脳梁

オリンピックの是非

日本のおもてなし

開催まであと2か月。本当にやるのかどうか、オリンピック。政府は何があってもやりたいようだ。感染予防を万全にする。しかし、緊急事態で飲食店は休業などの措置。アルコール・消毒・パーテーションなど整備を擁して、予防ではないというのか。飲食業をいじめすぎである。今は家庭や職場での感染が拡大していることから、現状とのずれは否めないし、コロナ感染拡大の今、オリンピック開催の大義はあるのだろうか。オリンピック協会の正体が明らかになり、今後、オリンピック自体を開催する意義や意味も問われるだろうし、もう中止だけではなく辞めた方がいいとも思う。日本のおもてなしは、コロナ感染拡大というプレゼントになるか。皮肉でしかない。

1億5千円の使途、ゆくえ

私は関係ない?

広島県のみならず、日本中にも大きな衝撃を与えている河井問題。先日、二階幹事長は、1億5千円について関係がないというコメントを受け、広島県連の方も怒りのコメントが出ていた。のらりくらりうやむやにしようとしているのか知らないが、説明をきちんとしないと、広島の自民党を他の都道府県の選挙より厳しい結果が出ると思う。今回、参議院選挙でも自民党支持者も結構な割合で、立憲に投票したという人が多かった。今回、もらった地方議員もけじめをつけない、党本部もけじめをつけない、誰もけじめがないということから、政治不信より自民党不信への目が強くなっている気がする。悪いことが起こった場合、すぐに動き、間違っていたら謝罪する。後手になるほどいいことはない。政治に広島基準たるものができそうで、県民としては不本意である。どのように動くのか、見ものではある。

広島参議院再選挙で思うこと

有権者の判断

あさってになるが、河井問題を受けた広島参議院の再選挙。世論調査では野党が優勢のようである。客観的に見ても、今回は野党に軍配が上がるだろう。まずもって、資金提供を受けた政治家が今なお自分のポストにしがみつき、辞任をしない。本来であれば、県連が除名、除籍をする措置はすべきだろうし、政治家自身は「自ら」辞めて、再度、それでも政治へという話であれば、再選挙に臨むべきである。公人としての自覚のなさもあるし、政党自身の甘さが露呈している。今回は自民党支持者でも野党に票を投じる人が多いようだ。広島の民度が問われる選挙、結果はどうなるだろうか?見ものである。

過日の話

今日という日

会計事務所にいる身では、確定申告の最終日はほっとする。かなり根詰めた、この数か月を過ごしているからだ。特にコロナで延長になったので、疲れは相当なものである。果実の話であるが、よくあることだが、選挙の出馬という話がきた。正直、8年前の一勝負に負け、そう未練もない。何度も書いてきたけど、お金を配ろうが何があろうが、それも含めた民意の結果が選挙であって、その審判で出た答えは神聖なものであるというのが僕の考えだからだ。だからもう政治家の道は僕にはない。これをひっくり返すには、それだけ熱くなるものがないと僕の岩も動かないだろう。その岩は動かないが・・・。ただこれは思ったことであるが、閉塞感は半端ないんだろう。僕はアクションを起こす方なので、何らかの化学反応はある。いいも悪いも。現状を打開する特効薬は、僕ではない。その依頼者が頑張ることだと思っている。僕は経済界あるいは教育界で、新しい自分が動き始めている。そこに人生をコミットして生きたいと思う今日この頃。

明日への仕掛け

YouTubeとラジオの連携

明日より広島FM でリニューアルする「農業のカルチベート」が始まる。今回はYouTubeが先行し、ラジオがフォローという番組構成で、広島FM でもはじめての取り組みとなる。過去に日本放送とライブドアが企業買収の一軒があったが、視覚と視聴をどう組みあせたメディアの在り方をもう15年も前に提起され、実際にはじめてみると、新たな可能性も感じる。当時の議論は確実に時代の要請を受けて、変化している気もしている。それにしても、これからこの番組を通じて、どう化学変化を起こすのか。楽しみである。どこかで面白いモノ・コト・ヒトに出会えるのか、自分自身も期待している。YouTubeもラジオもぜひ視聴していただければと思う次第。

9年前の今日

当たって砕けろ!

