日ごろのこと

片付かない日々

毎日が忙しいというより、何か心がせわしい。落ち着きがない。多分充実していないんだろうと思うが、イライラの一つに、仕掛案件が多すぎることにある。要は片付かないのであって、その片付けが整理できないまま、新たなタスクがのっかってきている。その既住の案件も、力を入れて時間を割いてやっていることも、いつの間にか断ち切れになることもあり、結局何だったのか、ピエロだったのかと思うこともしばしばである。誰かに依存する、あるいは自身で価値を生み出していないものは特にそうなりがちで、時間の無駄遣いにもなっているように思う。年々、年を取るにつれて、やれることができなくなることもある。そうすると、どうにもならないのであって、やはり動きはしていくことに他ならない。そうやってあれこれ考えていると、非常に頭が疲れてきてしまうが、どこかで「これ」を乗り越えれば、新しい世界が切り開けるのではないかと思うのだ。令和の時代に入り、新しい「自分」にも出会いたい。そんな思いで、あれこれ思索の森へ舞い込んでいるといったことだろうか?もう少し絞る必要もある。

農業と税

農業をめぐる税

農業をめぐる税制や税金について、誰か詳しい人いますか?と学者にも聞くことあるが、なかなかいないようである。農業会計はいるものの、やはり農学部や農学研究科などそれに類似する学会や研究科において、農業会計のコマさえないところも多い。僕も長い間、農業会計に携わっているが、現在の理解ではこうだ。①農業会計を教える人がいない、②農業会計はそこまで必要ではない、③改めてその専門家を継承する動きはあるものの、そこまでの熱意ではない。こんなところだ。①は②に起因する、③は少人数が言っているが、科目設定もされない大学をみると、そこまでの必要性を感じていないんだろうと思う。たまたま、僕もニッチなところに足を踏み入れた感はあるが、年々、農業会計研究は脆弱になってきている気がする。世の中に必要と強く思われない以上、その傾向は続くだろう。農業会計をやっていると、農業税務にも隣接分野なので、もう少し勉強をと思うが、さらにこの分野は脆弱である。もし骨太な農業経営を目指すのであれば、この分野の啓蒙は必要と思うが、大学と実務に差があるのかもしれない。一過性のブームで、学部を再編したり、新設するのではなく、もう少し専門性を高めることも必要ではないか。僕の農業会計研究もそろそろ終焉を迎えて、次のことへと思うが、少しは農業税務も見ておきたいと思うことは多々ある。それにしても、僕の人生は王道ではない。王道からそれてしまっているから、人以上に悩みが多い。農業会計にしろ、農業税務にしろ、日の目を見ることはあるんだろうか?最近、税務から見ると会計がわかるのではないかと思うことはしばしば。これはたぶん農業だけではないが・・・・。研究をする時間と心の余裕が欲しい。

 

著者 : 渡辺基成
三協法規出版
発売日 : 2009-05-30

公共の場の共有

 

子育ての選択肢

病院の待ち時間に図書館に行ってみる?と子供に行ってみると、行くという。幼稚園にも小学校にも図書室があり、存在自体は知っている。大学の図書館は行くことがあるにせよ、公共の図書館に行くことはほとんどない。なので僕にとってもいい機会であった。僕は資格で言えば、司書に非常に興味があり、図書館の仕事はいいなと思っている。学生時代、当時に関心があれば、図書館情報学を専攻して、こちらの道に進むとよかったのではないかと思うほどだ。さておき、図書館。思った以上に蔵書があり、子供に十分である。僕の場合、どうしても専門書になるので、物足りないが、雑誌や新聞の所在や種類など把握もできた。中でも子育ての特集をしている雑誌記事があって、親が子供にしてあげたいことの中の筆頭は、体験であったが、図書館に連れていくという項目もランクインしていた。僕も図書館に連れて行って、本を読むというのはいいと思う。それも無料である。僕が本を読む人だから、家に本がたくさんあるのは子供にも違和感なく、入り込めるだろうだが、すべてがすべて自分の思うように書籍は手元にない。そして関心や調べたいことなど、自分自身で情報を選び取るという行為は、非常に大切な行動となる。灯台下暗しー近場にいい場所があったと改めて感じた。子育て世代には、利用すべき場所ではないかと思える。

