右脳

お礼参りと懇親

なかなか動けずで

実務上でも博士号でもお世話になったTさんと久しぶりに懇親した。三原に住んでいるというので、たこ料理専門店蔵へ。農業が専門なので、昔の話から今の話までたくさんさせていただいた。広島の集落法人の考察するにあたり、大変有益なお話もいただいていたので、勉強もよくさせていただいた。広島県の農政をどう動かし、支援がありうるのか。またTさんが博士号ももっている人なので、学術的な観点からも十分な涵養を得ている。そう考えると、実務も学術にも人に恵まれた。決して自分だけの力ではない。コロナでなかなかお礼参りができないが、まずはお礼を言えた。おいしいたこを食べながら、いい時間を過ごせたと思う。また懇親したい。

集まれる場所で

井戸端会議

あるプロジェクトを始めるにあたり、打ち合わせを兼ねて食事をしようということになった。コロナ感染拡大が続く中、どうかとも思うのも思ったが、遅い時間からの集まりもあって、一杯やりながらという話になった。さあどのお店に行こうかといろいろ考えた挙句、事務所で持ち寄ってと言う話になった。イカを釣ってきたからイカを持ってくる、農家から野菜を小分けしていただく、豆腐屋から豆腐を・・・と集めていくと、豪華な食事会になった。もちろんいい話もできた。邪魔されることなく、我々の時間を十分に満喫し、気づけば5時間くらい井戸端会議。お店で飲み食いしていたら、すごくお金はかかっていたと思う。これからの時代は、「場」をどこに持ち、「場」を提供する。そこに「人」が集い、「情報」が集積する。密になるので、今時期は考えるところも当然あるが、再三、言ってきたようにホームパーティーの時代。持ち寄れば、またとない食事会になる。ちなみに写真は、農家さんから小分けいただいたとれたてのアスパラガス。規格外ではあるが、水洗い、焼いてそのままもしくは塩でという感じで食した。贅沢なパーティーであろう。とあるプロジェクトはそう遠くない時期に進んでいく。知の総合芸術というか、いい発信ができると思う。

 

農家も大変だ

天候不順の影響

毎年、この時期になると、とうもろこし農家に行く。週末に行こうとしたが、この天候不順で早めの方がいいとのことで訪問させていただいた。日照りのなさ、雨が続くことによる農作業の遅れなど、いろんな作物に影響を及ぼしている。ニュースでも取り上げられているが、野菜の高騰はすさまじいものである。倍以上の価格になっているものもある。カット野菜の会社などは高騰した野菜はもちろん野菜が集まらないということもあるようだ。飲食店の仕入れも心配、食卓にも影響大。農業も天候に左右されるので、露地栽培のものなんかはやはり怖いなと思う次第。少し農家も回って話を伺っていきたいと思う。

農業簿記検定

検定試験について

達成度や自分の評価、あるいは基準ということを図る上で、資格というのは重要な役割を示す。数年前より、農業簿記検定という民間資格がはじめられた。農業の法人化や企業化ということで、農業簿記を1・2・3級とわけ、考査するものだ。民間資格なので、国家資格と違い、取ったからといってどうこうなるものではない。ある程度の知識や素養を示すものでしかない。農業簿記検定に関しては、6次産業化を認定する場合、総合化事業計画を策定するわけであるが、その時の評価点にするなど、建設業経理士のような役割や評点を与えることでインセンティブを与えたらどうか思う。建設業経理士は1・2級を持っている人には会社の評点が上がるような仕組みがあれば、もっと普及するのではないかと思う。検定試験も作る方も受ける方も考えることは多そうだ。農業会計に携わるものとしては、やはり普及してほしいと願うものだ。

 

論理を学ぶ

論理力を磨く

大学の話を頼まれて、あれこれと思うことがあるが、雑談とも雑談でもない中に、ここで挙げられているような話を織り交ぜようと思っている。昔、この書籍が出たときに勉強させていただいた。最初は図書館で借りていたのだが、あまりにもいい書籍だったので、改めて書籍を購入した。論文を書く身としては、パラパラと読み返してもふっと思い返すことが多い。改めて読み直す必要性はあるにせよ、せっかく話をするんだから、ちょっと役立つことも少しお話しできればと思う。かねがね思うことは、大学で単発で話をしても90分程度できっかけしか与えることができない。何か興味を持ってもらえれば何よりで、その話ができるのかどうかは僕の能力にかかる。

