政治・経済

行ってよかったよ

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ご仏前と再会

政策学校の一新塾で同じく勉強をさせていただいた土屋さんが夏に亡くなられて、ようやく線香をあげることができた。もう政策学校を卒業して、約10年になろうか、今は開講されていない福岡でご一緒させていただいた。何かと気にかけてくださってた方で、早く亡くして惜しい人であったし、志の熱い人だった。通夜、葬式といけなかったので、どうしても行っておきたくて、当時一緒していた仲間に連絡したら、何人も行きたいと同行できた。長い時間のスキマを埋めるように、いろんな話をした。土屋さんが亡くなってから、場ができるというのもなんだが、なかなか会えなくなってくるものである。土屋さんがいれば、もっと熱い話になっただろう。生前、FBで散歩されていたところが投稿されていた。少し歩いてみた。都城の町がきれいに見えた。一新塾で出会えたこと、ほんとよかったと思っています。土屋さんに、みんなで「献杯」して別れましたが、これからも天国で見守ってください。本当にありがとうございました。

 

出馬に関する今の私

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時期もきたので、少し思いを

今でもたまに言われることがある。「もう政治には挑戦しないか、出ないのか」という話。特に前回、出馬した海田町に関して。結論から言えば、もう出ない。この前の選挙で民意は明らかになったと思っている。だから町政にも口を出さない、地域に距離を意識的において生活している。海田町に関しての活動はほとんどかかわらないつもりだし、口を出す気もない。そんな思いでいる。前回、補選があって、声がかかった。それはそうだ。16人にしか通らない選挙で1人だけ落ちたのが僕なわけだ。当時、3番目の子供が生まれる時期もあったことや、切迫早産の可能性もあって、あたふたしていた。しかし声がかかったとき、揺れなかったことはないが、政治を断ち切って、経済界で奮闘していくことを決めていた。経済界に思いっきりアクセルを踏みながら、教育・研究の分野も再発進をしたところでもあった。それは個人的な思想としても、政治に関してはなかなか難しい。自分の想いと民意が異なっている場合、やはりそれが世の中の人が求めていることであり、その代表者がしっかりとその民意を汲んで、町の反映を一生懸命やっていけばいいのだと思う。もう僕はその役割を担う人間ではない。だから違う場所で、社会に貢献できる場を探す。ただ海田町以外で、多くの人に望まれ、ここで力を発揮して、地域貢献できるような場があれば、捲土重来を期すこともあるかもしれない。ひとまずは今の僕の体制を立て直すこと、まだ全然たてなおっていないんだな、これが。僕はひとまず出ないので、あれこれ噂好きな町であることないこと、好き放題(公務員でも政治参加してやっていたのはかなり驚いたが)、言う仲間には僕は入らないし、皆さん、どうぞと。選挙出馬はいい経験として、これからの人生に深く刻みながら生きていきたい。そして、僕に前回、投じていただいた有権者の方には感謝の思いでいっぱいである。必ず他の分野で社会貢献することで恩返しをしたいと思っている。半年切ったので、候補者の皆さんには是非頑張ってほしい。

空気の研究

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蔓延する空気に水を差す

小池東京都知事がマスコミ対応をしているときに、言っていた本でやっと読むことができた。空気による人間社会の支配を考察している。その場の空気によって、左右されるされながら翻弄されていることを見事に描いている。よくよく考えると、その場に包まれた空気によって、雰囲気かな、大きく影響する。先日の日本シリ-ズでもそうだ。空気によって、情勢はかなり変わっていった。人間社会の多方面の場面で、そう感じるときは多いと思える。それにしても小池都知事から学ぶことは多い。レトリック感覚というか、背景にあるものをとらえて、現実を打破する。空気もあるが、水についても書かれているので、読んでみるといいと思う。

名著と思える

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何度読んでも新しい

大前研一さんの数ある書の中で、これが一番だと思っている。ビジネス系のもので評価は高いが、それを凌駕するものだと思っている。約20年前に大前さんが東京都知事選挙に立候補した際の体験記であり、僕もそのタイトルを拝借して、自身の選挙戦を振り返るのに、まとめている。ブログでも公開している。大前さんが創設した政策学校一新塾  は僕も卒業生であり、縁もある気がする。僕の敗戦記は、同人誌に掲載していて、続編をどんどん書いていくつもりであったが、編集者が亡くなったため、ストップしている。一新塾の同士であった。この場で少しずつは、連載しようと思っている。

