廃線をたどる

電車好きの息子にはいいだろう

連休中に瀬戸大橋近くにある旧下津井駅を訪れた。平成2年に廃線となった模様。児島から岡山市内への足となっていた電鉄もこうして観光資源として保存されている。瀬戸大橋の開通はもちろんプラスの部分もあるが、マイナスもある。マイナスとはこうした地域を支えてきたものがなくなっていくこと。電鉄の利用の方が便利だと言う人もいただろうし、それは仕方ない部分でもあるが、すべてが残るものではない。そんな時代の移り変わりを見た気がした。近くの保存会たる民間のサークルのような方々が写真や機材保存などしているところもあった。鉄道マニアな息子がいなければ、一生寄ることはなかっただろうと思いながら、ここを後にした。

近所にて

徒歩数分

家の近所にお好み焼き屋があり、ふらっと一人で行く。近所すぎて、人に会わないかと思い、ビクビクするところはあるが、ちょうどいい。近所付き合いは基本的にはしないようにしている。その理由が、①妬みと嫉妬になりやすい、②知らないほうが幸せな気がするという点が大きい。これは僕の基準であるので、誰も当てはまることではないと思うけれども・・・・。話は戻すと、ほんとすぐに家に帰れるので、ついつい酒の量が多くなる。これは気を付けないといけない。店主もあまり欲がない人で、ちょうどいい感じである。酔いにいくというより、一日のクリーニングである。たまにそういう日を作るようにして、たわいのない話をするのである。仕事を離れると、基本的には馬鹿話しかしたくない。

子どもの絵

思わず「パシャリ」

毎年、北広島にある民宿「あるぺん屋」に行くが、夏にとったカニを大切に子供らは育てている。可哀そうな気もするが、すごくかわいがっている。先日、長女が絵を描いた。嫁の血を引いているのだと思うが、3人とも絵は上手だと思う。中でも今回、長女の書いたカニの絵。とても上手に描けていると思う。親バカなところはあるが、カニへの愛情が伝わり、やさしさを感じる。なかなか僕は気に入っている。絵を自由に書かせると、心の状態が見えるもので今のところ、いい心持ちであるような気もする。明るく元気よくたくましく育ってほしいものだと思いながら、長女の絵を見つめている。

注目している人

一度、会ってみたいな~

たまたまネットで見つけた国語教師の吉田裕子さん。会ってみたいなと思う人である。サイトを見ると、カルチャーセンターや予備校や自分自身の教室、執筆などやられているようである。中でもvoicyを使って、10分間教養講座をやっているようであるが、なんといっても声が素晴らしい。聞きやすい。これは大きな強みである。ほんとに国語、日本語といったものが好きなんだなとも伝わるし、面白いなと思い、たまに拝聴することにした。たくさんのことをやっているようだが、ビジネスセンスもあるような気もする。会える機会がどこかでないものだろうかと思うところ。僕より歳も下のようだ。まだまだおじさんも負けてられない。

スカイレール

日本唯一の交通システム

近所ちゃあ近所にある広島市安芸区瀬野にあるスカイレールが4月末でなくなる。1.3キロを結ぶゴンドラ車両で運行する日本唯一の交通システムとして知られる(あまり知らないと思う)。これが来年4月末に運行を終える。長男が大の鉄道好きであるので、こういう知識があるのだが、全国から「てっちゃん」の大集合。それらしき人もいた。これから多く集うに違いない。当初は総工事費は62億円もかかったようであるが、それがなくなる。当初から赤字続きと言われているが、将来の見通しの甘さを感じざるを得ない。ただここに住む住民である。バスが運行するようだが、当初からバスにすればと思う。住まいのインフラであるから。交通システムは政治だろう、金だろうと勘繰るのは早計だろうか。そんなことを思いつつ、早めのラストランに参加した次第。

