学食にて

記憶にないほど「昔」

仕事でお世話になっている広島国際学院中学校・高等学校の学食でランチをした。外部の人間が学食を食べるということもないので、いい機会と思い、食した。カレーライス大盛390円。味はまあ普通。元来、学食というところで食べた記憶がない。学校は多く行ったが、学校の構内にいるというのが好きではないという性分なので、食べるときまで学校にいることさえ嫌な人間だ。なので、どこかの「所属」とか「母校」というのがどうも気持ち悪い。まあそんなことを乗り越えて食べてみたわけだが、ある意味新鮮だった。こういう時間もあるもんだなと思ったものだ。あれだけ学校にいろいろ行ったのに、施設利用は少ない方だろう。僕の意識が変わらない限り、それを享受するのは少ないかもしれないが、こういう日もあるもんだということで備忘録としておきたい。

オンライン講義

見えない学生へ

久しぶりに大学の講義をした。オンラインなので、見えない学生へ向けての講義はほんと疲れる。内容も学生にとっては少し難しかったようだが、学生のレベルもわからないこともあって難しい選択だった。また1コマ完結となると、あれもこれも話したいフルコースゼミになることから、詰め込みすぎかもしれない。これからもオンラインは多いのかなと思う。今まで考えてみると、会計学よりも周辺の学問の講義が多い。今日は中山間地域のことであり、ある意味、話せる幅は多い気がする。何事も経験だ、それにしても、異様な疲れがある。年齢もあるのかしらないが、パワーを抜き取られたような感じである。

雑誌記事掲載

動くことで展開は変わる

地上という雑誌に、廣島農人の取り組みが掲載された。農業にまつわるラジオ特集で、広島FMに移籍したときにすぐに連絡をいただいた。世の中がコロナで沈んでいるときに動いていると、目立つものである。そして社会的意義があれば、メディアも取り上げてくれるケースもある。今回のパターンである。批判する人はいるだろうが、批判する評論家ではないし、その人を相手にしている暇はない。実務者・実践者として、示していくことでしかやりようがないのである。少しずつ廣島農人も形になり、新しい展開が出るだろう。いい記事にまとまっているので、読んでいただけると甚大である。

津和野へ

閑散とした観光地

緊急事態宣言中の県またぎも考えることもあるが、こういう時期だからこそ近隣の場所に動くというのもいいだろうと思い、久しぶりに津和野へ。100名城の1つである津和野城跡は、実際初めてであったが、なるほど津和野の街を一望できる場所というのもうなずける。それはそうと、極端に観光客がいない。金曜日は城に訪れた人は0人だったと言う。お土産屋さんに話を聞いても本当に人がいないと嘆いていた。これだけいないと、商売どころではない。前向きに生きようにも滅入るのは必至である。人の移動云々で、コロナ感染が拡大をしないから、GOTOトラベルをやるという政策ではなかったのか。中途半端に政策を実行したおかげの産物で、経済も悪くなっている。早い段階できちんとしてほしかったなと思うだな。津和野の街も久しぶりに歩けて楽しい時間を過ごさせていただいた。

コロナは口腔から

かかりつけの歯科医曰く

春に医学系の雑誌、ネイチャーに掲載されたようであるが、新型コロナは口腔から感染し、増殖するらしい。耳下線、顎下線、舌下線、小唾液腺など。対策は口腔衛生管理、定期健診や唾液分泌促進が必要とのことである。いろんな説があるので、何とも言えないが、唾液で検体をしているので、確かにあるのかもしれない。マスクや手洗いなどは徹底されているので、インフルエンザとかは少なくなっているが、コロナは1年以上世界が苦しんでいるだけに、はやく平時にと思うところである。口腔というのは参考になる話であったので、これから世の中に出てくる説かもしれない。

夢から出た発想

あっ!これだ!

