学術研究

第14回別研

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今年で14回目

毎年、社会人大学院の有志とともに旅行へ行く。今年は仙台。ファイナンスの講義のときに、温泉に行こうということで、別府を皮切りに始まった。だから別研(他の意味もあるが、別府の始まりは『別』を入れる意味が強かった)。今年は別研メンバ-が死去したこともあり、みんなで献杯した。毎年、旅行に行って、1泊2日会話して、酒飲んで、風呂入ってやってるわけだから、濃い関係である。それだけにメンバ-の死去は我々にとっても、衝撃だった。さていつも写真撮らないから撮ろうと今回、とってみた。仙台城跡地である。大学院を修了して、10年。最初の頃は年に2度言っていたが、1回になったが、長く続いている。ほんと楽しみな行事である。生きている間に47都道府県廻ろうと意欲的である。1年1年の振り返りと共に、歳を重ねていく。素晴らしい仲間に恵まれている。来年は香川だ。

農業の経営管理

ひとまず完成

5月に簿記学会で報告した論文が完成。校正等はあるが、一応書けた。なかなか進まなかったが、今回の論文作成において、2000年前後の書籍・論文を見つけ、これが有益な情報を得ることができたし、活用できた。どうも世紀末という時期もあるのかもしれないが、農業会計においても農業経営においても、多くの研究者が編纂したものを見つけた。会計は既知であったが、農業経営管理面でも研究がされており、先行研究面で苦慮していたため、ほんとこの発見は大きかった。今回の内容は、実際の農業法人の原価管理表を例にして、考察を深めている。まあ提出時期までまだ時間あるので、何度も推敲をしようと思っている。管理面を視点に、簿記を考察する、原価管理を考察するなど、少し気になるテーマになってきたのは事実である。

原稿に追われる

憂鬱になる・・・

書き物ばかりの宿題は、ほんと気が重い。学術論文でしょ?文庫でしょ?企画書でしょ?・・、う~ん、気がのらない。やらないといけないのも重々わかってます。ちょっと詰め込みすぎたかなとも思う。書類仕事も子育ても時は待ってくれない。少しずつやるしかない。少しだけ吐露した後はあるのみ。再開じゃ!

整理整頓

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なかなか片づけられなかったけど

テ-マごとに山になっていた書類を整理した。すっきりした。文献は集めていたものの、忘れているものである。自分にとっての掘り出し物も多く出てきた。プリントアウトする、読む、マ-カ-ひく。ここまではいいんだが、ちゃんとボックス整理しておかないからいけないのである。よくわかっていて、それを実践できないんだからほんと問題である。あとは時間を確保してしっかり書くことだ。まあひとまず安心した出来事である。

農学と会計学の接点を探る

共作論文の脱稿

福岡大学の飛田先生との4本目の共作論文の脱稿である。この近年は年に1本、ご一緒させていただいている。今回は専門外の管理会計に挑戦した。僕は財務会計の方の部類であるが、財務会計であれ、管理会計であれ、会計学の領域であることには間違いないし、区分する必要も特にない。だからどちらもこなせるようになっておいた方が好ましいように思う。さて、今回は管理会計の一般的な整理の中から、自然科学で研究されてきた農業会計と社会科学分野の会計学の接点を模索するものになった。気づきとして、農学と会計学のゴールは同じ所でも、前提が違うということがわかった。農学に会計学を接続する/会計学に農学を接続する。力点の違いがこれからの研究に対して、重要な示唆を与えてくれるような気がしている。冊子にはもう少し時間がかかると思うが、管理会計研究の皮切りにはよかったのかもしれない。研究の深化もこれからだ。

飲食業の実務ヒアリング

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県立広島大学の教室で

今日は日本料理高山の高山料理長(社長)をお迎えして、飲食業の実務について伺った。会計学の講座なので、特に原価管理を重きをおいてお話をしていただいた。飲食組合など様々なところでお世話になっていますが、生徒にもわかりやすく、実体験をもとにお話をしていただき、よかったと思います。ホテル、弁当センタ-などの過去の経験と、現在の事業のフィードバックからどう向き合いながら経営しているのかというのも興味深い話であった。会計は使い方!会計がわからんで経営ができるか!というところだろうか。今日の学びはよかった。

