岸保宏

ビジネス構造の頭の働かせ方

頭にある財務の視点

これは職業病もあるであろうが、どうも「仕入」を伴うビジネスの頭の働かせ方には弱い気がする。アイスクリーム屋も長年やっていたが、日ごろの役務の提供をする仕事に従事していると、仕入がないわけで、数字がどう動くはわかっていても、前提が違うことをふと思うことがある。仕入が伴うと、「モノ」に対して付加価値をどうあげていくのかを考えるし、「サービス」であるならば、専門という付加価値である。前者の方が売上高としては高くなりやすいが、利益率と考えると、後者の方が高いわけである。まあそんなことを考えていると、あれこれやっても何でもできるわけではないなと当たり前の帰結にたどり着くことになる。意外にできることが多いようでできないということなのかとも思いつつ・・・。日々雑感。

親の務めか・・・

子供の成長とともに

コロナになってから、運動会も昼までになった。僕の感覚とすれば、シングルマザーなどの配慮もあってそうしたのかと思っていたが、どうやら熱中症対策が主な要因らしい。5月だというのに暑かった。母親が弁当を作って、それを囲みながら家族親戚、近所の方々と食べるといったことはもうない。僕らの頃は酒盛りをしていた大人の記憶があるが、今やれば大変なことだろう。さて、1年に1度くらいしか子供行事にはいかないが、子供の成長を見ることができた。小学生と言えどもみんな大きいなという印象だし、うちの子に限らずみんなよく頑張っていたなと感じた。団体の競技では、練習をたくさんしたんだろうなと思うし、年々、大きくなりできることも増えてきたと思うしと。下の子が小学校卒業までに運動会はあと3回。ほんとに参加するのがあと少しになったなと思った5月の一日。

掛金の引き上げ

先延ばしか?

iDeCoは公的年金に上乗せする、老後の資金づくりのための年金制度であるが、どうも掛金の引き上げの検討に入るようだ。75歳まで運用できるようになったとか、これをメリットと考えるかどうかもあるが、掛金を上げることはお金持ちにはいいが、それだけ掛金がかけられるのかとあるが、歓迎すべきかどうなのか疑問である。つまり、今の公的年金ではままならないということを裏返しでアピールしている気もするし、これだけ物価が上昇していることを踏まえると、問題を先送りしているだけのように思う。うがった見方だろうか。気になるのは引き上げ額である。まあ何か嫌な予感もしている。

思考のルート

ロジカルシンキング

不特定多数に説明するときに論理的に説明し、客観的に相手に納得をさせる必要がある。筋道を立てて説明するということ。どうも感覚的な人が多く、話がかみ合わないのを知らんぷりで了承することが、人間生活を円滑化させるのだろうかと思うこともしばしば。困るのはビジネスである。お金が伴うので、それを必須の前提としてほしいのだが、「ワシのつくった料理は抜群にうまい」というような点を強調しがちであるが、実はそこは前提にある暗黙的な了解であって、ここが論点ではない。飲食ならば、技能技術という点を求めているのでもないし。「うまい」という前提の中で、どう数字に落とし込み、事業計画を構築するのかということである。計画であって、約束された成功ではないが、これこそスタートラインに立つことなのだ。それが伝わらないので、諦念しかないのだが、そのカルチャーの基礎的な部分が備わっていないので、たぶん話はずっと噛み合うまい。そんなケースが多く散見してきたが、ことさら最近、目の前にある課題でもある。

高値

なんでもかんでも

野菜が高いね、ほんと。今日の日本農業新聞では、キャベツの小売価格が過去5年で最高価格という見出し。天候などもあるにせよ、食は生活の根幹、値上がり傾向がなんでもかんでも続いているので、 ほんと生活が厳しくなっている。飽食時代と位置付ければ、もう一日2食ということもありうるかもしれない。それだけ日本は貧しい国となってしまった。最近の記事では、新興国転落というワードも見たが、まさしくそう、正面から事実を受け止めなければならないだろう。野菜の高騰をみると、ほんと手軽には食が食べられなくなった。さらに離農も増えるだろうと思うし、悪循環。暗いニュースが多いなあと思うが、それでも生きていかなければいけない。なんとかならないだろうかと思いつつも・・・。