世の中にはあったらいいなって思うけど、意外にそれがないというケースがあると思うが、それがビジネスアイデアとなり、仕事につながることもあるように思う。またはそれらしい(思い描いたものと似てはいるが、若干違うもの)ものの存在があったとしても、認知度が薄いから埋もれていることもあるだろうし、もう一歩、進めば、あるいは補完すれば、いいサービスにつながることもあるだろう。そういうことをずっと考えてもなかなか出てこないもので、ふっとしたときに出てくるものである。珍しく夢の中で発想が出たが、誰に相談すれば、実現するのだろうか、自分だけで解決できないので、考えているのだが、起きてからそのことばかり考えている。単純と言えば単純だが、これがこれからの僕にプラスになるかもしれないし、期待もしてしまうところもある。ただ睡眠中にかなり思考しているのかわからないが、朝から脳が疲れている感じがする。何ともよくわからない一日のスタートになりそうだ。

時代は逆へ

行商へ

今日、TVで飲食店がリアカーを使って、販売に乗り出すニュースを見た。キッチンカーなら300万円のところが、リアカーなら3万円で手軽にはじめられる。待ってていても、商売にならないから動く。そんな姿であった。飲食のお師匠さんがいつも僕に言っていた、「商売の基本は行商だ」と。恰好やプライドではなく、商いをするということを教えられた言葉と行動である。僕も露天商をやって、10年にはなるが、社会的には地位の低い商売(僕はそう思っていない)とみられ、上から周りは言ってくるところがある。軽蔑された視線は十分感じるが、商売の基本がよくわかる。今、コロナになって、馬鹿にしていた人がどう動いているのか。人の向き合い方は関係ないことだが、そう、リアカーを引いて生き抜く、改めて大切であると感じる。自分の嫁をもらうとき、義理の親に「食えなくなったら、行商して食わせます」と言ったことも現実化するかもしれない。リアカーを引っ張り、街へ出る。これは増えるのではないか。

第三弾!

会計とは何か?

会計学を教えるようので、足立研究室へ。そのついでといってはいけないが、対談を収録しました。詳細はこちら。早くも第三弾までたどり着きました。芸人の山田さん、精神保健福祉士の八橋さんと続き、会計学者の足立さん。今回、会計のこと、考えるいい機会になりました。対談では、かなり圧縮、ダイエットしてますが、まあまあ話し込みました。最近思うことは、尊敬する友岡先生が書かれていたが、「管理会計が先、財務会計が後」ということ。人の動きに着目した足立先生の研究は、ここに入ってくるような気がしてならない。会計の歴史から手掛かりはあるのではないか。足立先生のこれからの会計研究にも期待しよう。広島在住同士だから、また会って議論したいもの。緊急事態宣言が終わったら、飲みにでも行くかな・・・。

 

大学の講義

改めて中山間地域について考える

来月になるが、久しぶりに大学の講義の機会を頂戴した。題目は中山間地域についてである。かなり幅広い範囲のものになるが、一見簡単なようで、難しい内容と思う。難しいというのは話す側として、90分完結型でまとめていかなければならないが、それだけにどこまでの情報量を織り込むのか、ここは考えどころである。基本、農業系が専門になるので、その話をしたいと思っているが、買い物弱者の問題や医療福祉など、生きていればたくさん問題はあるものだ。やはりこんなことも知っておいてほしいとか、思うもので、気負いすぎなところはあるが、それだけ思うところはある。何故か会計系では話はこないが、それだけ幅があれば、また声もかけてくれるところも増えるだろう。ある程度は受けようと思うが、ある程度でとも思う。それは、期待に応えられなければ、失礼だからだ。今年はじめて講義もオンライン・・・、悲しいスタートになるが、まあ仕方ないのかとも思う。

幻の鉄道 広浜鉄道

週末の温泉巡り

コロナ渦であちこち行くのもどうかとも思わなくもないが、さすがに毎日、気の滅入る話ばかりで、気分転換したいものだ。携帯電話はその時間もぶち壊すこともあるが、もうぶつけるところがないんだろうと思うと、それも仕方ないのかと思うところ。さて今日は浜田市の美又温泉へ。少し遠出すると、心が晴れる。たまたま観光案内を見つけ、見たところ。何だ?広浜電鉄?過去に広島から浜田までつなげようと戦前に計画があったらしい。戦後もその路線をつなごうともしていたそうだが、結局、鉄道は通らなかった。遺産だけが残ったということか。温泉と少しの観光気分を味わえた1日となったので、ひとまず良しとしよう。