話を戻すと、大前さんの敗戦記は、勝ち続けてきた人が赤裸々に選挙戦で負けたことを素直な言葉で書かれており、ほんと訴えるものがある。選挙戦の運び方も現在でも参考になることもあるが、それ以上に、選挙の体験、それからどう活かすのかといった命題に、自身も向き合える内容。政治への向き合い方、これからの僕自身の選挙出馬については、どこかでコンセプトを語っておかないといけないように思う。

都知事選に思う

小池さんになってほしい

普通に考えて、今回の都知事選は小池氏が通るだろうと思っている。石原伸晃氏の動揺、女にもてあそばれている情けない男にしか映らない。また弟の失言による自身の「除名」(たぶんしないだろうけど)もしなければ、言動と一致せずということになろうか。自公が擁立した増田氏だが、僕は森永卓朗とかぶってしまう。どうも地方の人でしかない。そして都知事には物足りない。鳥越氏、ほんと認知症の症状と思う。都知事云々よりほんと健康に留意したほうがいい。能力的にも落ちる。やはりコメンテ-タ-かなという印象は否めない。問題解決ができない気がする。
さて、今の流れで言えば、百合(純潔という意味がある)の小池、命がけの鳥越という戦い、それに追従する森永氏(増田氏)という感じがするが、そもそも論から言えば、小池×宇都宮という構図でやった方がよかった。しかし、言っても仕方ない。女性の時代だ。これから起爆剤となって、日本を席捲してほしい。女性の割合は約1割ちょっとという政治の議席からは何ともバランスの悪いことだ。男性であれ、女性であれ、能力のある人がやればいいと思うが、今回は転機となると思っている。小池氏は自分では一人といっているが、大衆を巻き込んで、多くの人が群がると思っている。

この気持ちはよくわかる-落選という現実-

志を高く、戦う。しかし敗北もある。

参議院選挙や東京都知事を巡る辞任劇と政治があわただしい。新聞やメディア等も多くの活字が躍っている。選挙に関する記事も多い中、こういう記事を見つけた。週刊spa( http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160616-01115601-sspa-soci )の記事だ。引用する。

40男が、“前からやりたかったこと”に今さら挑戦した結果を紹介! 痛々しさもいとわず、心と体にムチ打ったあげく、散った夢の跡とは……!?

【選挙に出馬】
~ 会社員(44歳・既婚)~
◆落選後、すべて失い、迷走気味に
政治家は「落選すればタダの人」と言うが、当選経験すらない候補者はもっと悲惨だ。会社員の水田潤一さん(仮名・44歳)は、「過疎化が進む地元を救いたかった」と昨年4月に行われた統一地方選での地元町議会議員選挙に出馬。ところが、無所属で支持母体もなかったこともあり、当選ラインから大差での惨敗を喫してしまった。
「正直、落選後のことは考えていませんでした。会社は地元じゃそれなりに知られた企業でしたが、昇進を蹴って立候補したので出戻ることもできず、かといって田舎なので採用試験を受けても先方の担当者にバレてしまう。おかげで再就職先は決まりませんでした」
結局、見るに見かねた後援会員のメンバーが自身の経営する電気工事会社で雇ってくれたが、年収は前職の700万円から400万円に大幅ダウン。しかも、問題は仕事だけではなかったという。
「妻はもともと出馬には反対しており、落選したことで夫婦仲は最悪になりました。仲良くしていたママ友グループからも距離を置かれるようになり、娘も私が落選したことを学校でバカにされているみたいなんです。おかげで妻からは、『また立候補するなら離婚する!』と宣言されています」
だが、それ以前に水田さんの心が折れてしまい、再出馬の予定は今のところないとか。
「これでも中学と高校では選挙で選ばれた生徒会長だったんですけどね……」
― 悲惨な40男の挑戦 ―

 

