岸保宏

独身と既婚

ないものねだり

独身の人で結婚をした人がいる。逆に既婚の人で独身の方が思う人がいる。僕の時々は独身の方がいいのではと思うことはあるし、既婚者はそう思ったことはあるだろう。独身の人はそのまま独身がいいと思う人もいれば、結婚したいと思う人もいるだろうし、一長一短である。独身の頃に結婚というのはやはり想像できない世界である。同棲というだけならまだしも子どもという新しい生命が誕生すると、生活はがらっと変わる。結果的にはなるようにしかならないというか、時の流れに身を任せということかもしれないが、まあ僕もどちらがよかったのかはよくわからない。計算するものではないが、もし計算すると、結婚をしている今の方が充実しているし、プラスなのではないかと思う。皆さんはどうでしょう?

今日の2枚

小さいころの息子

息子が小さいころ、遊んでいた途中に、そのままこの格好で寝てしまったときの写真である。来年、息子も中学生になるが、一足早いスマホデビューを先日したので、「今日の2枚」と銘打ち、lineにいろいろ写真を送っている(迷惑みたいだが・・・・)。時の経過は早くこの時期が懐かしい。娘がそのあと2人もできるなんて思いもしなかったが、子育てと言えどもはじめてで、手探りでやっていた毎日。子育ては大変なところはあるが、やはり楽しい。まあ世の中、いろいろあるけど、前へ。ともに頑張っていきましょう!今日のスタートです。

授業雑感

考える力

共通テストの振り替えで岡山に講義へ。だいたい正月明けまでにレポートを学生に提出させる。1年生のレポートだから、出来不出来もあるが、まず「出来ない自分と向き合う」こと。孤独のレッスンと言えば、格好がいいかもしれないが、そんな格闘を望み、そこから出た言葉に期待している。しかしながら、語彙力、教養の低下を年々感じる。つまり論理だの、思考だのと言う前に、その素養がないため、ファンダメンタルなところが欠けているから、前へ進まない。詰め込み教育がということも言われるが、ドリル的に漢字や単語、計算などの訓練が必要ではないかと思う。今どきの大学生を見ると、自分の子供が受けている教育、親から子への教育など考えること、満載なのである。大学は論文を書きに行くところだと僕は思っているので、レポートを通じて、思うこともたくさんある。さて、採点という仕事が僕には待っているな~。

青春の証

ボールに込めた夢

先日より評議員になったこともあり、この話をお聞きした(普段ならそういう話を聞いても、気にもとめないだろう)。広島国際学院の高等学校のサッカー部が全国大会で健闘、ベスト16!よく頑張りました。非OBでもあるし、特に愛校心が強い学校なだけに、関係者はひとしおであろう。ほんと強豪校に勝ち、全国の舞台で躍動できたのは、今後の人生でもいいことではなかろうか。早速学校に県大会の優勝旗をはじめ、飾ってあったので、ぱしゃり!いいニュースであろう。サッカー部の皆さん、ほんとよく頑張ったと思います。

1日リフレッシュ

日常にアクセントを

少し気分を変えようと思い、日帰りで高知へ。今回は完全狙い撃ちで日曜日の朝市をまず堪能する、久しぶりに高知城、桂浜に行くという段取りを組んで朝早くから出発。家族では6年ぶりになる。長男は覚えているところもあるが、下の子はほとんど覚えていないようだ。写真を見て、言ったと言う事実は確認しても、実感がないんだから、仕方ないと言えば仕方ないが・・・。今回、アップデートしただろう。高知と言えば、やはり飲みたいものだ。だけど今日は日帰りだからできなかったけど、日常の1日ががらっと変わる。そんな1日を過ごすのもいいものだ。明日は忙しいぞ!今日だけ完全オフである。

 

今年の一杯

一人で一息

今年は一人で飲みに行く機会が増えるのではないかと思う。誰かがいなければ、何も動けないというようにならないようにもしたいと思っている。よくよく考えなくても、家庭があったり、自分の予定があったり、人の予定に左右されるようになるからである。一人キャンプとかまではいかなくても、一人旅なんかもいいかもしれないとか・・・。いずれにしてもオンとオフをどう調和させるのか。場末の酒場で少しの一杯がああ~おいしい。

