左脳

各種の申請

みんな困っている

コロナで補助金や協力金の申請など、行政も仕事量は半端ないと予想はするが、それにしても補助金や協力金の交付が著しく遅い。そして、前に出した書類も再度添付があるなど、申請者に負担も多い。特に思うのが、補助金や協力金を自身でできない人も多いかもしれないと思うよう量や内容。外部専門家に頼まないといけないようなものはどうか。その外部専門家も特需のように報酬をとり潤う。その悪循環。困っているから、すぐにでも欲しい資金をまず申請でつまずき、給付も遅い。もうコロナになって一年以上経過するが、あまり進歩がない。今こそ政治家の出番ですよ。そう思うのは僕だけだろうか?

図書館探索

目標がない

博士号を取得してから、学術面はだらっとした感じがある。糸の切れ凧状態。査読を増やすとかそういう類ではなく、明確な目標、これまで博士号をとるんだといったようなものがやはり自分のやる気のスイッチを入れるのは必要だろう。さて、久しぶり広島大学の図書館に行き、図書を借りた。外部の人間にはコロナ渦、なかなか入館にも厳戒態勢である。まあ大変なもんだ。かなり古い書籍で買いたいと思っていたが、ないので借りることにした。書庫に所蔵されていたのだが、パラパラと読んでみると、勉強になりそうだし、興味深かった。研究をはじめると、時間が欲しくなる。日常の仕事をやめたくなる。研究に入ると、集中する。ということは教員になっても、授業がうっとおしくなるんだろう。

学習塾ビジネス

授業はいらない

近年、塾産業は非常に気になっており、できるなら事業をやってみたいと思うビジネスだ。子育て世代にいるのもあるが、大学教育にかかわっている自分の環境も大きく影響を及ぼしているように思う。様々な塾があるが、特に気になっているのは武田塾。近年、すごい伸びている塾であり、授業をしないのが特徴。参考書をベースに完璧に仕上げていくロードマップを示し、学習者自らが履修する。勉強する環境を作るということになるのか、これまでの三大予備校がやってきた映像授業などのスタイルとは一線を画す。自分がそこで学んでいないので、わからない部分はあるが、塾業界でここまで伸びているのはニーズと実績と伴っているわけで、注目をしている。少子化の流れはあるが、それでも一部はビジネスとして残る。どこに活路があるのか、考える事例であり、やってみたいと思うところでもある。

 

クラムボンはかぷかぷわらったよ

宮沢賢治の言葉

2月にラジオにも出ていただいた絵本作家の澤口たまみさんの新刊をようやく読むことができた。宮沢賢治の作品から30のおはなしから、植物や生き物に焦点をあてて、平易に解説を施している。SDGSなど環境問題を大きく取り上げられる今、賢治の言葉からどういうメッセージを受け取るのか。自然との共生を人間はどう図り、どう生きていくのかを示唆してくれる。言葉のチカラを改めて捉えなおすとともに、宮沢賢治と向き合うことのなかった自分にいい刺激となった。僕の場合、文学から農業はどうなのかということから澤口さんと接点を持つことができたが、読み直す(僕ははじめてのことが多いが)機会に、この書籍から読んでみるのはどうだろうか?

 

クラウド会計の進化

時代か老害か

時代はクラウド会計に。たぶん間違いないと思うが、出てきた当初に「これだ!」と思ったが、使い勝手も悪さもあって敬遠した。改めて「クラウド会計」と向き合うと、若い人にはいいのかもしれない。スマホで領収書の処理が容易にできる(これは便利だと思う)、見積・請求・領収⇒会計への連動など、一通り見たが、僕にはやはりやりにくいが、たぶん使いこなせる若者にはやりやすいんだろう。なぜやりやすいのかというと、堅苦しい「会計」という技法をあまり感じさせず(やはり会計なので、当然に全くないわけではないが)、会計処理ができる利点はあると思える。すべてに賛同まではいかないが、時代の流れを感じるシステムである。柔軟に導入ができない中年、つまり僕であるが、老害かもしれない。まだまだわからないことだらけだが、間口を広げる必要もあるのかなと思う。

大学の講義

改めて中山間地域について考える

来月になるが、久しぶりに大学の講義の機会を頂戴した。題目は中山間地域についてである。かなり幅広い範囲のものになるが、一見簡単なようで、難しい内容と思う。難しいというのは話す側として、90分完結型でまとめていかなければならないが、それだけにどこまでの情報量を織り込むのか、ここは考えどころである。基本、農業系が専門になるので、その話をしたいと思っているが、買い物弱者の問題や医療福祉など、生きていればたくさん問題はあるものだ。やはりこんなことも知っておいてほしいとか、思うもので、気負いすぎなところはあるが、それだけ思うところはある。何故か会計系では話はこないが、それだけ幅があれば、また声もかけてくれるところも増えるだろう。ある程度は受けようと思うが、ある程度でとも思う。それは、期待に応えられなければ、失礼だからだ。今年はじめて講義もオンライン・・・、悲しいスタートになるが、まあ仕方ないのかとも思う。

オンライン

学会も授業もオンライン

幼稚園や小学校もうちの子供らは普通に通学しているのに、大学関係は、オンラインということになっている(一部、対面もあるそうだが)。学会もいい加減、対面開催をしてほしいのだが、それも叶わずで、やる気が削がれる。確か緊急事態宣言なども出ているが、動かないと何もおこならないし、進まない。是非、考え直してほしい。会費を徴収し、その対価となる冊子が年に一度、届くが、それをやることで事が済ませてしまう。学会の意味もなくなってきているような気もする。どうお考えなのか、幹部に聞いてみたい案件だ。

お酒の経済学

酔いが回れば、経済も回る

本はとかく気になるものがあれば、基本購入している。そういう買い方をするので、とかく本は溜まり、どんどん増える一方。制御すればいいものの・・・。最近、気になって買った本。お酒の作り方から、ビール、日本酒などなど蘊蓄が書いてある。とても面白い!本を読む時間も限られているので、実務的・学術的に役立つ本ばかり読みがちであるが、このキャッチコピーとタイトルに惹かれたものだ。やはりいろんなことを学ぶのは必要だし、心のゆとりもできる。久しぶりにいい本に出くわした。紹介をしておこう。

 

会計学のエッセンス

板書で勝負

会計をどう教えるのかという命題に対して、何の教材で教えてますかと聞いたところ、この教科書をご紹介された。購入して読んでみると、板書に使えそうだ。会計初学者には、この教科書は高度かもしれない。平易に書かれているほうだと思うが、それでももう少しと思ってしまう。確かにまとまっているし、いい教科書だ。教科書というのはほんと難しいなと思う。かいつまんでいいところ取りになるのかもしれない。会計の教科書、もう少しいろいろ当たろうと思う。

 

もう少しだ!

GW中に仕上げる

博士論文以来、やる気が出ないのが大きかったし、コロナで実業を動かそうと努力していたので、学問の大休憩をしていたが、書評論文を書こうと思い切り、執筆中。先日も話したとおりであるが、8割くらい書けた。もう少しである。普通に論文を書くより難しいかもしれないと感じた。人の論文をじっくり読む機会ではいいのかもしれないが、何かに問題意識をもって、仮説を立て、検証する作業と、書評になると、その人の問題意識を知り、検証がどうなのか、そもそも仮説の立て方が違うのかなど、考えるが、やはり論理の導出の中で、「足りない部分」、説明が欲しい部分に目が行くような気がする。自分のことは棚に上げて、あれこれいうのも性格が悪い気がするが、学問ってそんなもんである。もう少し頑張ろう。あと2日だ、長期休みも。