目標がない
博士号を取得してから、学術面はだらっとした感じがある。糸の切れ凧状態。査読を増やすとかそういう類ではなく、明確な目標、これまで博士号をとるんだといったようなものがやはり自分のやる気のスイッチを入れるのは必要だろう。さて、久しぶり広島大学の図書館に行き、図書を借りた。外部の人間にはコロナ渦、なかなか入館にも厳戒態勢である。まあ大変なもんだ。かなり古い書籍で買いたいと思っていたが、ないので借りることにした。書庫に所蔵されていたのだが、パラパラと読んでみると、勉強になりそうだし、興味深かった。研究をはじめると、時間が欲しくなる。日常の仕事をやめたくなる。研究に入ると、集中する。ということは教員になっても、授業がうっとおしくなるんだろう。
見えない学生へ
久しぶりに大学の講義をした。オンラインなので、見えない学生へ向けての講義はほんと疲れる。内容も学生にとっては少し難しかったようだが、学生のレベルもわからないこともあって難しい選択だった。また1コマ完結となると、あれもこれも話したいフルコースゼミになることから、詰め込みすぎかもしれない。これからもオンラインは多いのかなと思う。今まで考えてみると、会計学よりも周辺の学問の講義が多い。今日は中山間地域のことであり、ある意味、話せる幅は多い気がする。何事も経験だ、それにしても、異様な疲れがある。年齢もあるのかしらないが、パワーを抜き取られたような感じである。
動くことで展開は変わる
地上という雑誌に、廣島農人の取り組みが掲載された。農業にまつわるラジオ特集で、広島FMに移籍したときにすぐに連絡をいただいた。世の中がコロナで沈んでいるときに動いていると、目立つものである。そして社会的意義があれば、メディアも取り上げてくれるケースもある。今回のパターンである。批判する人はいるだろうが、批判する評論家ではないし、その人を相手にしている暇はない。実務者・実践者として、示していくことでしかやりようがないのである。少しずつ廣島農人も形になり、新しい展開が出るだろう。いい記事にまとまっているので、読んでいただけると甚大である。
改めて中山間地域について考える
来月になるが、久しぶりに大学の講義の機会を頂戴した。題目は中山間地域についてである。かなり幅広い範囲のものになるが、一見簡単なようで、難しい内容と思う。難しいというのは話す側として、90分完結型でまとめていかなければならないが、それだけにどこまでの情報量を織り込むのか、ここは考えどころである。基本、農業系が専門になるので、その話をしたいと思っているが、買い物弱者の問題や医療福祉など、生きていればたくさん問題はあるものだ。やはりこんなことも知っておいてほしいとか、思うもので、気負いすぎなところはあるが、それだけ思うところはある。何故か会計系では話はこないが、それだけ幅があれば、また声もかけてくれるところも増えるだろう。ある程度は受けようと思うが、ある程度でとも思う。それは、期待に応えられなければ、失礼だからだ。今年はじめて講義もオンライン・・・、悲しいスタートになるが、まあ仕方ないのかとも思う。
今回は僕の番
廣島農人でもyoutube→生ラジオという流れで、番組編成をしていますが、昨日、僕が出た回 がUPされました。東広島の時には電話で遠くの人とつなげることができましたが、YouTubeになると、スタジオに入れる方をお呼びしないと、番組構成上難しいと思っています。今回は、農業と地域連携というテーマで、竹原市の吉名で活躍されている、有田さんとセッションしました。半農半X的な生き方をどう考えていくのか、いい学びをいただいた気がします。人の人生を追体験、想像しながら、自分の活力にできればと思います。ぜひ、ご視聴していただければと思っています。
GW中に仕上げる
博士論文以来、やる気が出ないのが大きかったし、コロナで実業を動かそうと努力していたので、学問の大休憩をしていたが、書評論文を書こうと思い切り、執筆中。先日も話したとおりであるが、8割くらい書けた。もう少しである。普通に論文を書くより難しいかもしれないと感じた。人の論文をじっくり読む機会ではいいのかもしれないが、何かに問題意識をもって、仮説を立て、検証する作業と、書評になると、その人の問題意識を知り、検証がどうなのか、そもそも仮説の立て方が違うのかなど、考えるが、やはり論理の導出の中で、「足りない部分」、説明が欲しい部分に目が行くような気がする。自分のことは棚に上げて、あれこれいうのも性格が悪い気がするが、学問ってそんなもんである。もう少し頑張ろう。あと2日だ、長期休みも。
視覚と聴覚
広島FMでのコーナー「農業のカルチベート」。今回はスタジオへ行きました。YouTubeは鈴光さんが先行で収録放送。生ラジオでは、鈴光さんは電話で登場。僕はスタジオという構成で進め、前回のYouTube番組を振り返る。ラジオが終えると、次のYouTube番組を収録し、次回、僕は電話で登場という運び。このペースにも時期に慣れるだろうと思っている。農業を発信するということをどのように考え、伝えていくのか、未だ試行錯誤であるが、何等か反応が出始めてきているのも感じる。つまり続けることによって、生まれる産物なのである。批判や文句を並べる人、評論家ではないから、実践者として闊歩したい。今日は新たな方も紹介いただいたので、その方にもどこかで登場していただきたいと考えている。新たなつながりから生まれる明日を楽しみに生きたいと思う。
農業の資格
農業の資格たるものは非常に少ない気がする。日本農業検定、農業簿記検定…、いろいろはあるんだろうが、知らない。農家からまた知らない資格があるというのを聞いた。農薬適正使用アドバイザー。農薬のあれこれ学べるらしい。半日の講習と試験で認定される模様。世の中知らないことだらけだ。この資格をとったからといって何かなるとは思わないが、少し学ぶにはいい。食品衛生責任者のときも講習は苦痛であったが、こういうときでないと学ぶ機会もないと思えば、それも貴重なことかもしれない。コロナで昨年はなかったようである。さて今年はどうなるのかわからないが、こういうものもあるんだなと思う出来事であった。
YouTubeとラジオの連携
明日より広島FM でリニューアルする「農業のカルチベート」が始まる。今回はYouTubeが先行し、ラジオがフォローという番組構成で、広島FM でもはじめての取り組みとなる。過去に日本放送とライブドアが企業買収の一軒があったが、視覚と視聴をどう組みあせたメディアの在り方をもう15年も前に提起され、実際にはじめてみると、新たな可能性も感じる。当時の議論は確実に時代の要請を受けて、変化している気もしている。それにしても、これからこの番組を通じて、どう化学変化を起こすのか。楽しみである。どこかで面白いモノ・コト・ヒトに出会えるのか、自分自身も期待している。YouTubeもラジオもぜひ視聴していただければと思う次第。
農業の発信源
いよいよ広島FMへ。CM撮りで息子を連れてスタジオへ。東広島FM のときとは随分勝手が違う。ステージが明らかに違う。リスナーからのアクションも大きいようだし、広がりに期待している。今回の企図としては、①メンバーの鈴光ファームの進捗報告(成功モデルを作っていきたい)、②発信と受信、農業への提言や主張、あるいは教養という知識拡充、③農業ネットワークの構築からの新ビジネス展開、といったところへ進めていければいいと思っている。新しいカルチベートに期待。4月15日、10時15分頃にコーナーがあります。