あの風景

他人ごとではない

正月からバットニュースが続く。昨年、行った輪島の朝市。ここは被災しており、あの街並み、風景はがらっと一変しているようだ。能登半島を1周まわったが、かなりのところがあの日、見た風景とは異なっているんだろうと思う。そして今は冬。北陸の寒さが続く中、被災の避難所での生活も大変であろうというのは十分、想像つく。正直、今、広島に住む僕ができることは、募金をしてあげるくらいである。今、被災地に行ってもただの邪魔になるだろうし、本当に不足しているものがわからないのにモノを送って、同じものだけがたくさんあって困るだろうし。早く日常に戻れるように、一日でも早い復興を願ってやまない。昨年、訪れただけに格段に悲しい気持ちで一杯である。もう日本のどこでも地震はあるだろし、決して他人ごとではない。やはり今年は波乱である。

長い正月休みも今日で終わり

休みの最終日

今日から仕事スタートの人が多いか、あるいは今年は連休と続くので、明日も休んで週明けからになるのか、こんな感じで2024年の仕事始めになっているのではと思う。今年は石川の地震から航空機事故など、大波乱のスタートで何かきな臭い感じがする年はじめとなっている。不穏しかないと思うが、それでも前へと気持ちを切り替えていく必要もあろう。冬の休みはどうもバタバタして、どこかへ行こうというようにはならない。そういう余裕もないのかもしれない。僕も思ったより、何もできなかった印象で、日々コツコツこなさないといけないなと思う次第。英気を養って、明日よりスタート。静かなスタートを望んだが、社会がどうも混沌としているのが、再三だがきな臭い、不穏だなと思うが・・・・。

初詣

今年を願う

例年なら少し初詣は遅いが、今年は早めとなった。今年に関しては、やること満載の1年なので、祈りたい気持ちもたくさんあるし、それ以上に自分自身が頑張っていかないといけないと気持ちを新たにするものである。正月休みはどこか行こうにも忙しいのが常で、家周辺ということが多いが、なぜこんなに年始はあわただしいのかとも思うものだ。頭の中にあれやこれやあるが、整頓しながら2024を進めないと。ひとまず初詣は今年も無事に済ませました。

情熱なしになしうるすべては、無価値であるー2024年開幕ー

今年は年男、2024年辰年

昨日、ふっと思い立って読み直そうと読んだのが、マックスウェーバーで「職業としての学問」。この有名な名言をタイトルを引用して、今年の呼吸を始める。今年は昨年よりさらに苦しい一年になる気がしている。かといって臆することもないが、「静か」に「内に秘めた」闘志で立ち向かうことにする。キャリア理論で、「トランジション」という概念がある。転機や転換、変化や移行といった意味で、「個人の成長は、不安経験をよりポジティブな要素に変化させる点から始まる」と考えたプロセスであり、従来の個人を見つめ直し、自己のなかに消化して新たなキャリアステージに向けて準備する段階を、「トランジション」と位置づけた。そんな時期に差し掛かった年なんだろうと思う。人間を動かす原動力が二つあるとすれば、一つは「ビション」や「夢」、もう一つは「不安や恐怖」あるいは「劣等感」といってもいいと思うが、僕は後者の「不安や恐怖」あるいは「劣等感」というエネルギーで自分を奮い立たせている。だからこそ、今年はその後者のエネルギーから前者へ変わっていけるように、準備をしたい。ぐわっと鮮やかに派手に力強く昇る「龍」は勇ましいが、この「トランジション」を感じる今の局面は、そんな心境の中、思いを強くする。

再び、「情熱なしになしうるすべては、無価値である(マックス・ウェーバー)」。

「氷のような情熱」ーこれもまたマックス・ウェーバーであるが、そんな心構えで!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2024年 正月関係なく騒がしい子供がいる自宅にて

岸保 宏