メールと携帯電話
つくづく思うことに携帯電話とメールの存在は、確かに便利ではあるが、このものがあるおかげで仕事が増えているというのは間違いない気がする。この前はメールを返すだけで1時間くらいかかった。携帯電話も自分の都合でかけるものはいいにしても、着信で妨害される。自分の都合でかけるということは相手に取れば、着信で妨害しているに他ならない。メールはCCやBCCというもので、共有することがいいときもあるが、目を通すだけでも時間がかかる。便利さ=豊かさに結びつかず、よく考えることだ。いっそやめてしまおうかと考える時もある。その分、空いた時間が生まれやしないだろうか?しかし、現代社会においてはやはり必須アイテムであることは間違いないと思う。それはよくよくわかる。だから節度なのか、もう少しそれぞれで考えた使い方が必要ではないかと思う今日この頃。雑感。
毎年、悩まされる・・・
昨日くらいから強烈な花粉症に悩まされる。目は充血、鼻はしゅんしゅん。集中力もままならない。今、多忙な時期でもあるので、それどころではないのが本音。今年は暖冬の影響からか、何分いろんなものが早い気がする。何かいい対策はないものか、考えるところである。今年は花粉症のシーズンが長そうだ。
なぜ、ここまで過熱するのか?
カープ公式戦のチケットを求め、5万人以上が抽選券を求めて殺到したそうだ。全国的なニュースにもなっている。交通渋滞やJRなどへの影響もあり、予定より早く打ち切りとなった模様。この近年、今日暇じゃの?カープでも見に行こうといった、軽い流れで野球観戦にということは無理になった。一大イベントのように野球場に行くことになり、あまりにも異常だ。僕らの小さかった時のように、地元にある球団を気軽に応援するといった面が薄れてしまい、この過熱ぶりはどうなんだろうと思う。僕も年に数試合はみたいなと思うし、子供らにも野球場に連れていきたい。住んでいるところにプロ野球球団があるのは、ほんと幸せなことだし、カープの創設の歴史を知れば、広島のことももっと好きになってくれると思っている。チケットの発売に関して、もう少し考えないといけない。みんなが一回でも見れるようにできないのだろうか?ここまで過熱すると、逆にファンは離れやしないだろうか?ビジターに行くのか?重苦しくなくカープが見たいな。
国税庁も本気?
節税保険という正式な名称はないものの、本来の保険加入よりも節税効果への期待が大きい保険として、認知されている商品であるが、いよいよ自粛から販売停止となった。これに踏まえ、中小零細の保険代理店の経営が苦しくなるのは必至と思える。インターネットの保険、いわゆるネット保険の台頭などだんだんと苦しい経営が迫る中、今回の停止は相当に応える。解約を前提とした解約返戻金を目的に、法人の利益を調整するということで、税負担を軽減されるわけだが、多くは税理士事務所などと提携して、販売をしてきたわけである。これがもし今まで販売した商品がその節税効果がなくなり、新ルール適用になれば、これまでいただいた保険代理店の報酬は、保険契約の解約とともに返金といったことが起きうる。少なくとも混乱を起こさないように、これまでの契約分は、これまでのルールとして適用。4月1日より新ルール整備をすべきではないか。保険商品の組成にも国税庁と詰めて進めているはずで、混乱は最小限にしてほしい。また保険業界で、生計を立てている人も多くいるわけだから、その点は猶予すべきと思える。確かに制度を思わぬ方法で利用することは、保険に限らずあることだ。抜け道はどうしても出てくるように思う。いたちごっこは続くかもしれない、ひとまずは過去のものは過去で解釈せざるを得ないのではないだろうか。
資金調達?商品プロモーション?
