政治・経済

外食プレミアム券はどうだろう?

知恵を絞る、緩和策の中の調和

飲食店の受動喫煙の法整備がなされている。どこが着地になるかはまだわからないが、関係団体の猛反発の中、何等かは動きがあるものと思われる。飲食業は役職もいただいているので、非常に身近であるが、もしこの法案が通れば、飲食店への影響は非常に大きい。そこで緩和策として、「外食プレミアム券」の発行はどうだろう?公明党が好きそうな政策であるが、外食のみに使えるようにする(もちろん不正が出てくるので、ここは整えるべきだが)。消費を促すために、住宅や車の施策は毎度のことだが、人間生活の根幹にある「食」に光を当ててもいいかもしれない。飲食業の衰退の生み出す経済効果、雇用など、影響は大きいと思う。こういう政策提言をしていくべきと考える。さあ賛否両論。

思わぬとばっちり

言いたいことがあるのなら選挙に出ろ!

僕の住まいのある街も統一地方選挙が行われている。再々になるが、4年前に落選した。今回も前回と同様、16名の当選のうち、17名が候補が立っており、1名落ちる選挙になっている。よほど気に入らない候補者がいるのか知らないが、僕にとばっちりがくる。僕はなりたかったが、有権者から「いらない」と言われた人間である。だからそれで区切りはついている。では、その文句や言いたいことがある人が僕にぶつけても仕方ない。是非、出馬したらどうかと言ってみた。僕は一定の年齢になれば、出馬できる身分となるのだから、やはり自分が主体となってメッセ-ジを発信したらどうかと思うわけで、酒場でしか言えないのなら、みっともないから言わないほうがいい。僕はこの街の件で意見を持ち合わせていない。だから気に入らなければ、屋移りすればいい話だと思っている。候補者が気に入らないのなら、自分が出たらどうだろう?経験も活かして応援するよと言ってみたが、ただ文句をいう評論家である。これでは何も解決しない。出馬は決して悪いことではない。もう僕の出番ではない、それだけははっきりしている。

僕の戦いは終わった

週末の出来事

4年前に選挙に出たことで、サプライズで出馬というのを思っているのか、探りの電話があった。ここでのブログでも書いたように、出馬はない。そしてどの候補にも応援に入ることもない。真っ新な住民として僕は過ごしていきたいと思う。不思議なことにほんと関心がなくなってしまっている。選挙とは公平であると思っているから、負けを意味することは「お前はここでの役割はない」と思っている。だから心はきれいになっている。僕自身の海田町との戦いは終わった。過去、経験を語るより、これからの未来と機会を語りたい。まだまだ青春真っ盛り!40代もスタ-トしたばかりだ。候補者の皆さん、頑張って!俺ももっともっと頑張るから。

長時間労働に問う

労働者保護の流れ

長時間労働から過労死、自殺など社会的な問題になっている。連日、メディアも取り上げている問題であるが、どうも「労働者保護」ばかりで違う気がしている。確かに行き過ぎた労働は間違っているが、経営者の立場からすれば、どうだろうか?社会保険は半分負担する、年次有給休暇を取らせる、法定の健康診断・・・、1人の労働者は手厚い手当がある。給料、賞与、退職金。僕からすれば甘ったれている。経営者は保証も何もない。僕が教えれてきたのは、経営者は従業員より何倍も働かないといけないし、勉強しなければいけない。ワ-クライフバランスなんてことは考える余地はないわけだ。労働基準法は労働者を保護する法律であるが、経営者はとことん働きなさい(労働基準法の対象ではない)、言われたものだ。実態と法律のかい離が大きすぎる。そして職業の選択もあるのだから、あまりにも経営者を縛り付けることは喜ばしいことではない。休みたい、遊びたい。そういうこともあるが、やらないといけないときもある。あまりにも過度な労働者保護の流れはどうなのかと思う次第。頑張って限界と思うその一歩先に、クリエイティブな新しい世界があり、新たな価値が創造できるのではないかと思う。

 

政治は人を幸せにできるのか?

志と現実

とある人から政治家希望の人に会ってほしいということで、お会いした。僕よりも若い男性で、考えや志、キャリアなど、しっかりされていた方だった。果たして政治は人を幸せにできるのか?個人的にはできないという結論を僕は持っている。そして、政治では世の中は帰られる可能性はあるが、時間がかかりすぎるということ。現段階では、経済でしか僕は世の中を変えられないと思っている。雇用を生み出せる、財政を担える、そして意思決定が早くできる・・・。様々な観点からそう思う。政治を語ると腫物のように扱われるが、誰かが5年先、10年先、100年先といった将来のグランドデザインを描き、それを実践し、よりより世の中を創り出していくことが必要である。しかし、政治は人を幸せにできない。幸せの尺度がそれぞれ違うが、一人の政治家で意思決定はできない。それ故に個々の幸せの課題をクリアにするにはやはり時間がかかる。それでも政治は大切だ。誰かがその役割を担い、行動する代表者があるわけだから。一度は政治家を志した身だ。ほんとに出てみてからわかることも多いから、やり抜いてほしい。

