新築減免の3年を過ぎて
先日、固定資産税のせっぷが届いた。新築一戸建ての場合、3年が、新築マンションの場合、5年が一定の要件を満たせば、1/2に減免される。今回、4年目になり、額が倍に増え、払うのがしんどいなと思う次第である。そもそも固定資産税は賦課方式であり、申告方式でない。つまり、本当にその金額が正しいのかどうかは未知でもある。そんなに価値のあるところに住んでいるとは思えないが、まあ仕方ない。自分のもののようで、実は違う。住宅ローンを抱えていれば、金融機関のものであるし、それがあってもなくとも、固定資産税を課せられるのだから、やはり行政のものであるのだ。税金の徴収の仕方も怖いものである。
文学って何だろう?
昔、一度だけ佐藤先生の公開講座に参加したことがある。漱石の「三四郎」の話だったが、「三四郎はかわいいですよね」とおっしゃれたとき、女の読み手で、読みが違うんだと驚いた記憶がある。今回、たまたま目にして読んでみた。「主人公はいない、文学って何だろう」 という本。文学という学問を始めるにあたって、非常に読みやすいと思う。また文学部に進学した生徒が、就職相談する話もあったが、どこの大学でもあるのかなと思うような出来事。<語り>の人称の話から、文学が見えてくるものがあるに違いないだろう。新書なので、すらすら読める一冊。
恐るべき我が息子
最近、露店のアイスクリ-ム屋をやるときに、4歳になる息子がお手伝いをしてくれる。我が息子ながら、お客さんのさばき方、勧誘、おもてなし、ほんと上手である。今回の催事は、八谷しおりアナウンサ-にお店紹介をしていただいたときも、物おじせず、お店のPRをしてくれた。今回、とれたてほやほやで作った、アスパラガスアイスを持って行ったけれど、「アスパラガスアイス、おいしいですよ~」と大きな声が会場に響いた。誰に似たのかわからないけれど、商人の才能はあると思う。帰りの車中はお休みしたけど、いつもありがとう。また頼むな!
文学の死滅
長年、文学研究を支えてきた岩波書店の「文学」が休刊とのこと。学生時代、大変お世話になった雑誌であるが、学際的な場がまた一つ消えた。ぎょうせいの国文学もなくなり、いよいよ文系の学問の後退は著しい傾向になるだろう。これは序章に過ぎない。文学の場の復帰を夢見ている僕は、寂しくて仕方ない。
自営業か、サラリ-マンか?
過日、自営業とサラリ-マン、どちらがいい?という話になった。ある人はサラリ-マンがいいと。その人はサラリ-マンで上のキャリアまで上がり、定年退職をした人である。一定の報酬、権限、裁量と、退職金とで満喫したサラリ-マン生活だったようだ。ある人は自営業がやっぱりいいと。自分の裁量で、時間的拘束がなく、働けるという点のメリットを主張された。個人的には、社畜人生という人もいるが、サラリ-マンの方がいいのかなと思う。一定の給与がもらえ、潤沢な退職金は、なかなか自営業で獲得するのは難しい。また「ワークライフバランス」といった言葉は、自営業にはない。それはお金を稼ぐというのが優先されるからである。それだけ業も多い。時間的拘束がサラリ-マンは続くが、そうはいっても上の役職なれば、異なる立ち位置で仕事ができる。何となくサラリ-マンの方がいいなと思うが、僕の性格的に無理だろうから、あまり考えても仕方のないことだ。でも生き方によって、人生はだいぶ違う。心も持ちようか。答えはそれぞれにある。ないものねだりなのだ。
月に一度の集まり
4年前くらいから、飲食業で知り合った方を中心に月に1度、広島の街で集まっている。今回は、かき船かなわさんでした。昨年、これまであった船の位置が変わり、新しい船で、営業をされている。広島の方であれば、ご存じの名店である。冬振りに行きましたが、とても美味でした。好んで牡蠣は食べませんが、ここの牡蠣の料理は実にうまい。僕のお気に入りは、りんごと牡蠣のグラタンで、いつもこれは食べている気がします。料理界のお師匠さんが、みんなでわいわいやってれば、必ずいいことがあると言ってましたが、こうしてわいわいやれるのも、大変楽しいものです。少し調子に乗りすぎて、時間を忘れて、深酒をしてしまいましたが・・・。まあこういう日もあります。