久しぶりにクラウドファンデングの組成支援をしている。クラウドファンディングの普及が著しいのは喜ばしいことかもしれないが、どうも違う方向に普及が進んでいるような気がしてならない。多くの事業者が活用している購入型といわれるクラウドファンディング。これは通信販売であり、経済的な価値と社会的な価値の双方を追求した投資とは異なっている。小口の現金を集め、その地域や社会で抱える課題を不特定多数の投資家から出資を通じて解決していく。その出資は、事業への共感や応援といった面ではいいのだが、事業者にとっては資金調達の位置づけよりも商品プロモーションの位置づけで考える方が好ましいと思える。購入型であれば、事業者自身が縁故者へ募集を多くはしているようだが、その徒労感も耳にする。課題を解決していくために、今すぐ必要とされないお金で、共感・応援したい事業者と「こころ」を共にする。時流に乗るのも大切だが、もう一度、クラウドファンディングに関して考える時期にも差し掛かっている。僕も2011年くらいからかかわっているが、クラウドファンディングの有用性はありつつも、なぜクラウドファンディングなのかという深堀と、そもそもクラウドファンディングとは何かというところに、立ち戻る必要があるように思う。
久しぶりに一息入れよう
最近、忙しく昼ご飯もコンビニなどで簡単に済ませる生活で、たまにはランチに出かけようと、荒谷商店へ。僕が普段いる東広島は、人口も増え続け、お店も多くあります。僕が東広島にお世話になってから、ほんと街がどんどん開けてき感じがあります。一方で、中山間地の地域や海など自然も豊かで、大学も4つ。学園都市でもありますが、非常にいい場所だと思います。さて、話は戻して、荒谷商店は札幌のスープカレーの店でいつも満員。今日は早めに行くと、一テーブルのみ空いており、ラッキー。僕は辛い物がダメなんで、普通の辛さでおいしくいただきました。ランチの時間をうまく使って、ミーティングをするときもありますが、もう少し時間の余裕があればと思うところです。来月を越せば、ゆっくりでできるのかなと。ランチの時間もどう活用するのか。活用と休息。今日はいい時間でした。
独身と既婚
となる人と話をしていた時に、なるほどと思ったことを書いてみようと思う。「独身は既婚の良さを知らない」という言葉。なるほどなと思った次第だ。確かに独身にも既婚にもメリットもデメリットもあろう。今の時代、多様な生き方を尊重する傾向考えると、それぞれの判断で猶更、独身であろうが既婚であろうがということになる。僕もそれは多様性でいいとは思うが、既婚の良さというのは、確かに独身の人にはわからないところだろうと思う。良さもあるが悪さもある。だから人生、されど人生というところだろうか。ちなみにこの妻のトリセツの書籍は面白い。妻の存在をどうコントロールするのか、傾向と対策。
はじめての縁に恵まれ
広島に住んでいながら、ずっと行ったことがなかった大崎上島町。この冬から商工会のご縁で大崎上島町でお仕事をさせていただきました。離島ということで、竹原港から揺られて、約30分、大崎上島町へ到着です。のどかな瀬戸内海の風景がなんと言えず、温かい気持ちになります。サイクリングなども楽しめるようで、地域資源もたくさんあります。なかなかこうした場所は縁がないと行かないので、いい発見をしたと思います。移住者も受け入れやすいようで、ちらほらと暮らしの拠点を持つ方も多いようです。個人的に大変気に入りましたね。仕事のみの行き来だったので、観光で一度、訪れたいと思います。また行きますよ、大崎上島町。
三田文学の源流、永井荷風
永井荷風を読んだ記憶はある。記憶はあるといっても、遠い記憶を引っ張り出す、そんな感じであったが、改めて三田文学、慶應義塾とのかかわりを知るいい機会になった。書の中にもあるが、慶應への現代への系譜としても、永井荷風という人を論じ、語り継いできている。この書の中で、慶應出身者が論じた共通の問題点として、このように末延が述べている。「それぞれが「性」という荷風文学を貫く根本主題をしっかりと視座に据えたうえで、荷風文学における根本主題として、それぞれの作品の最も奥深いところに秘められた「性」による国家の解体という、荷風のきわめて過激な思想と、それが日本の近現代文学と二十世紀の世界文学に対して持つ意味が、十全に読み解かれてこなかった(273-274頁)」と。なるほど、人間の「性」のドラマを、人間の根源的な主題への向き合い方は、接近していても、接近できていないのか、現代の作品はそこへたどり着いているのか、いやそうとも思えない、ギリギリのところへの描写はどうなのか、いろいろ思うところはある。荷風は物語は書いたが、小説は書かなかった、書けなかったということも過去の論者の指摘もあるようだが、それはどうなのか。荷風を少し読んでみたくなった。
今年も機会に恵まれて
調理師を目指す広島酔心調理製菓専門学校 の飲食業開業塾という講座のゲストスピーカーで今年も講義をさせいただきました。調理の技能や技術の向上に力点を置いて学習を進めているが、これから飲食で開業していこうという人のためにできた特設講座。3年前くらいから始まり、専門学校では日本初の取り組みでスタートしたと聞いています。このプログラムを教える適任者がなかなかいないことや、こうした経営を学ぶ場を作りにくいというのもあるようだ。しかしながら、何をはじめるにおいても、こうした開業にまつわる一連の講義を聞き、今後に活かすことは大変必要だと思います。専門学校では意識が開業への意識が高いため、大学と異なり、いい雰囲気で講義をさせていただきました。会計の導入や基本的な実務的な手続きや流れなど、ほんと基礎の基礎をお話ししましたが、意外にもこうしたいわば、「つまらない」「眠たくなる」ようなことが必要であるんです。せっかく専門学校の在学をしているのだから、より多くの教養を学んでほしいなと思うところです。また機会があれば、また来年!