 

廃案から学ぶ

税法からのアプローチも必要かも知れぬ

平成4年まで実施されていたみなし法人課税。だいぶ昔に買っていた書籍を読んでみた。結論から言うと、立法の背景から廃止に至るまで、税制の動きがよくわかった。だいぶ昔、小規模企業税制について、まとめたことがあるが、会計においても納税の強制という観点から多大なる影響を及ぼしている。それ故に、税と会計、税務会計になるのかとも思うが、角度を変えてみるのも必要かも知れぬ。P18,19に農業法人問題が書いてある。法人化と租税回避のテーマの一部であるが、昭和32年に徳島県のミカン農家の法人化による租税回避のことが述べているが、そこには農地の問題から、課税当局が認めてなかったということもあり、訴訟事件までなっている事案のようだ。地域維持での法人化を集落営農法人でなされるが、こういう事案もあるんだなと改めてなまんだものだ。廃案を少し辿るのはいいかもしれない。それなりに立法の形成には鯨飲と結果がある。議論された内容と言葉には意味がある。ちょっと研究熱に火がつくかもしれない。

 

私立幼稚園奨励金

これで最後

3児の親としては、こうした支援は助かった。子育て支援には、まだまだ不十分とは感じるものの、私立幼稚園奨励金は、住民税の収めた額と子供の数などで表が分かれており、この時期に申請し、12月ごろに振り込まれる。幼稚園無償化(実際は無償化ではない)の施策に伴い、半期分の支給を経て、この制度は終わるそうだ。出産一時金のように、「充当」にしてくれれば、親御さんも助かると思うが、一度は払い、それからあとで決定された額が一括で支払われる。幼稚園の無償化でいうと、1か月25,700円、支給らしいが、月謝の払い方がいまだ不明である。幼稚園にも聞いてみたが、わからないとの回答。あと3か月だよと思う次第である。僕で言うと、一人当たり毎月、約42,000円、幼稚園に支払っているが、これが42,000円から25,700円を差し引いた額を支払うのか、それともひとまず42,000円支払って、児童手当のように2,6,10月にわけて振り込まれるのか、私立幼稚園奨励金のように12月にまとめて支払われるのか、さっぱりわからない。今、二人、幼稚園に通っているので、約84,000円を幼稚園に納付しているわけだから、気になるところ。消費税の増税をやめるとか、この期に及んで言い出すのか?そうすると、幼稚園無償化の話はたぶん立ち消える。そうなると、どうなるんだろうか。それもあって、未だに対応で着ないのか、いろんなこと、思うこと満載である。子育て政策は待ったなし、僕はそう思っている。移民を増やし、頭のいい人は海外へということになるのか、一つの事象で社会が見える。

 

交流戦明け

大味な今年

連敗連勝と激しい波の今年のカープ。交流戦も最下位。いや~歯車も非常に悪かった。冷静に見て、トレードでの補強をすべきであろうと思う。4連覇はなかなかできることではない。投手陣でいうと、先発と中継ぎを1枚欲しい。入れ替わりになりながになると思うが、半年はそうはいっても長い。攻撃陣は内野が欲しい。捕手と外野手はダボついている。3塁が決まらない、二塁、遊撃のカーバーできる選手が薄い。巨人と日本ハムのように積極的にここは補強すべきと思う。育成といっても、すぐにはならない。交流戦、あれだけ負けたけど、首位陥落したとはいえ、1ゲーム差。これまでの内部留保はだいぶ減ったが、それでもこの位置にいるのは地力があるということ。独走は今年はなかろうが、そこそこしぶとく行けるのではないかと思う。大型補強をした巨人を倒す、田舎地方球団の醍醐味である。もっと巨人も補強して、それを打ち負かす。今年は昨年より面白い。それにしても、今年は大味だ。ミスがやはり多いとこうなる。ミスを少なくするのが、鉄則であることは間違いない。

 

