岸保宏

ある秋の日

子ども時間

長女が思い出したかのように、交通公園に行きたいと言う。もう少し小さい時に連れて行ってあげればよかったと思うのだが、ゴーカートに久しぶりに乗りたかったんだろう。小さい頃に親に連れて行ってもらった記憶がある。それは苦いもので、アクセルとブレーキを間違え、ゴーカートに衝突して怒られたのである。それしか記憶にない。ほんとに小さな公園で、ゴーカートの他、遊具も多少あるが、小学校の中学年になると少し幼稚ではあると思える。それでもこうして子供とどこかに行くのも終わりが近づいているのはわかる。だからこの時間を大切に親としては噛みしめたいと思う次第である。

蕎麦の作付面積

作付面積20年で1.5倍

輸入が高騰し、国内需要も高まることで、そばの作付が増えているとのこと。コメに代わる転作作物で蕎麦を栽培、背景にあるのは国の生産調整があり、1971年からはじまった減反政策が2018年に廃止されたが、国は転作を推し進める。離農も手伝って、作付が全体では増えていても、不安要素もある。国の転作助成、水田活用の直接交付支払金は5年に一度の水張が条件であり代わりの畑地化助成も交付は5年限りということで先行きが怪しい。つまり継続的に栽培を増やすことも懸念材料としてある。需要は増えても供給できないという構図が生まれ、さてこれをどうするのかと思うところ。農業に魅力をというが、現実的に農業を職業にと飛び込むには考える。僕もそう。かかわりはあっても農家にはなれない。その技量も能力も資金もすべて備わっていない。何より将来が見通せないのが大きな要因ではないかと思うのである。

義理の妹と

成長を感じる

職場のある東広島に義理の妹が転職した。ということでランチをしようと食べに行ったが、大人になったなとうれしく思ったものだ。前向き発言をするようになった。そして自分ときちんと向き合い、誠実に一生懸命、かつ感謝の気持ちが聞けた。まだ知り合った頃は高校生であり、幼い子供であった。こうすればいいのに思うこともしばしばあったが、なぜこれをしないとすべきなのか、過去を紐解いてみた。遠回りだったかもしれないが、新しい人生を切り開いて行ける気がした。しっかり頑張るんだぞ!そんな思いでエールを送った。今はいいが、これからいろいろあるが、初心忘るべからず。それでもいいランチ時間でよかったなと思う所感。

自転車罰則

改正道交法にて

自転車走行中の携帯電話使用、いわゆる「ながら運転」と酒気帯び運転に罰則を新設。これが今月からである。携帯電話が普及は事故の増発を生んでいる模様。罰則も厳しくなっているようであるが、これは本当に危ないので、罰則強化はいいのではないかと思う。そもそも何かをしながら何かをやるという二刀流は集中力にも欠ける。まあその二刀流は日常生活でもすることはある。勉強しながら音楽を聴く。パソコンで事務作業しながら電話する・・・・。しかし、していいものと悪いものがあるわけで、罰則ばかり強化というのは好きではないが、本件に関しては大賛成。

士業とAI

仕事はなくなるのか

とある司法書士と話をしたときに、なるほどと感心した。AIにとって代わり、士業はなくなると言う話である。こういう話はよく出る話だが、こういう意見もあると。「みんな責任をとりたくないから、人に任せるのよ」という。確かに責任問題が出る場合、逃げる人の方が多いのではないか。そう誰かのせいにする、誰かに頼る、そう考えると、仕事はあるんだよと言う。それも一理ある。士業の領域は確かに専門性もある。インターネットの発達でかなり調べてはくるものの、すべてがそうかと言えば、法改正もしかり、ついてこれているのかという判断はある。そう考えると、お金かかっても人は任せるのかなと思う。高い安いはあるけれど、この話は腑に落ちるなとお聞きした。

岡山グルメ

グルメにぶらぶら

毎週、岡山へ講義に行っているので、ランチは岡山になる。新幹線の構内にもあるが、倉敷が本社のここ、ふるいち。たまに食べたくなる。しょうがが効いたぶっかけうどん。岡山のソウルフードの一つである。岡山のうどんやさん、ここにもよく寄る。およべ。香川が近いのもあるのかもしれないが、岡山のうどんは美味いなと思う。うどんはなにせ提供時間が早いので、次の行動に移りやすい。ランチでもよく食べているように思う。昨日、少し書いたけど、夜はあまり出ないので、ランチくらいは出たい。外の風を感じたい。まあそんなこんなで岡山でも楽しむ僕で会った。

「慶應」という場所

良くも悪くも「ここ」にある

卒業してからも図書館が使えたり、萬來舍を利用できたりとありがたいものである。この2つは特に重宝される。図書館利用は特にありがたい。やはり蔵書も違うし、勝手もわかる。とても便利。萬來舍は塾員と教職員だけが使えるので、特別感もある。それ以上に話がしやすく、落ち着いたサロン。お酒も飲める。こんないい場所が広島にも欲しいもので、ないのよね。そういう場所。東京にいれば、よく使っているような気がする。大学キャンパスの中にこのような素晴らしい施設があるというのは、本当にありがたい。環境も人を作るような気がする。

若い夫婦の頑張り

美味しく頂きました

夜にお酒を飲みに出歩かなくなった。多少は行くけれど、ほんと行くのが億劫。少しいろんなところで元気?っていくのがいいのだろうが、忙しいのもあってご無沙汰続き。若い頃から縁があるスクリップさん。今回、オードブルをやるというので頼んでみた。酒が飲みたくなったので、飲んでしまう。美味しく頂いた。若い頃から店主夫婦は商才があるというか、お客目線もいいところをみている。そして地道にコツコツ頑張っている。平成生まれとと仕事をするようになったのかと我に返った過去。もう僕より立派に経営している。春夏秋冬でやってみたいという。常日頃ではなく、こういう「特別感」は必要ではないか。今日は家庭の食卓に花が咲く。

友達は多くない

年々交際域も狭まるのか

僕自身、友達という類は非常に少ない方である。さらに50代になると、交友も少なくなると聞く。確かに日常が忙しいので、それどころではない。また時間が空くと人は会いにくい。そう考えるとだんだん人づきあい自体が減ってしまう。だけどもそれが寂しいのかと言われればそうでもない。自分で少しは楽しめることもあるし、人ばかりといると疲れるので、それはそれでと思うもの。やはり人付き合いはあまりよい方ではないんだろうなと。そう友達と言えども、本当の意味で気軽に付き合えるのは少ないかもしれない。なんか絞られてきつつあるなと感じるし、もう人付き合いを広げていこうとも思わない。年齢がそうさせるのかとも思ったりと考えるもの。そうやって人は老いていき、思い出に浸るのかとふと思うものだ。

一攫千金だ!

人生はそんなに甘くない

東京の友人が中山競馬場はどう?という。東京競馬場で天皇賞があるではないか、中山競馬場は行ったことないし、行ってみようと。馬が走っていないからやはり寂しいものはあるが、あの一体感はやはりいい。馬に集中して、馬券を見る。どうだ!勝てるか・・・、馬連にしたよ、負けた。1位は当たっていたけれども。まあそんなものである。たまたま千葉方面にいたこともあって、こういう場に恵まれた。やはり東京は面白い。動いていればなにかある。あぶく銭が多少あればなあと思ったけど、ダメだった。