弟の誕生日

43回目の誕生日

今日は弟の誕生日である。歳をとると、何歳だったかなといつも思ってしまい、聞いてみた。もう43歳だそうだ。兄弟というのは、せっかく同じ親から生まれて育ったけど、所帯も変わり、別々となる。いろいろ考えると一緒に過ごす時間は意外に少ない。そう思うと、時間は走馬灯のように過ぎ、アッという間に死んでしまうということまでにもなるのかとも思いながら。今一緒に仕事をしているが、抱え込まないことである。ひとまず誕生日おめでとう!公務員官舎で近くの方の家に一泊して、その朝に生まれたのをおぼろげながら覚えている43年前の今日。

投資と働き方のコツ

リアルに迫ってくる年齢

昔読んだ本を引っ張り出して再読した。榊原正幸先生の書籍は結構、読んでいる。青山学院で教授を長らくされたようだが、早めにリタイアしている模様。そもそも経済的自立と早期退職でライフを充実されることを実践されている。この本で紹介されている世の中の仕事は3種類に分けられ、①好きな仕事、②イヤじゃない仕事、③イヤな仕事であるといい、できるだけ40歳から45歳までに②にということを推奨している。その上で「お金の事由」を獲得して、一生困らない資産を築く。投資を通じて、その資産形成をし、好きなことをして生きるのだと。なかなかそう思いながら、それが達成はできるかどうかはわからないかもしれないが、将来へ向けたファイナンシャルプランニングもしっかり考える必要はある。株式投資、NISA、IDECO、金、不動産・・・・。各種いろいろ選択肢はあるが、どこに根を張り、継続するのか。僕も60歳まではあと13年であるが、生き方もどうなんだろうと思うことは増えてきた。果たして答えは・・・風に吹かれているのか。

60歳までに「お金の自由」を手に入れる! (PHPビジネス新書)

岡山にて

岡山も長くなったものだ

岡山で講義をさせてもらえるようになって、3年目である。講師室でも事務室でも図書館でも話す人は増えた。見知らぬ時間講師ではなく、皆さんよくしてくれる。せっかく岡山に行く機会があるんだから、もう少しいろいろ楽しんでみようと思っている。今回は早めに岡山に入ったので、名物のえびめしやへ。なかなか独特の味。岡山はほんと縁がなかった。岡山は新幹線でも通過するし、そう用事もない。だから岡山のことは隣の県でもよく知らない。講義の前後で時間が何等かとれるわけだから、ぶらりとするのもいいかもなと思い始めた日々雑感。

舟と筆

東京の楽しみ

銀座に一件、僕が楽しみに寄る小料理屋がある。他の人を連れて行っても、みんな喜んでくれる。それだけいい店なのだ。コロナもあって当分ご無沙汰している川嶋先生と一杯。僕を農大へいざなってくれた恩人である。僕はどこの学校より農大が好き。農大はそれだけ魅力がある。そんなこんなで昔話、今話をしていたところ、お隣のお客様がとても素敵な書道家。小熊廣美先生。気さくでだいぶ面白い先生。意気投合した。うまい料理に酒、いいお話。すべてにわたっていい時間であった。楽しかったな~。後日、メールでやりとりした。メールも粋であった。こんなブログも書かれているが、それぞれの「再会」は「未来」の懸け橋になると思う。そんなことを感じた。

ルパンにて

銀座の二日

頼まれごとで、久しぶりに東京へ。有楽町で仕事だったので、銀座といえばルパン(他もたくさんあるが)。ここへ久しぶりに行きたいと思い、足を伸ばした。運よく太宰が座っていた席であり、写真をパシャリ。うれしかったな。文学をやっていた人間からすると、ほんと気持ちは昂る。そもそも太宰を勉強しようと思っていたんだから、太宰は特別な存在なのである。それにしても、忙しい東京滞在であった。いろんな話もあるが、やはりたまには都会の空気を吸わないといけないと思う今日この頃。