地域・社会

千葉にて

 

地磁気逆転地層

先日の千葉で養老川地域田渕の地磁気逆転地層を見に行った。約77万年前に起こり、「チバニアン」という地質区分として、国の天然記念物にもなっている。昨日、たまたまニュースで流れていたので、僕の記録がてらブログへ書こう思った次第である。千葉市の市原市にあるが、やはり車で行くのがいいだろう。最寄り駅は養老渓谷駅だったと思うが、かなり離れており、レンタサイクルで行くにせよ、結構な距離がある。幸い、行った日は観光客が少なく、天候にも恵まれた。雨の日は足元が大変だろうと思う。地層に関しては僕が詳しくないので、ああそうなんだということに帰結するが、この地層は、イタリア半島の南部と房総半島の南部だけだそうで、大変珍しいもののようだ。これから多くの人が訪れることになるだろうか。タイムリーな時期に見させていただいたと思う。

長い連休の1コマ

地域活性化の一つの在り方

意外にもはじめて鳥取県の境港へ行った。こうした観光地は何かと勉強にもなるし、見るところもあるので、できるだけ行きたいと思っている。今回は連休ということもあって、水木しげるロード に行ってみた。漫画もテレビで放映されているのもあるが、子供も知っているし、喜んだ。今ある商店街をうまくゲゲゲの鬼太郎というアニメを使い、統一的に観光地化しているが、たぶん鬼太郎がなければ、かなりすたれた地方の一都市になっているに違いない。アニメを使った町では、葛飾に行ったことがある。こち亀の聖地とも言える場所だ。両者を比較すると、葛飾はもっと色濃く両さんをアピールして集客してもいいと思う。地方には地方の、都会には都会のいいところがある。アニメを街に注入し、盛り上げていく。こうした取り組みも参考になる一例と思う。

小規模保育園の検討

子供・子育て支援制度で保育園を始める

保育園不足と言われて久しい。待機児童問題はメディアでも多く取り上げられている。小規模認可保育園は、定員が6名から19名であり、小規模保育は「認可」保育園なので、認可を受けられれば、公的な補助金を受けられるなど、経営の安定も見込める。児童の年齢も0歳から2歳と手のかかる時期ではあるものの、預ける親御さんのニーズは多いように思う。僕個人としては、主婦は立派な仕事だと思うので、親が子供見てあげるように助成をした方が、子供の人間形成にもいいのではないかと思っている。ただし、働き方改革といった時代の潮流の中で、こうした社会の体制も必要であることは間違いないことだろうけれど。個人的に大変勉強になった。小さな子供を持つ親としては気になる問題である。

 

グリ-ンボンドの活用を考える

昨秋からのプロジェクト

近年、各地で活用始められているグリ-ンボンドであるが、比較的早い段階からこのボンドを活用した地方創生案を推進すべきだと考えていたが、とうとう僕もその活用に向けて一兵卒で動くことになった。昨秋に東広島市でグリーンボンドの講習を行い、今年2月にガイドラインが環境省から示された。いち早く東京都などは活用に向けた動きをしていたし、僕自身もグリ-ンボンドによる資金調達を含めた地域社会の還元は、サスティナブル社会の現在、導入すべきだろうと踏んでいる。中身はまだ言えないが、民間から提案できるように、準備をし始めた。キックオフから1年。新しい動きは新しい価値を生む。さて、40代の大仕事の一つが始まったので、さらに性根を入れたい。グリ-ンボンドって何?これから普及が広まると思うので、少しみてもらえればと思う%

 

 

地域ブランド創造企業

懐かしい写真

書籍に使う写真依頼があって、過去のものを探してもらった。写真はさけたんぽ。さけたんぽって何?チロリのこと?そう、ちろりもそうだけど、米農家の支援でこの商品を作ったのが、最初。地元の米と味噌と酒粕をつかって、「きりたんぽ」と「五平餅」の中間位の仕上がりで、酒粕を使って、たんぽになるから、「さけたんぽ」という商品で売り出した。ちなみに「さけたんぽ」は商標登録もしている。実際、評判はまあまあ良かったように思う。「酒」?、「鮭」?、商品の説明から、酒と聞くと、子供が遠慮するなど、難点も確かにあった。いずれにしても会社のスタ-トアップはここにあった。地域ブランドを創造し、農業支援をする。こうした取り組みはもう8年前。2009年に立ち上げたのだから早いものだ。一歩踏み出せた若さを感じた。

