脳梁

コロナ下での指定管理者制度

いろいろと影響が・・・

指定管理者制度が導入されてからだいぶ経つ。図書館を民間の企業が運営、公園を民間企業が運営だとか、聞いたことはないだろうか。公の施設を運営するのに、コストのダウンを図りながら、民間の知恵で集客を見込むといったシナリオ。公から民へ動きの中で、パブリックビジネスに参画する企業も多くなった。現在のコロナ時代、自粛自粛で指定管理者も運営できないので、返還する動きもでてきた。返還とは、運営がままならないので、補助金を返すので、運営を辞めさせてくれというもの。結構あるようだ。それはそうだ、密はダメだということだから、集客できないんだから、売上も立たないわけで、がんじがらめの状況が続いているようだ。なかなか厳しい世の中だ。運営会社は、本業のシナジー効果やパブリシティーなど、メリットもあるが、逆に指定管理業務が足かせになっていることもあるようだから、また難しいところ。それにしても、考えも変えていかないといけないものだと思う出来事である。あなたの住む市町村にもこうした事例は出てくるのではないか(出ているかもしれないが)

 

商標侵害

困ったもんです

ベジアイスを開発し、10年経つが、毎年のように商標侵害を受ける。大手会社、中堅会社、農家などいろいろ。昨日、高知県の会社が商標侵害が発覚し、動いている。規格外野菜をつかって、農業支援する。その一環で作ったのが「ベジアイス」。一年以上かけて、商標登録をし、時間をかけて取得した、思い入れも深い。たぶん知らなかったのだろうし、悪気はないんだろうが、なぜ、商標とか法令順守にかかわる点を軽視するのだろうか。不思議で仕方ない。ベジアイスの商標を使いたいのなら、正式に申し込んだらどうかと思う。大手企業も侵害あるし、今回はふるさと納税にも掲載されている。市町村は調べないのか。またふるさと納税のサイト運営者は管理しないのだろうか。またヤフーや楽天・・、こういう大手サイトにも普通に掲載している。今、コロナ下でいろいろあるが、商標侵害とは別の問題。やはりルールはルール。今のところ、警告はしたが、まだ対応の回答がない。どういう風に回答が返ってくるのか、答えは風に吹かれている。

おかしいことはおかしい!

今日から学校やるってよ

僕の住んでいる広島県。まさかの普通登校。さすがに休ませた。学校の勉強はできる先生方かもしれないが、社会常識はあるのか?ほんとそう思わざる得ない。人の命はなんだ、自己責任で片付けるのか。今回のコロナは人命を脅かす脅威である。日に日に感染が拡大し、死亡者も増えている。ブログを書いている現在、まだ緊急事態宣言もない。緊急事態宣言が出たからと言って、日本の法律では拘束力は薄いかもしれないが、さすがにこんな時期に学校やりますってことは言わないのではないか。義務教育を受けさせないのは、親の責任か。だとすれば、喜んで僕が責任取るよ。子供の命が大切だから。勉強?オンラインでやったらどう?これまでの自粛はなんだったのか。3密の極致ともいえる学校空間で、今は不安を生み出す装置でしかない。もう少し待て!もう少し考えてくれ。民意とどうもずれる気がする。もう黙っていられない。

酒まつり雑感

天候も荒れた中

増税後、初のイベント。東広島市の大イベント、酒まつりが今年も無事終わりました。今年も台風の影響で電車がストップしたり、1日目は風が強かったりと、開催も危ぶまれました。日本各地での被害が多い中、個人的には祭り気分ではなかったですが、すべて自粛となれば、さらに経済も悪くなるし、元気も出ない。そんな意味でひとまずこれはこれでよかったのかなと思うところです。さて、今年の雑感ですが、消費増税の影響はあると思います。軒並み、露店も値上げが見られ、お客様も値段を見てという慎重さの伺えました。今どきというか、キャッシュレス対応している店もあり、露店の在り方も変わってきている気がします。また露店をみると、こういうのがあるわとか、こういうのなくなったなとか歩くと、いろんな気づきがあります。その気づきがやはり商売の目につながり、行動につながる。露店で学ぶことは多いなとつくづく思うものです。それにしても、消費増税・・・、どうなんかな?現場の肌感覚を僕は大切にしたいと思いますよ。

私見卓見

企業は農業で障害者雇用を!

今日の日経新聞、経済教室(私見卓見)の記事で、農福連携、農業に障害者雇用を!といった内容が掲載された。自由に読者が投稿や寄稿を通じて、参考になる意見を掲載するようだが、よくいわれる農福連携。記事にもあるが、農業の雇用生み出すばかりか、障害者にとってのリハビリ効果も期待される。企業の側からすると、人手不足の解消(解消まではいかなくても緩和)も大きく、積極的に活用を通じ、双方のよりよい社会関係を生み出せるのではないか。農福連携はここ10年で言われ始め、具体的に取り組んできている企業も増えている。社会にはいろんな役割があり、貢献できる。企業がこうした取り組みを推進できる仕組み(補助はあるが)や意識改革が必要であろう。

 

千葉にて

 

