときはほんとしんどい思いであった。だから福岡の場所はそんな思いが詰まっている場所である。

査読論文

校正が終わり掲載へ

久し振りに査読論文。学会というところが好きではないというのもあるが、今回の気づきは出版社がやっている学会は校正もよく、学ぶが多いということがわかった。やりとりの中で、精度の高い校正、きちんとしたレスポンス。気持ちのいい仕事であった。査読というのもどうかという疑念はあるが、論文を起こし、世の中に出す爽快感はやはりある。僕の目標はあと少し、もう少し踏ん張って頑張っていくこととする。

大逆転へ

猛追、あと一息だ!

一度、会ってみたいと思い、先日、選挙の激励をした。本人にも会えた。ほんと普段は年下の好青年で、政治になるとエンジンが入り、いい顔つきになる。歯切れもよく、先を見越しており、彼に都知事になってほしいと思うばかりである。自分の言葉でしゃべっているし、血が通っている。褒めちぎるばかりである。経済の手法で政治に参入しているように感じ、政治の世界でスーパースターになっている。今回、まだ現職が強いだろうが、奇跡をみたい。奇跡と言ってはいけない。現実に。今回、心を熱くさせられ、自分も頑張らないと思うばかり。さあ頑張ろう!

モノの違い

期待感いっぱい

前安芸高田市長の石丸さんが東京都知事へ出馬される。一度、会いたいと思っている人だが、昨日の記者クラブでの映像をみたら、ほんとびっくりした。「政治屋の一掃」というインパクトある言葉、そしてキラーワードの「恥を知れ、恥を」と決める。まあレベルが違うなと感じた。たぶん普段会うと、賢いさわやかな青年、年下だから少しだけ先輩づらしておちゃらけることもできるんじゃないかと思う人柄のように思う。しかし、仕事になると映像で見るようなキレキレ、妥協のない仕事ぶりになるのだろうと思う、まあこれは予想としてだが、期待感いっぱいで見ている。こういう人が出てくると、選挙も行きたくなるよねと思う。さあ今日からすべての候補者にエールを送ります。

給食費無償化

6年で7倍だそう

先日、住んでいる町で「給食無償化」をセンターピンで公約して当選し、町長になったが、そうはならなかったということに苦言を呈したが、先日、文部科学省が実態調査結果を公表した。とすると、6年で7倍が自治体の導入事例となっているようだ。それでもまだ給食無償化には程遠い。無償化の目的は、子育て支援が90パーセント、少子化対策9パーセント、定住、転入の促進が5パーセント、食育の推進が3パーセントと続くようだ。財源では、自己財源が66パーセントのようで、自治体の財力が強いところができるのかと思うところ。実際、3人子供がいる我が家は無償化は助かるが、現実は出来ないだろう。なので、「嘘」のつかない政治をしてほしいと切に願うのだ。給食も公費が入って、安価に子供が食べることができる。そして何より食べているのだ。そこではない学校が徴収する諸費を公費を援助するように持って行くべきだ。算数ドリルや文具といったものを毎月のように請求が来るが、これは直接的に学習に影響をするし、給食費と比べれば、自治体負担も安いはずだ。そんなことで、子育て支援にはあまり注力しない子の国に、自己責任という負荷があるが、一方で仕方ないと思っている。だからもう一度、「嘘」のつかない政治。そして持続可能な運営のためにどうすべきかをもっと見えるようにと願い次第。

何事も勉強である

お金の勉強

息子と株式投資の話をしたが、やってみるものいいね!と珍しく息子が乗り気である。好奇心は旺盛である方なので、こういう面はしっかり伸ばしたいと思う。なにせ僕の子である。小さく差育ってはいけない。あれやこれや考えるが、やらせてみるのが一番いい。案ずるより産むがやすし。どう勉強するのかというのもあるので、その辺の進め方は考えるにしても、とてもいいことなのではないかと思うのだ。お金の教育は2022年度から教育面でも強化する方法で進んでいるが、実際は教える人がいないのも現実か。いるけれども、学校現場には入っていかないのだろうと思うので、ここは親の出番かとも思いつつ、楽しみになってきたというのが僕の所感である。

 

掛金の引き上げ

先延ばしか?

iDeCoは公的年金に上乗せする、老後の資金づくりのための年金制度であるが、どうも掛金の引き上げの検討に入るようだ。75歳まで運用できるようになったとか、これをメリットと考えるかどうかもあるが、掛金を上げることはお金持ちにはいいが、それだけ掛金がかけられるのかとあるが、歓迎すべきかどうなのか疑問である。つまり、今の公的年金ではままならないということを裏返しでアピールしている気もするし、これだけ物価が上昇していることを踏まえると、問題を先送りしているだけのように思う。うがった見方だろうか。気になるのは引き上げ額である。まあ何か嫌な予感もしている。

なぜ人気があるのかわからない

美辞麗句を並べて

自分の住んでいる町は若手の首長に昨年変わった。公約は子育て支援を強く訴えかけ当選して今に至る。特に、給食費の無償化というアドバルーンを高く上げたわけだ。僕を含めて、子育て世代は大きな期待をしていただろう(僕は期待していないが)。先日、給食費の案内がこないから学校教育課に電話すると、給食費のことはわかりまんと回答。確か議会でも無償化の議題はあがったように思う。結果、例年通り給食費の納入の案内がきた。これとは別に固定資産税。固定資産税はなんと増税であった。給食費の話に戻すと、無償化を公約にし、街の特徴や支援体制を形成する重要政策、1町名番地ではなかったのか。僕は財源も何もない中で無理だと思うことや子供は給食は食べているわけだ。そして公費も使われて安価で食べさせてもらっていることを考えると、給食費までというのは虫のいい話と思うが、やるというのならやらないというのは詐欺のようなものだ。段階的に無償化に向かうようにするのであれば、減額をしていくのだろうが、それもない。政治家は若い方がいいという意見にドロップキック!能力がない人がやるのは百害あって一利なし。あまり公では批判しないが、ひどすぎる。

会計は面白い?

一応、会計学者?

ご専門はと聞かれたから、農業会計学者と答える。農業と会計の往復をしているが、大学で教えているのも「会計学」なので、会計学者になろうか。昔から青柳先生は会計観が合うなと思うが、ようやくこの書籍を手に入れた。やはり古本でも高額になるものもあるが、この手の書籍である。今回、それなりの金額で古本価格で出たので、今だ!と思い、購入し、少しずつ読んでいるが、やはり面白い。いろんな分野に目を配り、よく研究されているし、知見が多い。こういう風になれればと思うのだが、なかなか浅学の身。僕も頑張らないと!と思う次第。

難しいことをわかりやすく

簿記は難しい?

できるのなら大学では簿記の講座を持ちたいものだ。それもできるのなら簿記原理のような理論的なもの。簿記を勉強することは最初、とかく嫌であったが。会計学をどんどん進めると、簿記に戻るというか、その重要性を知る。知るというか自明なのであろうが、基礎点検のようなもので、大切な営みのように思う。さて、今回、私の尊敬する友岡先生の新刊。板書で使えそうだなと思う箇所もあったなど、「教える」という観点で有益であった。初学者も読みやすく、学びやすいのではないかと思う。もっと本を読んだりする時間も欲しいが、なかなかその時間は取れない。アップアップというほどではないが、時間を有効にうまく使うというところではできていないんだろうなと思う次第。

 

著者 : 友岡賛
慶應義塾大学出版会
発売日 : 2024-04-05