
忙しいなあと思う
とにかく1日が早い。すぐに昼が来て、夕方が来る、そして夜、そして寝る。翌朝という感じで何をやって、何が成果なのかもよくわからないが、走馬灯のように時間が過ぎる。これが充実しているのかどうか、それもよくわからないが、とにかく忙しい気はする。確かにあれやこれやしている。あれやこれや。何か化けそうな気もするしと思えば、いっちょやってみるかと思うし。優先順位をつけながら進めないとと思うし、一つ終われば2つやることが増えているもするし・・・。まあいろいろだなと思いつつ、毎日が過ぎる。

論文以外に得るものはない
読めばわかるとある学者に言われたことがあるが、僕もそう思う。学会に行こうが、そう得るものはない。なので、そんな時間があるならば、文献を多く読んだ方が効率も良い。久しぶりに星野先生の文献を読んだ。学生時代はあまり合った方の先生ではなかったが、自分の成長もあるのか、素直に読めた。文章的には特徴的な文体であるが、会計学をしっかり向き合う姿勢が見て取れる。簿記の軽視という考えだったところは今でも会計観が合わないが、財務会計のルールや理論と向き合う点は参考になることが多い。残念ながら、数年前に亡くなられて、もう議論することもない。ただ残された論文から学ぶことも多いというのは、学術的に功績があるともいえる。

慶應義塾に戻る
先日、読んだ友岡賛先生の著書「会計学を索ねて」の最後の言葉は以下のとおりである。
慶應義塾は早くからして封建的な師弟関係を排斥した。もとより、この塾に師承伝受などのあるべき筈はない(高橋誠一郎)
どきっとした終わり方で本が終わるので、先生にもびっくりしたという話もしたが、慶應義塾という場所はそうなのかもしれないと思う。塾員として見ると、こういうことだったのかと思う。学部では分野違うし、接点もない。だから師弟関係よりも独立自尊の精神というか、その人だけに扉は開かれている。そんな気がしてならない一説である。本題の中身も会計学面白いが、最後にこの言葉で締めるセンスも素晴らしい。

久しぶりの電話から
お世話になっている方から久しぶりの電話から、最近、一緒することが多くなった。そのときに話になったとある焼肉店で一杯やることになったわけだが、その方もうまいと好評の味である。僕の動きも活発になりつつある。何か「変化」が必要だと感じているからであり、その「変化」は新しい「価値」を創造していくんだろうなと思うのだが、そんな予感満載である。時間的に余裕がないのはないが、それでもこうして時間と空間を共有すると、接近してくる。そう思うと、今しかないと思えて仕方ない。