お金と文学

経済学者VS文学者

かつて漱石を勉強していた時に、お金と文学という形でまとめたいなと思うことがあった。研究書として、ああ、さすがと思ったものはこの本。冒頭にちらっと書いてあるが、たまたま見つけて写真の本を読んでみた。僕の関心をひいたのは、信用創造という経済学のワードから見る、文学の読みというのは面白いなと思う。お金によって人の心が動く、そして生活がかわる、社会が変わる。漱石で言えば、なんといっても、道草を読むとお金の問題と向き合うことになるが、この書籍でも多く取り上げられている。非常に読みやすく面白いと思うので、是非読んでみてほしいなと思う。

 

時間をずらす

子育て世代の考えること

広島地方もあっという間にコロナがすさまじい勢いで拡大している。外出を控え、生活を制限しという雰囲気と流れ。子供らは外でも遊びたい。じゃあ近くの公園でというのが、子供を持つ親の行動になる人が多いのではないかと推察するが、みんな考えることが同じなので、時間によってはかなり密になる。と考えて、時間をずらし、夕方に行ってみると、みんな帰る時間に公園スタートだから、人は少ないし、快適である。閉園になると帰るように行動すると、子供も終わりだなというのもわかるし、これはしめたものだと思うところ。時間活用も効率がいいとなると、僕にもプラスでしかない。いつも午前中に行き、昼食に帰るように考えていたが、これからはこのパターンかなと思うようになった。時間をずらすことで別のことでもフィットすることがある。ちょっと考えてみるといいなと思う再考の時間であった。

日帰り温泉

すいっと2時間

皮膚の状態も悪いので、温泉でも入りたいなと思い、家族を巻き沿いにして、美都温泉へ。島根は温泉が多く、僕にとっては親近感がある。多分、人も少ないだろうと予想したが、ビンゴ!ほんとすごい少なくて快適に過ごせた。何せ朝8時からやっているし、温泉だけを目的しているから、温泉、ランチ、帰宅という流れで、息抜きをさせてもらった。やはり疲れているんだろう、何か一息休みたいとも思うし、違う場所に行きたい。そもそもちょろちょろ動くのが好きだから、動いていないとストレスを感じるのもある。久しぶりに益田へも行けた。このパターンの行動もいいかもしれない、自分一人で行くよりはやはり家族で動く方が楽しい。

またもや重点措置による制限

飲食店の制限

第6波という状況になっている。毎度のことながら、同じことの繰り返し。ワクチンが切り札、2回でダメなら3回目という。全く理解が出来ないが、特におかしいと思うのが飲食店の制限だ。アルコール、パーテーションなど万全に完備させた対策を施すように徹底させても、コロナ感染者が増えると、飲食店を制限させる。人の行き来を制限するなら、通勤、通学すべてにわたってのもので、飲食を伴うことが悪いわけではない。何かを手を打たないと、行政は何もやっていないという見せしめである。さすがに飲食店、飲食事業関連者のいじめとさえ感じる。未来に希望が持てないのは私だけであろうか。

来年も岡山 

会計学入門

来年も岡山で会計学入門の講義を持たせていただくことになった。広島からの非常勤なので、今年でお役御免かと思っていたが、来年もということで受け持たせていただく。シラバスも入稿を今しがたしたところだ。今年と同様に同じテキストを採用する。いろいろ会計学入門系の教科書は見たけれど、これに勝るものが見当たらない。なかなかねちこいプログラムで書かれているが、やはり習熟のためには仕方ないのではないかと思う。簡単だと思う学生もちらほらいるが、大部分はこのレベルを標準としていた方がいいように思う。どこのレベルで合わせるか難しいが、補足でそれなりには会計を学べるようにはしているつもりなので、そこは学生も安心してほしい。まだ今年の講義は終わっていないが、テキストは十二分に終えることができる。これだけやるだけでもこの知識から応用はきくと思うので、2022年はさらにバージョンアップさせたいと思う。

 