参議院選挙前哨戦
熊本、九州地域の地震もあり、選挙ムードではなかったと思うけど、北海道の補欠選挙は、自民党が勝利した。野党も明らかに思想の違う共産党と連携したことは、どうなのかなと思わざる得ない。よく自民党を追い詰めたという意見もあるが、僕はそうは思わない。大差であろうが、僅差であろうが、負けには変わりない。国民の意思は、自民党に信託されたのだ。どうみても対抗の党がないような気がする。2大政党で緊張感のある政治は好ましいが、これは当分ないだろう。自民党にしっかりと政治をやっていただき、世の中をよくしてほしいものだ。参議院選挙も大きなことがない限り、自民党の圧勝だろう。でもこれは有権者の声だから、それが国民の望む答えだと思う。選挙は公平である。
野菜のアイスクリ-ム屋、「サザエスタイル」
2011年に野菜アイスクリ-ム屋を開店して、今は卸とイベントのみであるが、毎年、出店している東広島市志和の園芸センタ-のお祭りに、露店を出店している。土日の2日間、多くの人にご愛顧いただき、大変ありがとうございます。花の苗や野菜の苗、農業、園芸体験、家庭菜園のアドバイスなど、いろんな催しもある。土曜日はあまり天候に恵まれなかったが、無事2日間、執り行うことができた。露店にでると、毎回勉強になる。これはなかなか体験できないことだ。毎年だが、少しずつ提供の仕方を変えたり、新商品を出したりと変化しながら、やっている。来年はまた新しいものを出したいと思う。関係者のみなさま、ありがとうございました。
新井貴広選手に思うこと
年齢は僕と同級生になる。もう時間の問題で、2000本安打という大台に達するだろう。ほんと新井選手の野球に対する向き合い方は、素晴らしいと思う。映像からもよく伝わってくる。在京時によくカープを見に行った。レフトスタンドからの観戦であったが、とかく守備は下手、そして打撃もバットに当たるような気さえしないくらい、ボールと離れている。そんなイメ-ジで、でも期待感がすごくあった。そういうことを含め、多くのファンを魅了した選手が、FAで出る。これから恩返しをするんじゃないの?というところで、出て行った。ご存じのとおり、ファンを逆なでしてしまった移籍会見。それは過去の話だ。それでも、阪神でも打点王などのタイトルもとった。ドラフトも下位指名で入団し、努力はすさまじいものだろうと想像する。何はともあれ、広島に帰ってきた。昨年の復帰戦での歓声は、やはり新井選手の人間性をみんなみていたんだろう。今日から古巣阪神3連戦。地元で達成してほしいなと思う。球場に足を運びたいところだが、予定がすし詰めだ。
やり手の交渉術
とあることがあって、保険会社とのやりとりを続けている。保険は入るときはやさしいが、保険事故に合うとお金を渋る。こんなことはないだろうか?現在、交渉をしている会社名は伏せるが、出さないための交渉術は、参考になる。過去にも現在にも、保険会社の方とは付き合いはあるが、こうだったのではないかと考える。。全大阪市長の橋下徹氏の著書で、「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72」の中に、<一旦合意を得たうえで、前提条件を変えて、さらに踏み込む>という論法を記している。今回の事案も、<一旦、保険金は出ますよ>と安心させて、ひっくり返すということを再々、やってきた。これは、保険金の支払いをしないように、徹底した教育がマニュアル化され、社員に叩き込まれているんだなと感じた。過去、自身の経験上も思い返した際に、「あっそうかも」と思う節がある。保険事故はあわない方がいいけど、あった際に少しこのことを思い出すといいと思う。額面の言葉を信じず、文書化して記録に残す。これは本来は保険約款上に口頭でも記録に残さなければならない旨、書いてあるが、すべて信用してはいけない。徹底した構えで望まないと、保険会社に負けてしまう。保険会社は優秀である。今回、頭の良さと交渉術の熟知している相手だなと怖ささえ抱いている。少しだけ気に留めておくといいと思う。