岸保宏

仕事にて

少し走れば 銀世界

仕事にて、安芸太田町のあたりへ。広島市内から車で1時間も走ると、こんな風景になり、雪はまだまだ残っていた。公道は除雪してあるが、かなり積雪があったのだというのは容易に予想できる。コロナでなければ、スキー場もにぎわうんだろうなと思いつつ、何かにつけては「コロナ」と向き合う羽目になる。昨日の広島市内のみの緊急事態宣言もあったので、また影響が多分にあると思い、心配事は増える感じだ。ただ隣接している自分の住まいの海田町は対象外地域になるので、こうしたところのケアをどうするのか。政治が試されることになる。雪をみて、気持ちは晴れたのは束の間の出来事である。平穏無事な日々を早く過ごしたいものだ。

今年の動き方

オープンにしつつ

近年、情報公開というのは顕著な傾向である。SNS が発達した今、こうした流れも助長しているが、時はめまぐるしく動いているので、新しいことはインストールして、価値を創造する。そういう動きがいいのではないかと思う。もちろんそうはいっても、水面下で動くプロジェクトはプロジェクトで動くことにはなるが、タイトル通り、頭脳の「スキマ」に触れてもらえれば。今年の動きはこういうアクションの中、自分を振り返りながら、成長をさせたいと思う。自分が想定していないことも多くあるが、一つずつこなしていきたいと思うところだ。

 

活路はどこに

危機対応のまずさ

やはり話題はコロナか。政府の対応のまずさは目も当てられないが、昨日の会見で、ランチ会食も自粛ということが言われた。ここまでやるのなら、もうロックダウンでしょと思う。確かに会食は危険のリスクはあるが、これまで経済とあおりつつ、飲食店もなんとか活路を見出そうと夜営業が主のところもランチを導入するなどしてきた。テイクアウトもそうだ。めちゃくちゃである。それよりも模範的な会食の在り方を政治家が示したらどうか、動画などで流すのもいい。中途半端な対応をしてきた上、愚策も愚策だ。悪夢の民主党政権と言ってきた、THE 自民党というリーダーシップを見せてほしいものだ。思い切って一度バサッと止めるしか活路はないと思うが・・・。ただし休業と補償はセットになるので、まあまあまあという感じで矛を収めようとするのだろうか。

インテリはインテリ

 

あなたとは違う「私」

よく感じることがあるが、インテリの人はインテリとしか共有しない。自分はそのヒエラルキーの人間だから、あなたとは違うという区別。インテリの人はそれで幸せなんだから、そこの領域に入ろうとは思わないが、僕には哀れに見える。そこの領域にいると、幸せだったかどうかはわからないが、僕は区別をしないということをモットーに人とは接しているつもりだ。選挙で負けた経験はことさらその思考を加速させた。インテリも1票、市中の人も1票。同じなわけである。そして、自分の能力はあなたにはない。あなたの能力は自分にない。お互い尊重をして生きればいいと思うのだが・・・。最近よく思う日々雑感。

会計をどう教えるのか

最初で躓かないように

来年度から大学で非常勤ながら「会計学入門」という講座を受け持つことになった。前期、別の先生が教える簿記入門という講座を受けての後期のコマとなる。簿記であれば、簿記3級のテキストを題材に講義を展開をよくしているようであるが、資格予備校ではないし、大学という位置づけを考えると果たしてどうか。今回の僕の担当では、写真にあるテキストを使う。古い教科書になるが、他は色々見たがとんといいものがない。大学の先生方はどうやって会計を教えているのだろうか。不思議でいけない。これを下敷きに、補足を加え進める。この教科書は会計の基本のフレームワークの理解に適している。要点が書き込みで学べるようになっており、僕が見た中では一番いい教科書であると思う。今年は大学での本格的な教壇DEBUT という新たなステージが用意されたので、しっかりやっていかないと戒めている。会計の入門テキストはどこかで執筆する必要性があるような気がする。