9年前に県知事室に訪問した際の写真である。まだやせており、若い。当時の蔵田東広島市長のアテンドで訪問が実現したのだが、広島県の地域イベントをさらに発展形にする。それを東広島市バックアップのもと、やっていこうとした提言をした。湯崎知事も賛同し、部署への指示をだされたものの、イベント自体がなくなってしまった。職員は動かず、どうも内々で決めていたのか、自分たちの「我」を通した形になった。直接、蔵田前市長も部署への直電話もしてくださり、趣旨からいろいろ話し、湯崎知事も承諾も得た事案であっただけに、実現できなかったのはとても残念であった。できれていれば、今なお続く、地域イベントになった(コロナ時期は無理だが)に違いない。今思うと、こういう機会もないので、いい経験をさせていただいた、懐かしい話である。人生に攻めていたころの話。40歳中盤になり、小さくまとまった感があるが、「ギラギラ」とした何かを取り戻せるようにしなければと思う、雑感。

身勝手な「私」

一般人の見方

現在、自分の住まいの海田町は選挙戦が行われている。コロナ渦であるので、いろいろ難しい面はあると思う。自分が候補者の時は自分が必死であるので、そこまで思わないことだが、選挙カーでの騒音はかなり迷惑な行為である。普通にうるさい。確かに知名度を上げることは必要であるので、候補者からすれば必要であるのはわかるが、それでもねえという感じ。選挙など政治にかかわらない、また無関心になってしまったのもあって、こうした心境になっている。よく出馬してほしいといわれることもあるが、社会課題をどうしても解決していくとか、地域をよくするとかということを「政治」という場でやるということに興味がなくなり、「経済」の場で変えていくこと。こちらに思いがシフトしているので、関わりさえあまり持とうとも思わない。静かに見守るということか。一度は政治を志した身であるが、今のように素直な気持ちを吐露すると、やはり身勝手な「私」というのは偽りなく本当であろう。候補者には頑張って悔いのない戦いはしてほしいと思うが、個人演説会(オンラインも含め)など、選挙戦のあり方を考え直す時期にも来てないだろうか?お金もかかるし・・・。

選挙について

もう8年が経過している

過去に住んでいる町の選挙に出たことがある。自分自身ではトップ当選するだろうと思っていたが、そう甘くない。落選。たった一人しか落ちない選挙で負けた。今でも選挙に出てくれと言われることがある。河井問題があってから、殊更声が大きくなってきたが、結論的には選挙には出ない。過去のブログでも記載した通り、8年前に審判を受けたので、僕をもっと必要としてくれる場所で、社会貢献はしたいと思っている。選挙に負けたことは今ではよかったように思う。野心もかなりあったが、民意で負けたんだから、民意で選んだ人を支援してあげてほしい。お金をもらった人を支援したのかもしれない。それも自分で投じた1票。これは紛れもない事実である。統一地方選が近づいているが、僕は出ないので公言をしておきたい。すべての候補者に敬意を払う。ぜひ悔いのない戦いをしてほしい、そしてよりよい社会の実現のために、働いていただきたい。

今年のイベント

どうなるコロナ2年目

先日、フラワーフェスティバルのイベント開催をするとの発表があった。宇品の花火大会や宮島の花火大会など、軒並み中止が発表される中、5月にあるイベントを考えると、チャレンジングな決断だと思う。規模はパレードなどは見送るようであるが、果たしてどうなるのか。事を動かさないと始まらないのも事実、しかし、これだけの規模で人が動くとなると、ワクチンなどまだ未整備(準備不足)の中、どうなのかというのは考えるところである。出展者の立場からすると、ビジネスのことも考える。だから出るのか知れないし、これまた微妙である。イベントは早めに出店依頼があるので、そのときの状況が予想できないのもある。そろそろ今年のイベントも話が来る時期だ。周りの方とも相談したい。

ファンド組成

注目のファンド

パートナーをやっているミュージックセキュリティーズのファンドの中で、今回、しなの鉄道のファンド が募集している(写真はしなの鉄道ではありません)。息子の影響もあって、鉄道はどうも気になる。気になるとはいえ、このファンドの中身である。観光列車のろくもんで知られているしなの鉄道であるが、今回、鉄道車両の購入費を集めるファンドを組成するようだ。特典をみても、鉄道ファンにはたまらないのではないか。鉄道のファンドは組成しやすいと思う。たぶん乗車数を割り出して、料金を計算し、収支計算しているものと思うが、鉄道車両もSDGSのことなど環境に配慮したものを念頭に置くと、さらに費用もかさむと思われる。しかし、僕から見てもいいファンド組成と思っている。是非、参画したいと考えている。