仕事スイッチ

今年は今年の風が吹く

近年、人生の下克上という言葉が気に入っており、年始になると、その言葉を思い出す。今年こそはという決意を持ちながら、意外に何もできず終わってしまっている現実。いつも空回りしている感じもあるが、やはり年始のスタートは気持ち新たになるものだ。仕事のスタートと同時に電話もメールも再開したようなところもあり、正月ボケもしている暇はない。いい年にするのもやはり努力あってのこと。楽しく、健康に、そして仕事もしっかりと頑張っていきたいと思う。オミクロンで第6波の雰囲気は漂っているが、気を付けながら日常を過ごしていきたいと思う次第。

長い休みを経て

コンセプトの辞書

大学院時代からお世話になっている谷口正和先生の新書であるが、毎回、新刊が出るたびに謹呈をいただく。感謝の気持ちでいっぱいである。今回の新刊は、自らの著書を振り返り、整理されたものである。コンセプトの辞書と言っていい。時代の変化を感性的に整理しつつ、新たな価値を見出すデザイン力。圧倒的である。まずこうしてその時その時で、著書にしてまとめ、世に提示して、深化する、進化する。その連続的な営みがこうしたものを可能にする。今の時代、ブログやSNS などアピールできる場は多様にあるが、書籍の良さというのは見出し、タイトルから想起されるアイデアがある。また立ち止まって読み直すこともできる。何度も読んだ本もこの中にはあるが、またもう一度読み直そうと思うものも多々。おすすめの書籍なので、手に取って読んでほしい。

 

著者 : 谷口正和
ライフデザインブックス/ジャパンライフデザインシステムズ
発売日 : 2021-12-12

2022年開幕

静かに始める

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。50歳まであと5年と考えると、この5年は特に重要な気がしています。この数年、コロナもあって思うように進めないものと、新たに獲得した知恵や動きもあったこと、漂流した部分もあったのも事実。しかし、その漂流も新しいスタートの皮切りと考えると、確立していく「いま・ここ」に位置づけけていく作業と考えるべきと思える。宣戦布告ー内に秘めた闘志ーで、大きく展開をしていきたいと思います。これをやる、あれをやるというのは、僕の頭のある。やはり人よりかなりの部分で劣っているし、45歳でできていないといけないことが出来ていない。焦ってもいけないが、ゆっくり急がないとなと改めて思います。素敵な1年のスタート、頑張ります!いい年にしていこう!

2021年棚卸

変化に対応し、リードする

コロナと騒がれて2年。マスクを常にするようになったり、アルコール、消毒などの習慣。嗜好の変化、いろんなことが取り巻いた。今年は思いもよらない職場の変化が大きな出来事だ。忘れもしない9月13日の急転直下、10月1日より新体制など、時の流れに身を任せたと部分と、宣戦布告に対峙する自分の心持といろんな感情の交錯があった。しかしながら、現有の新体制の結束を深めたり、新しいメンバーの加入など、いい変化の中で、新しい世界は広がってくるような気もしている、また今年は、大学の非常勤講師を受け持ったが、教職という自分の可能性に手ごたえを感じた年であった。健康面も大きな病気もなく、生きれたので、2021年の棚卸としてはもうよしとしたい。今年はいろいろあったが、過去との訣別。前へ進み、変化に対応するという踏ん切りとして位置付けたいと思う。

今年のラストの開市

今年の楽しみ

秋口から忙しくなったので、市場へなかなか行けなかったが、今年はよく市場へ仕入れに行った。水産市場を見ていると、どうも心が落ち着くのと、自分が知らない世界を知ることができるといった点で、楽しみでしかなかった。買って帰った魚はとても美味であり、何とも言えない気持ちになる。そして、仲良くなった仲卸の方と話をすると、魚の状況もわかり、楽しいものだ。それにしても、緊急事態宣言下、飲食店を支える農業、漁業、卸売り等の飲食関連事業など多く影響を及ぼした。何とか踏ん張って頑張っているんだと思う。僕らも多くの影響は受けた。年末年始くらい明るい気持ちでいるためにも、ご馳走を食べながら笑顔で過ごしたいと思う。