 

緊急事態宣言再び

遅き判断

コロナ拡大がすごくなった。さすがにこの数字が現実に出てくると、インパクトがある。さまざまに影響は及ぼすが、一度、しっかり止めるしかないのではないかと思う。さて、今日の日本農業新聞、一面。農畜産物の価格のグラフ。コロナ渦中の値動きがわかる。家庭消費にシフトされている今、どうなるだろう。いろいろ懸念があり、心配ごとが多い。

出会いも突然に

新しい出会い

ラジオを続けていると、新しい出会いもある。農業をいろんな側面から見ていく中で、農業と文学というテーマをやってみたくなり、その際に浮かんだのは、宮沢賢治である。宮沢賢治の言葉から今に生きる農業を考えてみる。面白いテーマと思える。たまたま澤口さんと繋げていただいて、2月になるが出演していただけることになった。岩手に在住の絵本作家である。宮沢賢治の郷である岩手県とつながるのも、こうしたラジオの機会は大きいのではないかと思える。新しい動きをしたとき、批判する人は多いが、自分自身で創り出す力、エンジンは持っている人は少ない。批判している人は「コト」を起こさず、大過なく過ごすんだから、この人たちの基準ではそれはその人の最適解なんだろう。僕は人生面白くいきたいから、やっぱりこういう機会があるから、生きる刺激になる気がする。少し楽しみな出来事だったので、記録したい。

 

年賀状について

年賀状じまい

インターネットが進んだ時代。SNSなどネット社会が普及していることもあり、年賀状というのが衰退の一途である。年に1度の事なので、ご無沙汰も兼ねてというところであるが、年末という時期を考えると、時間に余裕がない。今年はコメントさえ書くことができなかった。ただ出すだけである。本格的に年賀状じまいを考える時期に来たかもしれない。丁寧にあいさつをしたいところであるが、特に年末年始はバタつく。暑中見舞いの時期の方がまだ時間がとりやすい。年配の方からすると、どうだろう?と思うところもある。また来年、同じ時期に考えるんだろうなと思う、日々雑感である。

謹呈本より

 

管理会計とは?

県立広島大学の足立洋先生より謹呈本を頂いた。共同研究もやったこともある。なかなか忙しくなって、ジョイントできないが、足立先生には研究の方法という観点で僕には影響は大きかった。最初が論文ではぐらついてしまうようで、その点、手続き面は参考になるものばかりだった。博士論文でも迷惑をかけた一人である。そういう思いでもあって、目次をみてぱらっと見たときに、4章に目が行ってしまった。過去に紀要等で取り上げられた論文もあったので、改めて読むこととしたい。それにしても、一つの書籍を書き上げるのは大変な作業である。書いたからと言って読んでいただける方はどれだけいるのか、埋没する書籍もたくさんある。しかし、学術書は古くなってもどこかで役立つ気がする。学者の世界では。管理会計の方に寄り気味の自分であるが、足立先生にご指導をいただきながら、研鑽したい。年下であるが、能力的には雲泥の差がある。僕のこれまでの努力不足と言えよう。閑話休題。管理会計を学ぶ方には目を通して欲しい一冊である。

 

ネギの収穫

初体験

ラジオの出演のお礼も兼ねて、延び延びにもなっていたネギの収穫のお手伝いをした。農業をやっていて思ったことは、ストレスがない、体力がないから疲れる。それと同時にナイジェリアの留学生と仕事をしたが、よく働く。つまり日本人より戦力になるのは間違いない。よく働く、よく動く。彼らともいろいろ話をした。日本で起業したいということも言っていた。日本は希望のある国なのだろうか。それにしても、農業は手がかかる。スマート農業とかかっこいい言葉では済まされない。逐一、手が取られる感じがした。儲かる農業?ほんとどうやればいいんだろうと思うが、生産計画の大切さは痛感した。また機会があれば、農業のお手伝いをしたいと思う。ただ戦力には僕はならないだろう。