その他

母校愛のある人々

終わった昔のこと

僕はどこにも母校愛のない人である。卒業して、母校の校歌をみんなで歌うとか考えられない。その時間と空間は、絶対いたくない人である。そして大嫌いなのだ。だから基本、そういう集まりの類は行かない。それでも1度だけは行ったりしても、同様のことしか思わない。おそらくよくよく考えてみれば、いい思い出より悪い思い出の方が多い気がする。よかったなと思う学校もあるが、それでもいつまでも「過去」と遊んでいる余裕がない。振り返るほど、まだ老いてもない。常々思っていることだ。環境を変えたい、新しいことをやりたいなど、思うことがしばしばある中で、どうしても僕にとっての新鮮さを追い求める、求道的なものが大きい。その求道的な位置やそのときの環境がいいのだろう。過去はいつも美しい、そんな心境で生きられれば、どれほどいいだろう。大部分の人は、ときより思い出す母校が懐かしくもあるんだろう。それが僕にはない。これから新しい場所に属してもそういう心境は生まれないだろう。幸せなのか、不幸せなのかわからないが、ドリフトした人生しか生きられない。それでも新天地を新たに渇望している僕だが、そういう思考でしかない。こういう人がいても1人くらいはいいだろう。

 

やっぱりサラリ-マンがいい?

自営業か、サラリ-マンか?

過日、自営業とサラリ-マン、どちらがいい?という話になった。ある人はサラリ-マンがいいと。その人はサラリ-マンで上のキャリアまで上がり、定年退職をした人である。一定の報酬、権限、裁量と、退職金とで満喫したサラリ-マン生活だったようだ。ある人は自営業がやっぱりいいと。自分の裁量で、時間的拘束がなく、働けるという点のメリットを主張された。個人的には、社畜人生という人もいるが、サラリ-マンの方がいいのかなと思う。一定の給与がもらえ、潤沢な退職金は、なかなか自営業で獲得するのは難しい。また「ワークライフバランス」といった言葉は、自営業にはない。それはお金を稼ぐというのが優先されるからである。それだけ業も多い。時間的拘束がサラリ-マンは続くが、そうはいっても上の役職なれば、異なる立ち位置で仕事ができる。何となくサラリ-マンの方がいいなと思うが、僕の性格的に無理だろうから、あまり考えても仕方のないことだ。でも生き方によって、人生はだいぶ違う。心も持ちようか。答えはそれぞれにある。ないものねだりなのだ。

保険会社の対応

やり手の交渉術

とあることがあって、保険会社とのやりとりを続けている。保険は入るときはやさしいが、保険事故に合うとお金を渋る。こんなことはないだろうか?現在、交渉をしている会社名は伏せるが、出さないための交渉術は、参考になる。過去にも現在にも、保険会社の方とは付き合いはあるが、こうだったのではないかと考える。。全大阪市長の橋下徹氏の著書で、「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72」の中に、<一旦合意を得たうえで、前提条件を変えて、さらに踏み込む>という論法を記している。今回の事案も、<一旦、保険金は出ますよ>と安心させて、ひっくり返すということを再々、やってきた。これは、保険金の支払いをしないように、徹底した教育がマニュアル化され、社員に叩き込まれているんだなと感じた。過去、自身の経験上も思い返した際に、「あっそうかも」と思う節がある。保険事故はあわない方がいいけど、あった際に少しこのことを思い出すといいと思う。額面の言葉を信じず、文書化して記録に残す。これは本来は保険約款上に口頭でも記録に残さなければならない旨、書いてあるが、すべて信用してはいけない。徹底した構えで望まないと、保険会社に負けてしまう。保険会社は優秀である。今回、頭の良さと交渉術の熟知している相手だなと怖ささえ抱いている。少しだけ気に留めておくといいと思う。