地磁気逆転地層

先日の千葉で養老川地域田渕の地磁気逆転地層を見に行った。約77万年前に起こり、「チバニアン」という地質区分として、国の天然記念物にもなっている。昨日、たまたまニュースで流れていたので、僕の記録がてらブログへ書こう思った次第である。千葉市の市原市にあるが、やはり車で行くのがいいだろう。最寄り駅は養老渓谷駅だったと思うが、かなり離れており、レンタサイクルで行くにせよ、結構な距離がある。幸い、行った日は観光客が少なく、天候にも恵まれた。雨の日は足元が大変だろうと思う。地層に関しては僕が詳しくないので、ああそうなんだということに帰結するが、この地層は、イタリア半島の南部と房総半島の南部だけだそうで、大変珍しいもののようだ。これから多くの人が訪れることになるだろうか。タイムリーな時期に見させていただいたと思う。

商売は厳しい?

久しぶりの市内短期出店

御好意に甘えて、広島市内の金座街、本通りでサザエスタイルをやっている。市内の居酒屋さんと2店舗構成であるが、なかなか売れない。人通りは確かに多いが、食べ歩きというような感じでもない。しかも、アイスクリームに関しては、近くに長年あるジェラートショップがあるなど、環境は厳しい。敢えて価格帯はそのショップさんより高くし、違う顧客層を狙っているが、ベジアイスが思ったように出ない。お客様が戸惑うのはわかるが、財布が固い。売り方もあるし、マーケティングもある。商品構成、質、いろんな問題はあろう。なかなか厳しいものである。どこかで常設店舗の復活を考えているが、いつもうまくいかないのが世の常。市内はほんといつ振りだろうというくらい、記憶にない。5年は出ていないのではなかろうか。日お客様の声を束ねて、次に活かしたい。明日の5日までやっている。ブロッコリーアイスなんかおいしいと思うけどな・・・・。

長い連休の1コマ

地域活性化の一つの在り方

意外にもはじめて鳥取県の境港へ行った。こうした観光地は何かと勉強にもなるし、見るところもあるので、できるだけ行きたいと思っている。今回は連休ということもあって、水木しげるロード に行ってみた。漫画もテレビで放映されているのもあるが、子供も知っているし、喜んだ。今ある商店街をうまくゲゲゲの鬼太郎というアニメを使い、統一的に観光地化しているが、たぶん鬼太郎がなければ、かなりすたれた地方の一都市になっているに違いない。アニメを使った町では、葛飾に行ったことがある。こち亀の聖地とも言える場所だ。両者を比較すると、葛飾はもっと色濃く両さんをアピールして集客してもいいと思う。地方には地方の、都会には都会のいいところがある。アニメを街に注入し、盛り上げていく。こうした取り組みも参考になる一例と思う。

今年の春の催事

 

今年の園芸祭り

平成最後の園芸祭りの露店に出ました。今年初です。今年はえらい寒くほんとアイスクリームが全く売れず仕舞いでした。この園芸祭りは、苗木の販売のほか、野菜の収穫体験や家庭菜園の相談など、いろんな年齢層に楽しめるようなイベントで、フード出店者のわれわれもこの催事は結構いいなと思い、参加しています。今年の一コマは、3人の子供たちの大根の収穫体験。立派な大根を引き抜いて帰ってきました。常々、こうした体験をすることは子供にとって、重要だと考えています。また、露店のお手伝いもしてくれていますが、とにかくいろんな場でいろんな経験。ステレオタイプにならずということ。そう思っています。閑話休題。露店でブースに立つと、消費者の動向や消費の在り方がよくわかります。年に数えてみると、8回程度、出店してますが、天候だけではなく、どうも景気の減退を感じました。ほんと消費税上げるの?って感じですが、だいぶ心配ですね。商売を何等かしている人は、露店の店頭に立つのはおすすめします。3あまりプライドを高くしない、上から見ない。それ大切です。僕も露店に立ってから角がだいぶ取れましたよ。そして人が見えてきます。

 

クラウドファンディング再考

資金調達?商品プロモーション?

久しぶりにクラウドファンデングの組成支援をしている。クラウドファンディングの普及が著しいのは喜ばしいことかもしれないが、どうも違う方向に普及が進んでいるような気がしてならない。多くの事業者が活用している購入型といわれるクラウドファンディング。これは通信販売であり、経済的な価値と社会的な価値の双方を追求した投資とは異なっている。小口の現金を集め、その地域や社会で抱える課題を不特定多数の投資家から出資を通じて解決していく。その出資は、事業への共感や応援といった面ではいいのだが、事業者にとっては資金調達の位置づけよりも商品プロモーションの位置づけで考える方が好ましいと思える。購入型であれば、事業者自身が縁故者へ募集を多くはしているようだが、その徒労感も耳にする。課題を解決していくために、今すぐ必要とされないお金で、共感・応援したい事業者と「こころ」を共にする。時流に乗るのも大切だが、もう一度、クラウドファンディングに関して考える時期にも差し掛かっている。僕も2011年くらいからかかわっているが、クラウドファンディングの有用性はありつつも、なぜクラウドファンディングなのかという深堀と、そもそもクラウドファンディングとは何かというところに、立ち戻る必要があるように思う。