飲食業会計の研究

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ブル-オ-シャンの研究エリアで

比較的、飲食の方々とはお付き合いが多い。実務上も飲食は科学的でないと成功しないという実感がありつつ、会計は未熟な業種であるので、これを理論的な整理をすべきだと考えていた。農業会計という色が強くなりすぎて、実務上は農業ばかりではないわけで、「農」と「食」の連携を考えると今後も有益であろうと目算があった。飲食業の会計を研究してみようと考え、県立広島大学の生徒さんも巻き込んで、勉強を始めることとした。先行研究をみてみると、まったくない。これは勝負できると思っている。飲食業は参入しやすい業種であるが、開業も廃業も多い。会計の役割がどれだけ貢献していくのか、これから研究をしっかりやりたいと思う。農業会計も継続的に行うが、飲食業会計の理論の確立もやってみる。研究者のように時間が欲しいと思うことはしばしばである。

旧友再会、社会人大学院の学び方

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10年前の学びの仲間

29歳の僕は、30歳を目の前にしたときに、環境の変化を求めていた。いろいろ悩んだ末、立命館大学の大学院へ進学することにした。週末に広島から関西へ2年間通い、学位を得た。今回、来広があるとのことで連絡をもらった。5,6年振りの再会である。当時はある会社の役員までされていたが、学問の道を今は進んでいる。趣味の世界だと楽しんで取り組んでいる姿には魅せられるものがある。入学前には思わなかった人生が大学院によって、生まれることもある。こうした出会いだけでも行かなければなかったことだ。時は経過したけれど、かけがえのない時間だったかもしれない。年齢の違う同期も頑張っている。僕も頑張らないといけない。いい時間でした。

久しぶりの学会報告に向けて

農業簿記の記録、原価管理表から学ぶこと

今年の1発目の学会報告は、日本簿記学会の関西部会で今週末に報告予定。4年ぶりである。学会の趣旨から簿記の領域を中心とし、記録と記帳といったところを焦点とすべきである。僕にとっての研究では、簿記に関しては一定の整理がついたと思っている。簿記をさらに突っ込んでということではなく、①簿記、②経営分析、③資金調達といった流れを考えると、簿記活用の位相をどうとらえるのかを整理する位置づけを確認できればいいと思っていたが、ヒアリングを重ねた際、改めて簿記周辺で気づいたことがあり、今回、報告整理をしようと思っている次第である。学会に行くと、学者先生は何とか教授、准教授などの方には優しいが、我々、社会人や学生にはかみついてくる。素晴らしい方もいるが、どうもならない人もいる。公平にはならないものだ。特殊な世界。そんなこと言っても仕方ないから、やってみよう。でも学会運営などは大いなる疑問や不満もあるので、それは少しこの場で書いておきたいと思っている。さあ4年ぶりの簿記学会、もう少し勉強して臨むとする。

図書館という場所

昔から好きな場所

図書館という場所。そして司書という仕事。昔、若いころは、フリ-スク-ルの先生か図書館司書になるものだと思っていた。そんなことも昔あったけど、関心が強くなってきた。一番、今欲しい資格と言えば、「司書」である。最近の読書から、「図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける」という本がある。図書館ってどんな場所なのか、どういうことができるのか、いろんなことができますよってことだけど、図書館と言えども、僕が使うところはどうしても大学図書館になる。しかし、活用の仕方で情報の集積はかなりのことができる。それ故、興味深い場所であり、ここにいるときも心地よく過ごせる。一度、じっくり司書関連は勉強したいものであるし、一度働いてもみたい場所だ。これだけの施設を無料で使える(有料もあるけれど)のに、活用しないのはもったいない。ネット時代でも図書館は必要である。