岸保宏

弟の誕生日

43回目の誕生日

今日は弟の誕生日である。歳をとると、何歳だったかなといつも思ってしまい、聞いてみた。もう43歳だそうだ。兄弟というのは、せっかく同じ親から生まれて育ったけど、所帯も変わり、別々となる。いろいろ考えると一緒に過ごす時間は意外に少ない。そう思うと、時間は走馬灯のように過ぎ、アッという間に死んでしまうということまでにもなるのかとも思いながら。今一緒に仕事をしているが、抱え込まないことである。ひとまず誕生日おめでとう!公務員官舎で近くの方の家に一泊して、その朝に生まれたのをおぼろげながら覚えている43年前の今日。

投資と働き方のコツ

リアルに迫ってくる年齢

昔読んだ本を引っ張り出して再読した。榊原正幸先生の書籍は結構、読んでいる。青山学院で教授を長らくされたようだが、早めにリタイアしている模様。そもそも経済的自立と早期退職でライフを充実されることを実践されている。この本で紹介されている世の中の仕事は3種類に分けられ、①好きな仕事、②イヤじゃない仕事、③イヤな仕事であるといい、できるだけ40歳から45歳までに②にということを推奨している。その上で「お金の事由」を獲得して、一生困らない資産を築く。投資を通じて、その資産形成をし、好きなことをして生きるのだと。なかなかそう思いながら、それが達成はできるかどうかはわからないかもしれないが、将来へ向けたファイナンシャルプランニングもしっかり考える必要はある。株式投資、NISA、IDECO、金、不動産・・・・。各種いろいろ選択肢はあるが、どこに根を張り、継続するのか。僕も60歳まではあと13年であるが、生き方もどうなんだろうと思うことは増えてきた。果たして答えは・・・風に吹かれているのか。

60歳までに「お金の自由」を手に入れる! (PHPビジネス新書)

岡山にて

岡山も長くなったものだ

岡山で講義をさせてもらえるようになって、3年目である。講師室でも事務室でも図書館でも話す人は増えた。見知らぬ時間講師ではなく、皆さんよくしてくれる。せっかく岡山に行く機会があるんだから、もう少しいろいろ楽しんでみようと思っている。今回は早めに岡山に入ったので、名物のえびめしやへ。なかなか独特の味。岡山はほんと縁がなかった。岡山は新幹線でも通過するし、そう用事もない。だから岡山のことは隣の県でもよく知らない。講義の前後で時間が何等かとれるわけだから、ぶらりとするのもいいかもなと思い始めた日々雑感。

舟と筆

東京の楽しみ

銀座に一件、僕が楽しみに寄る小料理屋がある。他の人を連れて行っても、みんな喜んでくれる。それだけいい店なのだ。コロナもあって当分ご無沙汰している川嶋先生と一杯。僕を農大へいざなってくれた恩人である。僕はどこの学校より農大が好き。農大はそれだけ魅力がある。そんなこんなで昔話、今話をしていたところ、お隣のお客様がとても素敵な書道家。小熊廣美先生。気さくでだいぶ面白い先生。意気投合した。うまい料理に酒、いいお話。すべてにわたっていい時間であった。楽しかったな~。後日、メールでやりとりした。メールも粋であった。こんなブログも書かれているが、それぞれの「再会」は「未来」の懸け橋になると思う。そんなことを感じた。

ルパンにて

銀座の二日

頼まれごとで、久しぶりに東京へ。有楽町で仕事だったので、銀座といえばルパン(他もたくさんあるが)。ここへ久しぶりに行きたいと思い、足を伸ばした。運よく太宰が座っていた席であり、写真をパシャリ。うれしかったな。文学をやっていた人間からすると、ほんと気持ちは昂る。そもそも太宰を勉強しようと思っていたんだから、太宰は特別な存在なのである。それにしても、忙しい東京滞在であった。いろんな話もあるが、やはりたまには都会の空気を吸わないといけないと思う今日この頃。

ぶらり宮島へ

お父さんはどこへ行った?

宮島方面へふらりと一人で。まさか島を渡ることになるとも予想しなかったが、久しぶりの宮島は観光気分になれて心地よい。それにしても、多くの観光客が訪れ、活気に満ち溢れていますた。鳥居も修復が終わり、立派に。何度来ても宮島はいいところだなと思いますね。最近は一人を好む。好むというか、必然的にそうなる。それに慣れようとしている自分もいるし、いろいろ思うことは多々あるもので・・・。リフレッシュにはちょうどいいかもと思いながら島内をぶらり。帰ると、お父さんはどこへ行ったのかと。それはそうだ、何も言わず、ただ外出したのだから。

整える

供給過多

掌の中に仕事ややることをおさめる。少なくとも、少しあふれるくらいなら何とかというところだろうが、それ以上はどう欲張ってもできない。破綻する。これが僕の考えである。僕がやっている仕事は地味な仕事であるから、派手なことに憧れる。ただ歳を取るにつれて、派手なことはもうできそうにない。これはやる気とか積極性がなくなったと意味ではなく、地味なことでしか、自分の領分がないとことの自覚。自分の領分で勝負するしか活路がなさそうな気もする。派手なことというか、心を熱くさせてくれることがないのもあるが、地味な部分に自分の社会貢献があるのなら、それは甘んじて受けるべきな気がする。表に出るオフェンスではなく、その意味ではディフェンスなのか。生き方に迷う50歳手前の今である。

分相応

500円以下

広島大学に用事があり、大学へ。ランチタイムでもあったので、食堂へ行ったが、すごい人。ただ多くてもすぐに流れるので、負担もなく、食事ができた。学食、すごい安い。495円である。大盛にしなければ、400円前後である(学生の量、食べ過ぎた)。学食なので、味に対して大きな期待はしていないが、ランチで500円で食えるところはそうはない。これだけ物価高で何でも高いので、なおさら思う。結局、学食のランチは分相応ともいえるような気もするし。たまにはいいだろうと思いつつ・・・、日々雑感。

文句も多いが・・・

英語は逃げられない

小学校6年の長男に今年度からNHKのラジオ英語を導入した。どうのこうの、文句ばかり言っているが、一応、続けている。一生懸命、取り組んでいるのは、ゲームである。ゲームを与えたのが間違いであったと後悔しかない。英語はどうやっても、今の教育上、逃げられないし、英語が出来ていた方が世界は広がるように思う。それを理解するにはまだ年数がいるんだろうが、そうはいっても来年は中学生になる。日本に希望が持てない以上、やはり海外で活躍してほしいと思っているが、親の言う通りにはなるまい。ただ頑張った自分しか最後は助けてくれない。だから粘り強く続けて、本当に血肉化するように学習してほしい。

 

一人でいる時間

最後は一人になる

子どももだいぶ僕から離れてきた感じがする。寂しい気もするが、それは成長ということである。僕自身も年齢を重ねるにつれて、ギガ数が少なくなり、仕事でもなんでもそうだが、できる量が減ってきた。それに加え、一人になりたいなと思うことが多くなり、どのようにすれば一人でいながら充実感があるのかということを殊更に今、考えるようになった。一人でいると、孤独だと思うこともあるが、最後は一人であるし、どこかで孤独を楽しむことも必要ではないかと思うもので、そんな年齢になってきているんだなと思うのだ。そんなとき思い出すのが、この書籍である。いつまで経っても浪人的生活のような気もするが、それも僕であるための自己存在証明なんだろう。

 孤独であるためのレッスン (NHKブックス)