左脳

違和感の間

自然科学と社会科学

農業会計学と言うと、農業経済学の一端から派生した学問として位置づけられる。農学部に農業会計学は用意されるものの。社会科学だともいわれる。修士まで社会科学系で進学し、博士から自然科学、理系に行くとなると、やはりどうしても違和感がある。自然科学にいても、違和感。社会科学にいても、違和感。このせめぎあいはなかなか感じるものではないだろう。社会学は複雑に考えようとするし、自然科学はシンプルに考えようとする。いろんなことで「違い」は感じてしまうのだ。なかなか論文を起こしたときに、どうしても違うものを感じながら、書いているが、それでもどこかで「接点」はあるんだろうと思うのだが・・・・。その「接点」がわかるにはもう少し時間がいりそうだ。

サミット考

制限の多い毎日

個人的感想で言わせてもらうと、広島サミットは迷惑でしかない。交通規制をはじめ、企業さんもお休みのところも出てくる、学校もオンラインなどもあれば、飲食店も自粛など多くに影響している。広島で言えば、コロナ後のGWのフラワーフェスティバルも延期(6月にやるようだが)になり、機会損失もしていると思う。都心部でのサミットは極めて難しいのではないか。影響が多すぎる。GW休みで稼働日数が少ないうえ、サミットでも自粛の休みになると、稼げないので生活苦だという新聞記事を読んだ。誰が喜んでいるのかわからないが、ほんと僕にはメリットも感じない今の日々である。

図書館時間

研究活動にいそしむ

コロナもあって、入場制限をされていた図書館もオープンに。久しぶりに図書館でいろいろ物色、多くの学生が勉強をしていた。僕も4年ぶりに広島大学の図書館に入館し、いろいろ見て回っって、資料を検索。広島大学の蔵書は少ない(新しい本が少ない)と思うのだが、それでも発見もいただいたりと思うこともたくさん。毎週1回でもこうして時間を作って、図書館にいる時間も作ろうかと思う。生活にアクセントをつける意味でも重要な営みではないかと思う。だいぶコロナ後の日常へって感じがする。

家計へドロップキック

負担増は加速する

あらゆるものが値上げである。電気代もまた上がるそうだ。42%増になると、10000円だと14200円になるし、50000円だと71000円ということになる。賃上げも大手だけであろうし、中小零細はさらに厳しい社会へ加速する。使えるお金の絶対量が極めて少ないのだ。今は動かなかければならないことも多く、出費がかさんでいるが、どう考えてもこのままでは家計は破綻へ進む。食材費もえらいもんだし、うちでいっても、だんだん子供は大きくなっていく。うちだけはないだろう。それにしても電気代。電気代は生活インフラであるので、ここを大幅値上げをされると、立ちいかなくなる。ここは政治の力っていうか、「最低限度」という線が必要ではないかと思うのだが・・・・。

書くことでしかない

燃える闘魂

今、論文をいろいろ書いている最中。この時間は何ともいい時間である。ただし、机に座るまでが時間を要し、やる気スイッチをいうか、論文モードにならないとスタートできない。が、今、そのモードには入っており、あれやこれやとガリ勉中である。ほんと研究者だといいなと思う時は、今の時だ。僕にもそういうサバティカルタイムが欲しい時もあるものだ。今回は面白い話になっていくのではと思っている。

最近の読書

教養もかねて

お堅い学術書籍や論文を読むばかりではほんと疲れるので、一般書で読みやすく、教養が高まるものも読むようにしている。もともとファイナンシャルプランニングは非常に興味を持っている分野であり、大学でもぜひコマをもたせてもらって、講義も受け持ちたいのだが、楽しく読めたな・・・。この前、たまたま時間があったので、じっくり本屋を回ったときにたまたま見つけて読んだけど、わかりやすく、おそらくヒントを得られると思う。本当はもっともっと読みたいと思うが、時間に余裕がないのが今の僕。時間はうまく創造したいけど、利活用がよくないのは僕の欠点でもある。

 

統一地方選挙

終わってみれば

結局、自民党が勝ったなという補選であった。信任ということになろうか。もう少し野党にという風にも思ったが、そうにはならなかった。民度とのズレであろうか。一つの政党に偏らせすぎると、独善的になるので、本来は2大政党で緊張感ある政治が望ましいと思うが、今の野党の現状を見ると、当分は無理であろう。地方選挙も知った方の多くは当選している。初心忘れずに頑張ってほしいものだ。それにしても、政治に無関心になってしまった。10年前の候補者とは全く自分が思えない。

今年のスタート

2023年度のスタートを切る

学術研究も再稼働する。さあスタートだということで、さっそく打ち合わせ。3月後半から仕込みをしているが、今度は僕がガンガン文字を起こし、論文にしていく。つらい作業だが、自分が望んだことでもある。何をするにせよ、いつも挑戦者でいないと面白くない。何を目指す、戦うというファイティングポーズがなくなると、僕自身も生きていて、何だろうと思う。それにしても、いい時間だったな・・・。博士取得後の学術研究もそろそろ動くよ。

学会の必要性について

群れる必要はない

とある研究会に誘われたが、丁重にお断り申し上げた。学問において、学会や研究会は昔は多少、必要かなとも思っていたが、たぶん必要ない。学問は孤独である。自分で論文を読み、格闘し、書いていく。論文は読めばわかるし、それ以上でもそれ以下でもない。だから顔を売るとかいうが、忖度よりも自分に力をつけた方がいい。そんな思いである。あと数年は入会している学会は所属するが、50歳にはほぼ辞めていくつもりである。紀要に書けばいい。今、オープンアクセスなんだから、査読だのはまったく関係ない。第一、自分の所属する大学に誇りを持てない紀要なら、もうそれはやめた方がいい。批判を受けても出していくことしかないのである。僕もあと数年は農業会計・税務分野では思っているが、学会や研究会は断っていきたいと思っている。

新5000円札

子どもに読ませようと

新5000円札に選ばれたこともあったし、自分自身、津田梅子という人のことを良く知らないのもあって、この書籍を買ってみた。子供に読ませたいとおもって、岩波ジュニア新書を選んでいるが、ちょこちょこ津田梅子に関して文庫などもあるようだ。津田塾大学のことは知っていたが、この時代の女性の活躍の場を形成することの難しさや格闘を知る。新5000円札でもなければ、向き合うことはなかったかもしれない。特に娘には読んでほしいが、まだ低学年では難しいだろうから、長男にまずは思うところだ。