こんな記事だ。志高く思いを込めるが、必要なしというのは落選を意味する。健闘とかそういうものではない。選挙は勝ち負けだ。僕も22票差で負けた。負けに不思議なし。あとからいう評論家はたくさんいる。あとの祭りの正義感はほんとうさん臭いものだ。選挙に出馬するとわかることがある。人がうそをついている姿が如実にわかるようになることだ。知らなければよかったと思うことの方が多い。その前、再出馬をするかもしれない奥様から相談があった。「うちの旦那は選挙に出るつもりだろうか?出るんなら今後を考えないといけないと」。選挙は地域にも家族にも弊害かもしれぬ・・・。この答えはまだわからぬ。この記事の内容は痛い程、よくわかる。

 

国会議員政策担当秘書の活用

選挙が近づくにつれ

どうやら今の流れでは、衆参同時選挙が行われそうだ。7/10、下手したら東京都知事選挙もあるかもしれない。昨年、国会議員政策担当秘書の資格を頂いた。自身も選挙に出たことのある人間だから、政治には興味があるほうだ。制度的には、国会議員は3人の秘書を公費で賄えることになっている。第一秘書や第二秘書は資格はいらないが、政策担当秘書は資格がないとなれない。秘書経験者は地元議員になったりもあるので、いつも補充はできないようだ。政治家も3人までは公費で雇えるのだから、秘書を置いた方が効率はいい。さて、そんな資格であるが、僕自身活用するときがあるのだろうか?これは正直よくわからない。もしなれば、選挙のたびに失職するし、勤務地は東京になる。東京で暮らした経験があるにしても、当時と僕の環境は違う。そんなこともあり、参謀になるにはその政治家の資質や意気込みなどの本気度もあるだろうし、即決できるものではない。ただ政策秘書も数がそういないので、どこかしら声がかかるかもしれない。今回も自民圧勝、共産躍進の構図になると思うが、当然ながら新人もいるわけで。さあどうなるんでしょう?政策秘書は一度は経験したい仕事ではある。

政治資金監査人

資格は機能しているのか?

相次ぐ政治家のお金の問題はあとを絶たない。升添東京都知事の件も真実はまだわからないが、説明責任を伴うものであろう。それにしても、資格は意味があるのだろうか?こうした問題を解決するためにできた制度資格で、政治資金監査人が制定されている。制度概要は以下の通り。登録政治資金監査人制度とは、国会議員に関係する政治団体が、政治資金の収支報告書を提出するときに、あらかじめ登録政治資金監査人による政治資金監査を義務付けるものであり、平成21年分の収支報告書から適用されることとなった。登録政治資金監査人の有資格者は税理士、弁護士、公認会計士とされている。登録政治資金監査人名簿の登録手続きは、申請書と提出書類等一式を提出した後、政治資金適正化委員会の審査を経て行われる。名簿に登録されると証票が交付される。登録政治資金監査人として政治資金監査を行うためには、登録を受けた後、政治資金適正化委員会が実施する研修を受ける必要がある。やはり事前のところで見抜けなければいけない。資格があればいいのだろうかと思う。確かに仕訳の一つ一つを見返すというのは難しいかもしれないが、週刊誌に指摘されるのでは、こうした資格も凋落である。本件が不正発覚の事実であれば、あっぱれというところだろうか?本人の自覚もあるが、再度、この資格は再考すべきであろう。

自民党1強時代

参議院選挙前哨戦

熊本、九州地域の地震もあり、選挙ムードではなかったと思うけど、北海道の補欠選挙は、自民党が勝利した。野党も明らかに思想の違う共産党と連携したことは、どうなのかなと思わざる得ない。よく自民党を追い詰めたという意見もあるが、僕はそうは思わない。大差であろうが、僅差であろうが、負けには変わりない。国民の意思は、自民党に信託されたのだ。どうみても対抗の党がないような気がする。2大政党で緊張感のある政治は好ましいが、これは当分ないだろう。自民党にしっかりと政治をやっていただき、世の中をよくしてほしいものだ。参議院選挙も大きなことがない限り、自民党の圧勝だろう。でもこれは有権者の声だから、それが国民の望む答えだと思う。選挙は公平である。