 

行ってよかったよ

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ご仏前と再会

政策学校の一新塾で同じく勉強をさせていただいた土屋さんが夏に亡くなられて、ようやく線香をあげることができた。もう政策学校を卒業して、約10年になろうか、今は開講されていない福岡でご一緒させていただいた。何かと気にかけてくださってた方で、早く亡くして惜しい人であったし、志の熱い人だった。通夜、葬式といけなかったので、どうしても行っておきたくて、当時一緒していた仲間に連絡したら、何人も行きたいと同行できた。長い時間のスキマを埋めるように、いろんな話をした。土屋さんが亡くなってから、場ができるというのもなんだが、なかなか会えなくなってくるものである。土屋さんがいれば、もっと熱い話になっただろう。生前、FBで散歩されていたところが投稿されていた。少し歩いてみた。都城の町がきれいに見えた。一新塾で出会えたこと、ほんとよかったと思っています。土屋さんに、みんなで「献杯」して別れましたが、これからも天国で見守ってください。本当にありがとうございました。

 

出馬に関する今の私

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時期もきたので、少し思いを

今でもたまに言われることがある。「もう政治には挑戦しないか、出ないのか」という話。特に前回、出馬した海田町に関して。結論から言えば、もう出ない。この前の選挙で民意は明らかになったと思っている。だから町政にも口を出さない、地域に距離を意識的において生活している。海田町に関しての活動はほとんどかかわらないつもりだし、口を出す気もない。そんな思いでいる。前回、補選があって、声がかかった。それはそうだ。16人にしか通らない選挙で1人だけ落ちたのが僕なわけだ。当時、3番目の子供が生まれる時期もあったことや、切迫早産の可能性もあって、あたふたしていた。しかし声がかかったとき、揺れなかったことはないが、政治を断ち切って、経済界で奮闘していくことを決めていた。経済界に思いっきりアクセルを踏みながら、教育・研究の分野も再発進をしたところでもあった。それは個人的な思想としても、政治に関してはなかなか難しい。自分の想いと民意が異なっている場合、やはりそれが世の中の人が求めていることであり、その代表者がしっかりとその民意を汲んで、町の反映を一生懸命やっていけばいいのだと思う。もう僕はその役割を担う人間ではない。だから違う場所で、社会に貢献できる場を探す。ただ海田町以外で、多くの人に望まれ、ここで力を発揮して、地域貢献できるような場があれば、捲土重来を期すこともあるかもしれない。ひとまずは今の僕の体制を立て直すこと、まだ全然たてなおっていないんだな、これが。僕はひとまず出ないので、あれこれ噂好きな町であることないこと、好き放題(公務員でも政治参加してやっていたのはかなり驚いたが)、言う仲間には僕は入らないし、皆さん、どうぞと。選挙出馬はいい経験として、これからの人生に深く刻みながら生きていきたい。そして、僕に前回、投じていただいた有権者の方には感謝の思いでいっぱいである。必ず他の分野で社会貢献することで恩返しをしたいと思っている。半年切ったので、候補者の皆さんには是非頑張ってほしい。

空気の研究

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蔓延する空気に水を差す

小池東京都知事がマスコミ対応をしているときに、言っていた本でやっと読むことができた。空気による人間社会の支配を考察している。その場の空気によって、左右されるされながら翻弄されていることを見事に描いている。よくよく考えると、その場に包まれた空気によって、雰囲気かな、大きく影響する。先日の日本シリ-ズでもそうだ。空気によって、情勢はかなり変わっていった。人間社会の多方面の場面で、そう感じるときは多いと思える。それにしても小池都知事から学ぶことは多い。レトリック感覚というか、背景にあるものをとらえて、現実を打破する。空気もあるが、水についても書かれているので、読んでみるといいと思う。

名著と思える

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何度読んでも新しい

大前研一さんの数ある書の中で、これが一番だと思っている。ビジネス系のもので評価は高いが、それを凌駕するものだと思っている。約20年前に大前さんが東京都知事選挙に立候補した際の体験記であり、僕もそのタイトルを拝借して、自身の選挙戦を振り返るのに、まとめている。ブログでも公開している。大前さんが創設した政策学校一新塾  は僕も卒業生であり、縁もある気がする。僕の敗戦記は、同人誌に掲載していて、続編をどんどん書いていくつもりであったが、編集者が亡くなったため、ストップしている。一新塾の同士であった。この場で少しずつは、連載しようと思っている。

話を戻すと、大前さんの敗戦記は、勝ち続けてきた人が赤裸々に選挙戦で負けたことを素直な言葉で書かれており、ほんと訴えるものがある。選挙戦の運び方も現在でも参考になることもあるが、それ以上に、選挙の体験、それからどう活かすのかといった命題に、自身も向き合える内容。政治への向き合い方、これからの僕自身の選挙出馬については、どこかでコンセプトを語っておかないといけないように思う。