大阪経済大学にてー特別講義ー

久しぶりの大学講義

ひょんなことで、大阪経済大学さんに呼んでいただき、大阪に行ってまいりました。G20の影響もあり、コインロッカーが閉鎖やアナウンス、警官の多さ、違った感じの大阪のなか、上新庄のキャンパスへ。熱心な学生に恵まれました。2コマ担当しましたが、一つは、クラウドファンディング。今回は切り口を変えて、シェアの観点からクラウドファンディングを考察しつつ、大阪にせっかく来たので、大阪の事例を題材にもしてみました。もう一つは、農産物の加工品の販売戦略をグループワークの形で進めてみました。前者は大教室で。後者は少人数でということですが、後者の方が反応がわかりやすくやりやすく、意見も活発に出ました。大学の好きなアクティブラーニングってやつです。たまに大学に行くと、僕自身も刺激になり、勉強になります。教科書をなぞる、あるいは輪読というように進めるのはいかがなものか、僕自身も中身を考えつつ、やはり学生にもいい学習になればと思う次第です。また機会があれば、大阪経済大学さんに寄せていただければと思う次第です。会計学で話が来ないのはなんでかなと思うところですが・・・、これも経験としていいでしょう。

アクアスにて

雨の日は水族館へ

自宅から浜田のアクアスまで1時間半くらいで到着する。5年前に1度連れて行ったが、長女はまだ赤ん坊、次女はまだ生まれてもいない。長男が3歳くらいだったと思うが、長女も次女も水族館へ行ったことがないだろうからと思い、足を伸ばしてみた。ちょうど雨が降っていたので、施設で楽しめるところを思い、そうだ、浜田に行こうという感じで軽いノリだった。イルカにペンギン、あざらし・・・、たくさんの魚とたわむれた。思った以上に好評だった。子供には、とにかく五感を鍛えるというか、感受性を育てていきたいと思う。子育てにやさしくない国であるが、そんなことを言っても仕方ない。普通でいけば、親は先に死ぬ。子供に残せるものは財産としたら、僕にはお金はない。だから、体験を通じて、何かを感じとって、大きくなったときに活かしてほしい。そんな思いでいる。どこでどう興味を示していくかわからない。子供の声に耳を澄ませて、子育てを続けたい。

 

晩餐

 

打ち合わせも兼ねて

今年度予算もそろそろ確定され始めることもあり、稼働できそうなということで、ms22 のみんなで集まりました、たまには東広島でという話になり、仏蘭西屋へ。久しぶりに藤原シェフの料理を堪能しましたが、絶品でした。酒を飲むととん食べない僕も完食。おいしくいただきました。水面下で進んでいる計画もあり、何個か形になりそうなところであり、一つは本格的に動かしていくことになる。農業を中心に考えを構成してきたが、飲食業、「食」の観点の中に、農業を仕入れるというか、このベクトルの方が川の流れがよくなると思える。最近、農業に向き合ってきたことが違うのではないかと思い始めている。自分の思い上がりなのか、何とかしようと思って、手を差し伸べたつもりだが、実はそれは違っていたのではないか、そんな気さえ思うことが何度も遭遇した。ひとまず学術研究の農業会計も終わりが近づいてきて、いい区切りなのかもしれないと思う。今回、打ち合わせの中で、やるべきタスクの中に、違う側面での「目」を備えて向き合う。そういうことを考えるべきと思う晩餐であった。

 

解決をしないこと

逃げる・ごまかす・嘘をつく

日々、生きているとやはり何かの問題にぶちあたって、問題を解決していかなければならない。しかし、問題を先送りや先延ばしにする人が多い。結局は人に聞いてもらいたいだけで解決したいわけではない。そういう風に思い出すと、真剣そのことを聞くことが時間の無駄ではないかと思いだした。確かに、人も聞いてもらいたいと思うのだろうが、結局なあなあで終わるなら、聞いている方はたまらない。解決をして、ネクストステップに進んでほしいと思っている。自分に照らし合わしても、早めに問題を解決しようと努力しているつもりだ。そうしないと、次から次へ問題は襲ってくる。とにかく逃げる・ごまかす・嘘をつく、最悪の対応だと思う。僕の周りにはたくさんいて、イライラが募っている。悪いスパイラルは避けたい。ちょっとこの件の「解決」を真剣に考えている。