事業再構築
3次補正の目玉である事業再構築の補助金。この話は毎日のようにしている気がする。通常のものでも100万円から6000万円の補助が受けられる大型ものである。しかしながら、活用イメージをみると、「思い切った」事業再構築を支援といいながら、内容はそうでもない感じがする。たぶん殺到する案件になると思う。補助金などの申請は、通るに越したことはないが、事業の見直しという点で僕はいいと思っている。ただ経営者が書くべきで、それを専門家が添削する形がいい。人任せではやはり血液にならないからだ。経営環境はさらに厳しくなる。こうした前向きな補助金もぜひ活用をすすめたいと思う。
所有から使用へ
都心では企業ビルの売却が多いと聞く。広島の都心でもそんな話を耳にした。テレワークなど働き方も変わり、コロナで価値観も変わり、所有から使用という価値観の表れか。いや企業の資金繰りという解決策か、真贋はさておき、不動産の売却は続くのではないかと思う。不動産の購入者は誰か。外資系あるいは外国人など日系、日本人ではないケースが多そうだ。日本の不動産は有望なのか。不動産をどう捉えればいいのか。インフレに強いとか、生涯年金の位置づけなど個人の不動産は確かにそうだろう。企業ビルはどうか。これから地方へ人材が分散されるのなら、企業の抱える大きなビルはいらない。コワーキングスペースで十分といえるのではないか。不動産の所有も維持費もかかる。個人は相続も考える事案となる。生き方も含め、不動産は我々に問題提起しているような気がしてならない。
注目のファンド
パートナーをやっているミュージックセキュリティーズのファンドの中で、今回、しなの鉄道のファンド が募集している(写真はしなの鉄道ではありません)。息子の影響もあって、鉄道はどうも気になる。気になるとはいえ、このファンドの中身である。観光列車のろくもんで知られているしなの鉄道であるが、今回、鉄道車両の購入費を集めるファンドを組成するようだ。特典をみても、鉄道ファンにはたまらないのではないか。鉄道のファンドは組成しやすいと思う。たぶん乗車数を割り出して、料金を計算し、収支計算しているものと思うが、鉄道車両もSDGSのことなど環境に配慮したものを念頭に置くと、さらに費用もかさむと思われる。しかし、僕から見てもいいファンド組成と思っている。是非、参画したいと考えている。
消費者の使い方
電子マネーがさかんになって、さらにコロナ渦中では、非接触型ということで、利用は増えているように思う。職場の東広島でもペイペイ利用で、20%還元など消費喚起もある。キャンペーンごとにいろんな種類の電子マネーを使い分けることで、ポイント還元がいいものを利用するなど、消費者にとっては気になるところであろう。今日、がっかりしたことと言えば、東広島でランチをしたが、ペイペイで払おうとしたら、3000円からしか利用できないという。目立たないように記載しているが、入り口にはステッカーをはって、ペイペイが使えるとアナウンスしている。確かに資金還元に少し時間を要するが、これなら最初から利用しなかった。970円の昼食であったが、約200円戻ってくる。つまり、約800円でランチをしようと思い、はいったわけだが、この点裏切られた。消費喚起の意味が違う。これなら導入すべきではない。消費者も使い方を考えるのだから、少し考えてほしいものだ。飲食店の資金繰りが極めて厳しいのかもしれないが・・・。
N高校での投資体験
僕も大変注目している角川が経営するN高等学校。通信制の高校だが、みていても楽しそうだ。子供にも薦めたい学校である。部活で投資部たるものがあり、村上ファンドで有名な村上世彰氏が特別顧問した経験をつづった書籍が、画像の者である。村上財団から20万円支給し、実際の投資を経験するそうだ。非常に面白い取り組みである。本屋の平積みにすぐに手が伸びて、これから読もうと思っている。その一端は、プレジデントでも掲載されているので、読んでみるといい。お金は悪いものというかいいものとして捉えられないことが多い気がする。日本の金融教育は明らかに遅れているし、弱いところだと思う。N高等学校がこうした取り組みを取り入れたことも素晴らしいし、村上氏が投資を教えるという行為も素晴らしい。新しい取り組みが社会を変えていく。高校もそうだ。僕も通ってみたいと思うほど。学校というところにはやはりあまりいい思い出が僕にないので、何かワクワク感があるので、N高等学校は陰ながら応援している。高校生に教える投資の勉強をしてみようと思う。