 

何を話そうか

大学もリモート

毎年、何度か大学で講義させていただいている。今年も依頼をいただいたが、経営学の中で自由に話してほしいと。農業関係にしようと思っているが、株式会社とか普通の話の方が学生には食いつきやすいかもしれないが、どんな話をしようか、悩みどころ。今回は、リモートでの依頼でなかなか難度が高い。知った教員に聞くと、なかなか大変らしい。その準備もさることながら、どうしよう?去年はクラウドファンディングの話をしたが、違う話がいいなと思っている。もう少しなめなめ考えてみよう。まあちょこちょこ話がき始めたな・・・。

 

久しぶりのラジオ出演

ブログを見たようで・・

東京FMさんから出演の依頼をいただき、昨日、収録を済ませました。みらい図鑑という番組ですが、毎週土曜日に5分番組があります。ベジアイスにご興味をいただいたようで、未来に残したいヒト・コト・モノなどを取り上げているようです。編集はあるのですが、2、30分しっかりとベジアイスのことや農業のこと、話ししました。ベジアイスをはじめて、10年目ですが、ようやく時代がついてきた気がします。若さゆえの粗削りな自分ではありましたが、ベジアイスを通じて、いろんな出会いがありました。改めて月の流れと僕らの思いを確認することもできました。東京FMさんもよく僕らを見つけてくれました。今後ともよろしくお願いいたします。ちなみに7月4日土曜日、13時55分から14時まで。この日に取り上げられます。感謝しかございません。

農業簿記再考

やはり気になるもので・・・

久しぶりに農業簿記関連の書籍を手に入れた。なかなかレアな書籍と思う。この書籍は、全国の農家の記録や帳表をまとめており、貴重な資料と言える。時々、日本の古本屋 で見るようにしており、やはり農業会計はこれからも何等かでかかわっていく分野であろう。それにしても、農業会計は独立した分野としては弱い。大学の公募をみても、それは感じる。衰退の一途である。博士号で一区切りした分野でもあるが、いったん少し離れることで違う目も出てくるかもしれない。ぼちぼち再稼働も必要であろうと思う今日この頃。

 

集落営農法人の在り方も変わる

知識のアップデート

農業の税理士と言えば、森剛一先生が思い浮かぶが、この本も10年ぶりの改定になるようだ。前回のも持っているが、内容はかなり変わった気がする。今回は消費税の改正も大きいが、2階建ての法人化を突っ込んでいる。前回も書かれているが、そこまではと僕も思っていたが、具体的にこの策は考えていかないといけなくなるように思う。やはり農業補助金が減り、米価も低くなっている(コロナの影響で米価は高くなると予想しているが・・)。とすると、集落営農法人も生き残りをかける必要がある。ただし、制度もあるが、やはり「ヒト」の問題、担い手不足の解消をどうするのかにある。農業に未来があるのかないのか、今のような国難時にはやはり食料を自国で100%確保できる。自給率を上げること。もう少し本腰を入れるべきだろう。話は戻すと、集落営農法人の関係者には、読んだほうがいい必読書。僕も結構参考になった。

 

約15年ぶりに

インターネットの力

約15年ぶりに電話をいただいたが、インターネットをみて、講演をして欲しいとの依頼があった。こんなことを今しているんですねと言われたが、確かに15年前の僕からは想像もつかない領域に僕の活動範囲が広がっている。中身はアフターコロナを見据えて、農と食の最前線を語るといったものだが、ありがたく受諾することにした。昔話もたくさんした。時に流れは早いものだ。僕も40代にもなっているし、まだ20代の駆け出しで出会っているんだから、面白いものである。今年はコロナもあって、大学の講義も呼ばれることはないかもしれないが、年に数回、こうして話ができる機会があれば、僕も活力になる。突然の再会に驚きもあるが、真面目に生きていればチャンスも来る。ピンチはチャンス!頑張ろうと思う。