 

観光資源の活用

観光地を回ること

遊んでいるようで、遊んでいない。観光地の集客の「なぜ」と「どのように」を考えながら、観光地を回りながら地域活性化はどうすればいいかと思案している。左は、広島県竹原市大久野島。うさぎの島。右は、東京都葛飾区。アニメで有名なこち亀の町、両さん。前者は、うさぎと直に触れ合うことができ、瀬戸内海の開放的なロケ-ション、毒ガスの島としての歴史。島を歩きながら、団欒することができる。後者は、両さんの銅像を巡りながら、下町を味わえる。いずれにしても、その街にしかないオンリ-ワンの中で、じゃあ行ってみようと来てもらえる観光資源を創り出せるかどうか、いやどこにでも「何か」はあるんだろうが、そのスト-リ-はどうなの?そんなことをふと思う。その街に行き、ひと時を過ごすと見えてくるものがある。現場に答えがあり、現場でしか解決できないこともある。地域をどうブランディングしていくのか、学びはまだ続く。

 

チュ-リップ祭り

花には人を幸せにする可能性がある

GWのスタ-トは、世羅高原農場から。近年、お客さんもかなり増えている気がするが、ちょうど満開のチッ-リップを見ることができました。農地所有適格法人(かつては農業生産法人という呼称であった)がこのような観光資源を作ることは大賛成である。そもそも世羅町は町ぐるみで6次産業を推進し、全国的にも有名な事例として知られている。今、ある地域資源をどう活かしていくのかは参考になる。東広島、竹原、呉あたりにこうした花が楽しめるところがあってもいいと思う。このぐらいの規模で。

 

ベジアイスファンド完売

4時間で完売

投資型クラウドファンディング(ふるさと投資)の挑戦。以前、購入型のものにもチャレンジしたが、うまくお金は集められなかったが、今回はすごかった。ほんと4時間で集まった。今回、東広島市の補助事業を活用させていただき、クラウドファンディングを組成した。今回、我々の原点を回帰するというか、もう一度ベジアイスを見直して、頑張ってみようと思っている。はじめた当時より、野菜を主役にした取り組みは時代に追いついてきた感じがある。クラウドファンディングはただお金を集めるのにとどまらず、新しい顧客を獲得するプロモ-ションにもなる。これからが楽しくなりそうだ。

 

学校事情

今どきの学校

とある中学校としておくが、学校がかなり荒れているらしい。警察も来校も日常茶飯事であり、理科の実験さえままならないなど、子供を持つ親としては聞くに堪えない話を聞いた。それでそこに通う子供は、小学校から公立の中学校に通いたくないということで、私立進学を目指す。塾の費用がかさむという悪循環、私立に通っても、通う交通費もばかにならないなど、環境の良さを求めても、裏ではまた苦労があるらしい。何故荒れているのかと考えると、やはり家庭環境が大きく影響しているのではないかと思う。夫婦の不仲や、金銭トラブルなど要因はあろうが、それが子供に流れてしまっているのではないかと思われる。果たしてどこに結論を求めようか。うちの子で言えば、中学校までは時間があるが、人ごとではない。はっきりいえば、そうまでして学校が価値あるものとも思わないが、環境が人を創ることも確かである。田舎でのびのび育てた方が幸せなのかと思うこともある。もう少し話を聞いてみたいところである。

 

地域ブランドをどう考えるか

近くの観光地を巡りながら学ぶ

広島から松山まで日帰り。家族を連れて、坊っちゃん列車と道後温泉で一息。数か月に一度、日帰りができる観光地へ行っている。観光の意味もあるが、それ以上に地域資源をどう活かしているのか、どのような商品活溌がされているのかなど、僕なりに目で見ている。特に気になれば、食べる、買う。今回、ぐるっと歩いてみてわかったことは、顧客はその場所に行って、何が欲しいのか、体験したいのかということを深く考える必要があるということだ。文化を捉え、開発する。この行為は必須であると思った。さて道後温泉も久しぶりにつかってとてもよかった。坊っちゃん列車も子供も喜んでくれて、正月のいい思い出になりましたとさ。