健康診断

バリウムのせいで

年に一度の健康診断。採血も嫌い(注射が怖い)、バリウムを飲むと気持ち悪くなるなど、とかく好きではない。何より悪いところが見つかると困るというのもあり、ひいてしまう。まあ仕方ないので、行くのだが・・・。終わると下痢にしないということで、一杯繰り出す。腹が重いのに食べてないから腹が減っているので、もりもり食べる。飲んでも酔わない。腹だけがだんだん重くなるのだ。なんと悪循環なんでしょうと思いながら。久しぶりに中華へ。昼間はつらく、夜は楽しくというところか。さあ日常へ戻りましょう。

年に一度

2024年初観戦

子どもも年に1度くらいはカープに連れて行けと言う。残念ながらカープには家族は興味はないようだ。だから連れていくといっても、僕の趣味のようなことを言われるが、それだけであれば僕一人で行くのだ。子供らに伝わったかどうかわからないが、生まれたところにプロ野球球団がある幸せを知った方がいい。その一つの球団があることで、人がつながり、地域がつながる。盛り上がったり、盛り下がることもあるが、12球団しかないのだから、47都道府県で数えるほどしかないのだから、やはり稀有なんだよということ。県外に住むようになれば、故郷を思い出すときに、カープの存在は大きくなる気がする。まだわからないだろうな・・・。

なぜ人気があるのかわからない

美辞麗句を並べて

自分の住んでいる町は若手の首長に昨年変わった。公約は子育て支援を強く訴えかけ当選して今に至る。特に、給食費の無償化というアドバルーンを高く上げたわけだ。僕を含めて、子育て世代は大きな期待をしていただろう(僕は期待していないが)。先日、給食費の案内がこないから学校教育課に電話すると、給食費のことはわかりまんと回答。確か議会でも無償化の議題はあがったように思う。結果、例年通り給食費の納入の案内がきた。これとは別に固定資産税。固定資産税はなんと増税であった。給食費の話に戻すと、無償化を公約にし、街の特徴や支援体制を形成する重要政策、1町名番地ではなかったのか。僕は財源も何もない中で無理だと思うことや子供は給食は食べているわけだ。そして公費も使われて安価で食べさせてもらっていることを考えると、給食費までというのは虫のいい話と思うが、やるというのならやらないというのは詐欺のようなものだ。段階的に無償化に向かうようにするのであれば、減額をしていくのだろうが、それもない。政治家は若い方がいいという意見にドロップキック!能力がない人がやるのは百害あって一利なし。あまり公では批判しないが、ひどすぎる。

会計は面白い?

一応、会計学者?

ご専門はと聞かれたから、農業会計学者と答える。農業と会計の往復をしているが、大学で教えているのも「会計学」なので、会計学者になろうか。昔から青柳先生は会計観が合うなと思うが、ようやくこの書籍を手に入れた。やはり古本でも高額になるものもあるが、この手の書籍である。今回、それなりの金額で古本価格で出たので、今だ!と思い、購入し、少しずつ読んでいるが、やはり面白い。いろんな分野に目を配り、よく研究されているし、知見が多い。こういう風になれればと思うのだが、なかなか浅学の身。僕も頑張らないと!と思う次第。

暮らしぶりを変えていく

夜も少しずつ遠ざかる

昨年の夏から少しずつ人とも交流を少なくして、一人時間をたくさん持つ。このような生き方にシフトしてきているが、それに伴い、夜もだいぶ出なくなった。出れば面白いが、それも回数は減らしてきているが、さらに減らそうと思う。順々にお会いしているが、なかなか相手との予定も合わないので、ペンディングの機会も多い。日常がそれぞれあるんだからそれも仕方がないが、ちょっとずつ静かに「場」を去っていくのも必要になっている時期のようにも思う。やはり真剣に将来のことも考えたり、自分を見直したり、家族のことを考えたりとあれこれ内省する時間もいるし、そうはいってもたまには交流して(以前よりはだいぶ減らして)と、ライフスタイルを変化させていこうかなと思うところ。夜も出れば楽しいけど、楽しいだけじゃあいかんわな。