毎月の会報
すべては毎月、読めないが、FPの冊子が届く。よくまとまったもので、FPにかかわる情報がふんだんに掲載されている。FPは独占業務はないが、広がりがある仕事だと思える。お金にまつわる道先 案内をしてくれる重要な役割と思う。何か悩みがあるときに、どこに相談していいかがわからないという人が多い。すべての事柄がワンストップで解決することは、なかなか難しい。ただこういう広い範囲で継続的に学ぶ体制がFPにはしっかりできており、自己研鑽にも役立つので、その道先案内という点では十分な素養があるように思う。どこでどうビジネスにつながるかはわからないが、人にはそれぞれ役割がある。それを全うしつつ、生きる道を模索したいと思う。FP系の雑誌はおすすめである。その時々のトレンドがうまく整理されている。
不動産賃貸業も事業です
まだ不動産価格は高い相場観はあるが、少しずつ値も崩れ始めている気がする。何分、売り物件がまだまだ少ないが、これから不動産を手放していく傾向はあるように思う。僕自身も不動産賃貸もしているが、この手の本は、ちょこちょこ読むようにしている。比較的多い投資をするにもかかわらず、不勉強な人は多い。僕も同じようなことが書かれていても、復習のつもりで読む。勉強する。不動産はインフレ時に強いなどメリットもあるが、当然にデメリットもある。しかし、何もやらなければ何もない。当然の帰結であるが、不動産を投資をし、お金の勉強をすることも大切な営みではないかと思う。税金もそうだし、投資効率もそうだし、登記なんかもそうだし・・・。一つの出来事で学ぶことは多い。この書籍は税理士さんが書かれた本であるが、節税なども書かれている。この類は多い部類の話であるが、いろいろ知識をインストールするといい。これから格安で不動産を得られることも出てくるように思う。有事に備えることだ。
これはこれで
給付金、助成金、補助金などこうした申請書類を何件お手伝いしただろうか。コロナになってから、結構な数を支援していただいた気がする。自分のところもなかなか書けぬまま、忙しい日常が過ぎる。補助金などは各事業者にとっては、自社を見直したり、新たな展開をするということを踏まえれば、是非チャレンジした方がいい。それも自分自身で。人に任せると能動的な思考にはなかなかおぼつかないように思う。あれこれ考え、検討すること、大切なことのように思う。それにしても、コロナ関係でたくさんの種類があり、頭もパンクしそうである。情報がついていかないのもある。こんな時期だから書式も簡素にしてほしいと思うところであるが、公金が出ることを考えれば致し方ないのかとも思わなくもない。昨日の記事ではないが、今、踏ん張りどころ。みんな歯を食いしばっていこう。
こういうのも知恵である
5年前にanaの旅行積立 をはじめて、このたび満期になる。ファイナンシャルプランニングもやはり考えるものだ。毎月、一定額を積み立てると、利子分もプレミアムがつき、旅行券が届くという仕組み。ANAではANAのものしか使えないが、子供が大きくなったときを思い、飛行機で旅行に連れて行ってやろうと思い積み立てた。コロナの時代になったので、今すぐにはちょっと動けないが、少し遠くにでも思う。想定していなかったのが、子供が3人になったことだ。当時は2人の子供、4人家族というつもりだったが、ここは想定外だが、まあわいわい楽しめるだろう。父ちゃんとしてはお金が多くかかるが、仕方ない。ライフプランの書籍か何かで読んで始めようと思ったのだが、旅行積立もいいのでは?僕はANAをやったが、いろいろあるので、調べてみるといいと思う。
継続して学ぶ
ファイナンシャルプランナーの継続単位もあるが、きんざいの通信教育 のシリーズのテキストがわかりやすいこともあり、結構利用している。ちょっと前に学習したのが、仮想通貨。金融の業界も激変しており、できるだけ広く浅くにはなるが、基本線だけということを思っている。仮想通貨もだいぶ普及された感はある。最初のころに投資した人はだいぶ儲かったとかいろいろ聞いたが、最近は聞かなくなった。仮想通貨の法律や税金、特に僕の仕事で言えば税金の方はだいぶ目を配るようになった。配るというかこの事案に出くわすことが出てきた。時代の流れになんとかついていくことと、仮想通貨にしてもそうだが、先日取り上げたキャッシュレスの動きはどうしても気になるところ。少しずつだが、継続的に知識をインストールしておきたい。