左脳

色紙が届く

有難いことに

ご縁のある石破茂総理から直筆の色紙が届きました。さすがに総理大臣になられているため、お目にかかることは難しいですが、こうしてわずかなつながりがあることでさえ、やはりありがたい。家に持って帰ると、子供たちも驚き。あんまりこうしたことはないだろうから、貴重なものです。政治が混とんとしているので、これからどうなるかわかりませんが、石破カラーを発揮して、自分の理念に合う政治を進めてほしいと思います。そんなこんなGW前の驚きの出来事。

習慣化する頭脳

最高の結果を出す

この手の書籍は読みたくなる。効率的に成果を出す人は何か勉強法においても優れたものがあり、ヒントがあるのではないかと思うからだ。概ねどの人も同じようなことは書いているが、やはり書き方、伝え方ひとつで響くものもあったり、届かないものもあったりする。ノウハウはあるにせよ、勉強する癖、習慣化することはとても大事だと思う、この手の本ばかり読んで、受験にしても資格にしても取り組まないと損である。僕もいろいろ思うこともあるが、自分に得意技を作るには、何かのキャリアが必要になる。

 

入門の入門

最初の一歩

放送大学は素晴らしい。何か学術的に「?」があると、導入の勉強に適したテキストがあることが多い。入り口を探すときには、結構、放送大学テキストを探す。その上、テレビやラジオで勉強もできるので、よくわからない場合はそれに頼ることができる。少し法律を学びたいと思い、手掛かりを探した。法律は読むが、本当にその読み方、解釈でいいのかと思うこともあるので、一度体系的に学びたいと思っていた。非常によく整理されたテキストで、これはいい。そんなこんなで法律も少し勉強しているのだが、やはり新しいことを知るのである。ああ、浅学の自分を思い知る。

 

かしこい人生計画の立て方

1割引説

会計学がご専門の榊原先生の著書。新刊をフォローしているわけではないが、見かけると購入して読んでいる。50歳も近くなってきているので、数字の呪縛が結構あって、50歳というワードは敏感である。株式投資の話であるが、52-57頁に人生計画の妙手として、1割引説と題し、まとめている。たとえば、50代の10年間を生き方を考えるのは、50歳の1割引の45歳前後のタイミングであるというように、1割引いた年齢で人生を考えることである。確かに平等なはずの時間だが、歳をとるにつれてとにかく早いのである。なので、1割引くらいの年齢で先の人生を考えるのはいいのではないか。人生設計における「投資」をどうするのか、テクニカルなことも含めてご興味ある方は読んでみるといいのでは?

 

図書館

予算のせいか・・・・

大学の図書館は利用させていただいていて、入館証も作っているのだが、県立広島大学の図書館開館カレンダーをみると、かなり短縮しているではないか。通常時は夜の9時半まで空いたし、授業のない平日でも夜8時半まで空いていたのに、今年から19時が最長である。仕事終わりに寄ってお勉強というのがこの大学では難しくなった。僕は元来、同じ場所で勉強ができないタイプなので、あちこち違う場所に移動しながらやるタイプ。今日は広島大学、明日は県立広島大学、明後日はどこどこの喫茶店という風に。一つ僕の行き場がなくなったのはかなり痛手である。予算が削られているかもしれないが、一般より学生にもっと利用できるようにしてあげてほしいものですが、今どきの学生はそう勉強しないのかなと思いつつも。

ココロを育てる

人文科学の軽視

社会人になって思うことは、教養のあるなしの大きさを感じることがある。人間の幅、薄さを露呈することになるし、人の深みを感じなくなる。すべて勉強ができる、できないという視座で判断するつもりはないが、やはりわかるものである。この本は国語の可能性の模索をしているが、国語によって、人の心を育てる。すなわち、想像力を育てることになろうかと思う。それがあまりにも軽視されている今、心の余裕やゆとり(ゆとり教育は反対)が少しは必要ではないかと思う。

 

読書

当分読めなかった書籍

書店で長らく平積みになっている書籍であるが、読みたいなと思いながら読めなかった。自己啓発本はある程度のサイトで読んだ方がいいと思う。それは生きる上でヒントになるし、振り返りにもなるからである。この本は「移動」することで、人生を変えていく方法を示しているが、僕も移動する方である。しかし、住まいは移動していないので、ここは違う。家族を持たないと移動の方がいいと思っている。すべてをいったんオールリセットできるし、変なしがらみもなくなる。兼好法師の言う仮の住まいというのもわからなくもない。違う場所に身を起きて、人生を考える、考えながら動くことも必要。近年は静的に生きてきたので、動的に生きる。ようやく動き始めてきた。年度末、今日で終わり。

 

 

供託金について

上げるべきか下げるべきか

非常に興味深いニュースである。選挙における供託金を引き上げたらどうかという提案。現在、国政選挙で300万円の供託金がかかるが、それを10倍にした3000万円にして、候補者の乱立の見られる現象をなくし、選挙の質を高めようというもの。もし3000万円にしたらお金持ちしか出らればくなるので、これもどうかという意見もあるが、一考の余地はある。ただし国政選挙や都や府や県の知事選挙に限るとし、地方議会は定員割れもあるのだから、これは考えもの。3000万円までいかなくても、1000万円くらいはとも思う。僕が出た選挙は町村なので、供託金はなかった。あっても出ていただろうが、この頃は今のような混沌とした選挙ではなかった。時代も変わってきているし、公職選挙法は見直すべきであろう。そうそう、湯茶しか選挙事務所はダメである。珈琲はダメ。僕はきちんと守っていたが、だあだあになってはいないか?

手形と小切手の廃止

時代の流れか

企業間の決済手段として広く利用されてきた手形と小切手が、2026年度末で全て廃止される見通しだそうだ。簿記を学ぶにも手形は理解が難しい分野で、教える側になってもその気持ちはわかる。学生の顔が「??」というのがわかる。これこそ訓練の賜物である。実務でも小切手で報酬をくれる企業や倒産前に手形を切ったものをもらった経験もある(これは悪質であった経験であるが)。手形の歴史も長く、手形や小切手を知らない人がたくさん出るんだろうと思う。会計学者の端くれとしては、少し寂しいニュースかな。

さらば!熊本!

1人だけの博士

熊本学園の2024年度の博士取得者は僕一人。本来は行くことのない修了式。なんだかんだでほとんど学校に行っていないので、学校の勝手もわからず終わりました。理事長の講話で熊本学園の建学の話を聞いたとき、伝統ある学校であることを知り、いい学校を終了出来たなと思い、今回、参加してよかったと思いました。一人だけが博士を呼ばれ、壇上に上がる、学位記を授与していただけるのは、この上ないことであるなと思い、2年の時間の早さを改めて感じました。その後、師匠の佐藤先生と一杯。かなり飲んでしまいました。伴奏してくださった日々をたぞりながら、熊本の地を離れます。またきますね、ありがとうございました。