
コンセプトの辞書
大学院時代からお世話になっている谷口正和先生の新書であるが、毎回、新刊が出るたびに謹呈をいただく。感謝の気持ちでいっぱいである。今回の新刊は、自らの著書を振り返り、整理されたものである。コンセプトの辞書と言っていい。時代の変化を感性的に整理しつつ、新たな価値を見出すデザイン力。圧倒的である。まずこうしてその時その時で、著書にしてまとめ、世に提示して、深化する、進化する。その連続的な営みがこうしたものを可能にする。今の時代、ブログやSNS などアピールできる場は多様にあるが、書籍の良さというのは見出し、タイトルから想起されるアイデアがある。また立ち止まって読み直すこともできる。何度も読んだ本もこの中にはあるが、またもう一度読み直そうと思うものも多々。おすすめの書籍なので、手に取って読んでほしい。
 | ライフデザインブックス/ジャパンライフデザインシステムズ 発売日 : 2021-12-12 |

ニッチなところで戦う
お勧めされて、読んだ本。マーケティングのあり方はやはり大切だなと思うが、マーケティングを教えれる人がいるようでいない。実務でも重宝される存在と思える。簡単に言えば、レッドオーシャンの市場ではなく、ブルーオーシャンの市場で勝負する。この点、当たり前であるようで、この市場の発掘や発見は難しいものである。読みやすい本なので、読んでみるといい。ある程度、タイトルをみたり、目次を見ると、だいたい書いてあるだろうことはわかる。しかし、その中身に一個でも新しい知見があるのなら、それはそれでいいことと思っている。読書はあまり分野に偏らず、違う分野も読みながら、複眼的に、複合的な視点を獲得できるようにと思っている。

知識のインストール
過去の蓄積もどこかで廃れる。日々、知識や経験をアップデートをして努力を続けないといけない。書籍だけはあれこれ買い込むが、なかなか読める時間が少ないというのも事実。今回はこの教材で学習中。事例があれこれ掲載されているのだが、やはり会計学が専門となると、経営系のものを読むのが少ないのだろう。懐かしいなと思うようなことも多く、やはり触れていかないといけないと再確認している。どの類でも、入門書はどのような専門性を持った人でも振り返るように読むといい。基礎・基本を点検できるし、初心者を教える・伝えることにも役に立つ。半分くらいなので、もう少し読み進めてみたい。

HOW TO 本
こういう類の基本書になるものはときどき読むようにしている。やはり自分でいいと思ってしまう独りよがりな部分を払しょくするためと、そうだったのかと思うこと、気づくことがあるからでお勧めである。たまたま文章の書き方を紹介しているが、世の中にある出来事、なんでもこういうことはある。僕の場合、論文を書くことは一つのタスクだから、気になることは多い。文章が長くなり、主語と述語の関係が変になることが多く、できるだけ一つの文章を短くというのは意識しているが、どうしても長くなっているのが現状である。故にいつでも謙虚な姿勢で基本に戻ることを忘れないようにという戒めが必要なのだ。

未来の農業はどうなるのか
読書。たくさん書籍を買うが、全部読めているかといえばそうではない。そのまま背表紙をみて、棚へ並ぶだけの書籍もある。また興味関心があるときに読み始めるという本もある。この本も1年くらいは塩漬けになっていた書籍で、気になって読んでみた。腰巻にあるように。農家半減でも生産性は倍増、フードバリューチェンが変えていくのだろうか?みんな農業に可能性を感じ、参入する人もいるが、なかなかそう思うようなシナリオで事業ができているのかといえばそうではないのではないか。これからの10年、日本農業はどう進むのだろうか。一つの提言として、受け止めたい。

授業はいらない
近年、塾産業は非常に気になっており、できるなら事業をやってみたいと思うビジネスだ。子育て世代にいるのもあるが、大学教育にかかわっている自分の環境も大きく影響を及ぼしているように思う。様々な塾があるが、特に気になっているのは武田塾。近年、すごい伸びている塾であり、授業をしないのが特徴。参考書をベースに完璧に仕上げていくロードマップを示し、学習者自らが履修する。勉強する環境を作るということになるのか、これまでの三大予備校がやってきた映像授業などのスタイルとは一線を画す。自分がそこで学んでいないので、わからない部分はあるが、塾業界でここまで伸びているのはニーズと実績と伴っているわけで、注目をしている。少子化の流れはあるが、それでも一部はビジネスとして残る。どこに活路があるのか、考える事例であり、やってみたいと思うところでもある。

宮沢賢治の言葉
2月にラジオにも出ていただいた絵本作家の澤口たまみさんの新刊をようやく読むことができた。宮沢賢治の作品から30のおはなしから、植物や生き物に焦点をあてて、平易に解説を施している。SDGSなど環境問題を大きく取り上げられる今、賢治の言葉からどういうメッセージを受け取るのか。自然との共生を人間はどう図り、どう生きていくのかを示唆してくれる。言葉のチカラを改めて捉えなおすとともに、宮沢賢治と向き合うことのなかった自分にいい刺激となった。僕の場合、文学から農業はどうなのかということから澤口さんと接点を持つことができたが、読み直す(僕ははじめてのことが多いが)機会に、この書籍から読んでみるのはどうだろうか?

酔いが回れば、経済も回る
本はとかく気になるものがあれば、基本購入している。そういう買い方をするので、とかく本は溜まり、どんどん増える一方。制御すればいいものの・・・。最近、気になって買った本。お酒の作り方から、ビール、日本酒などなど蘊蓄が書いてある。とても面白い!本を読む時間も限られているので、実務的・学術的に役立つ本ばかり読みがちであるが、このキャッチコピーとタイトルに惹かれたものだ。やはりいろんなことを学ぶのは必要だし、心のゆとりもできる。久しぶりにいい本に出くわした。紹介をしておこう。

再読
本の整理をしている際に、改めて手に取った。せっかくなので、読み直した。息子の電車好きがあるので、興味深く購入した本である。実際、本で書かれているように、鉄道は認知スキルは高まるのではないかと思う。早くから地理も覚えたし、漢字を覚えたり、いいことの方が多いのではないかと思う。息子に関しては、わからないことは図書館で本を借りたりする、インターネットで調べるなど、探求心も多い。その点は尊敬すべきところである。電車を育児の導入するにしても、その子に関心・興味があるのかどうかは大きいと思う。うちでいえば、結果論。娘は息子にはつられているところはあるが、鉄道への関心はそうでもない。人それぞれか。平易に書かれていて、育児世代には面白いと思うので、ぜひ読んでいただきたいと思う。

最近の読書
読書をするのもかなり鈍化している。時間がなかなかない。それでも読んでいないことはない。ネギ農家から紹介されたのがこの本。よく売れている書籍のようだ。素人から農家へ転身し、体験をもとに農業と向き合って、農業ビジネスで考えたことを述べられている。表現は違えど、共感することや、こう伝えればより人に伝わるのではないかなと思うことなど、勉強になった。読みやすい本なので、ぜひ手に取ってほしいと思う。6次産業のことも書かれているが、6次産業の違和感は全くその通り。僕もかつて6次産業の支援をしていたが、結局のところ、成功例が少ない。レッドオーシャンの世界には新たな敵がいるものだ。取り組み自体は否定はしないが、かなりの戦略や覚悟など用意すべきだろう。僕には6次産業を支援し、成功させるだけの能力はない。ただ自分の持つ領域や器の中で勝負していくことを考えていこうとする支援、伴走はできると思う。ここに活路があるような気がしてならない。今日の読書から紹介をしておきたい。