相次ぐ地震

他人事には思えない

熊本を中心とした大規模地震は、未だ余震が続き、被災者の方も毎日、大変な生活を強いられていることと思います。熊本だけではなく、大分や宮崎などあまり報道をされない地域も甚大な被害があると思うのですが、海外でもエクアドルで大規模地震があり、何とも言えない心持です。地震に気をつけると言っても、どこでどう地震が起こりうるかわからない。そして、地震対策用に緊急のリックにまとめるにせよ、逃げるのが最優先でそれさえ持って出ることはできないのではないだろうかと、様々なことを考えます。死者も増え始め、どこで終わりなのかもわからず、被災者は不安いっぱいでしょう。また他地域でもいつ起こるかわからない。二次被害にならぬように、原発は止めるべきだろうと思います。どうも気がかりで仕方ない。

小口投資の可能性

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クラウドファンディング、資金の地産地消

僕もパートナ-をしている(株)ミュ-ジックセキュリティ-ズの記事を紹介する(出典:日本経済新聞2016.04.12 9面)。マイナス金利で運用商品に利回りが低下しているので、投資需要が見込めると判断し、銀行の提携が広がっているようだ。クラウドファンディングの投資家は、その事業を応援したいなど、投資によって利益を得たいという動機ではない。しかし、現況の経済状況では、利回り的に考えるということも視野に入るのか、いろんなことを考える記事であった。

タケノコを掘る

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タケノコを子供と掘る

できるだけ農業など体験するように、子育てをしている。単にスーパ-で並べられたものを買うという行為だけはなく、生産物はこうなっている、この人が一生懸命作っているとか、ちょっとしたことだけど、重要だなと思っている。こうやって、すぐに食べてみて、学ぶ。体験は大切だとしみじみ思う。

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5年目の結婚記念日

 

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 感謝の日々

4月4日、結婚記念日。親子5人でささやかにお祝いしました。早いものでもう5年経ちました。ほんと家族のおかげで元気に過ごさせてもらっています。また6年目が始まります。仲良く穏やかに、そして健康的に過ごしたいと思っています。

手作りの地域祭り~安芸高田市向原アートまつり~

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安芸高田市向原アートまつり

比較的早いときから、この祭りに参加させていただいている。ベジアイスの露店を通じて、安芸高田市の皆さんとの交流をさせていただいているが、今年は東広島市のイベントと重なり、出店できない。アート、音楽、フードとブロックが分かれており、出店者も自身でテントを持参し、販売している。ゆっくりとした川のせせらぎとともに時間が流れる。とても心地のいい時間だ。この祭りは地域の方が、行政をいれず、民間で地域活性化を目的として始めた祭りである。現在もその手作りはそのままに、民間主導の祭りで、他地域にもほんとに参考になるいい祭りだと思う。今年は4月24日日曜日に開催する。向原農村交流館やすらぎで毎年、開催される。今年は参加できず残念だけど、きっと盛況になるに違いない。来年は重ならないことを祈る。

 

 

敗戦記―17番目の男―(1)

2015年12月に寄稿した第1話である。本文にもあるように、世界的コンサルタントの大前研一さんの著書、敗戦記のタイトルを使わせていただきながら、体験談を語ることにした。記録と記憶の物語である。

 

プロローグ

 

思うところあって、20年前の著書『大前研一敗戦記』を読んだ。東京都知事選挙、参議院選挙における敗北から自身の学んだ体験を綴った本である。

この中で印象的なシーンがある。選挙応援をしてくれた加山雄三が、敗北後に「今日は黙って俺のことを聞け」と言って、大前に語ったという言葉である。少し長いが引用する。

「俺は選挙中、お前には何も言わなかった。あんなに一生懸命やっているのを見ると何も言えなかった。だけどね、あんた滑稽だよ」

「あんたの政策は素晴らしい。僕なんかが聞くとその通りだと思う。でも、あんたはまったく『底辺』の人々の心に触れていない。おまえさんの言うことはやっぱり『底辺』が唸るもんじゃねえ。ごく一部の知識人がなるほどと思うだけだ。僕は吉本興業にも、どこのプロダクションにも属してこなかった。それで35年間歌を歌って食べてきた。その意味では、大衆が何を考えているのか、自分が掴まなかったら、すぐに客がこなくなる。だから、あんたより大衆が考えていることには敏感だ」

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