2016年 の投稿一覧

連休、その1

img_0210

 

息子の運動会

連休に息子の運動会に行ってきた。昨年は年少で心許なかったが、今年はさらに子供の成長を見た気がする。昨年もちゃんとやっていて、涙が出そうだったが、遊戯も競技も一生懸命、やっていた。よく頑張ったね!今年は雨で順延かと思ったけど、何とか最後までプログラムを行うことが出来ました。関係者各位に感謝します。写真はご褒美のメダルをかけて、一緒に一枚。雨が降りそうだったので片隅で撮りました。

旅人たちと流れる

pps_tokkuritomasu_tp_v

初めての経験かもしれぬ

用事もあって、住まいの近くでお酒の機会があり、大衆食堂にいた。その日は満席で賑やかであったが、近くのお客と連れが意気投合しており、次の店に行くという。連れと合わせて、4人で2件目へ。ほとんど今頃は2件目に行くこともない。あとの2人もよくよく聞いてみると、始めて会ったらしい。香川で内装の仕事をしている人、岡山で電気工事をしている人、同じ現場でなかったようで、これもびっくりな出来事であった。まずもって初めて会ったような人と店を変えてまで飲むということもなかったが、こうしたこともたまにはあっていいのかなと思いつつ、つい深酒をしてしまった。あとでお店の人に聞くと、とんでもないくらい酒が空いていたらしい。酒はほどほどにと思う次第である。それぞれ違う仕事、違う地域だが、また会うことがあるかもしれない。変わったおっさんだったが、楽しい時間だった。

 

なかなか進まず・・・

書籍の執筆

これまでの農業にかかわった経験や視点、考えをまとめるべく、書籍を出すことにした。幸い、縁があって出版社も応援してくれている。しかし、なかなか思うように時間もとれないのもあるが、執筆が進まない。これはやる気の問題もある。どうしても日常に加え、論文の執筆もあるし、あれやこれやでほんと思うようにいかない。時たま、出版社から催促の連絡があるが、ほんと申し訳ないが、書けていないの事実だ。今回、書籍にまとめることは意義があると思っている。僕のかかわった物語を通じて、メッセ-ジを残すことで、ひょっとしたらまた新しい農業を応援する人が出てくるのではないかと思っている。僕も書籍から元気をもらうことも多い。内容がそうなればこの上ないのだが・・・。何をするにしても、まとまった時間が欲しい。漸くまとまってとれたかなと思った時間も、家族中の風邪で、何かをするどころではなかった。いずれにしても、自分がやるかやらないかという選択である。どうせやるなら楽しくやりたい。

 

 

今年も時期がきた

pic_slider

西条酒まつり

今年も25万人も来場者のある西条酒まつり の日がやってくる。昨年から困ったことに息子の運動会と重なったため、初日は迷惑をかけてしまう。この連休は、いろんな地域行事もあるので、運動会は日取りを変えてほしいと思うだが・・・。それはそうと、今年も例年のように大吟醸ジェラ-トを中心に販売する予定。今年から1か所に絞り、出店します。毎年、参加してますが、大きな祭りで酒をとことん楽しめます。街も準備が進んでいます。天候だけ心配ではありますが、今年も楽しんでやりたいと思います。

財務諸表論の論点整理

51qfhhzsbol

生きた経済社会を映し出す鏡

気の遠くなるような分厚い会計書であるが、中身は会計の何故に答える辞書的な役割を果たしてくれる書籍。ルビも多く打ってくれているし、解説も詳しいので、助かる一冊である。会計の勉強は僕も逃げがちなところはあるが、会計がわからないと経営はできない。根幹にかかわることなので、ここは逃げられないところである。そして、会計は使い方ひとつであり、この道具を正しく使っていくことが大切である。最初から読むのもいいが、興味のある個所から、いや必要な事項にあったときに読むというのでもいいと思う。健全な会計マインドを醸成していく体力作りと期待できる。会計士や税理士といった資格試験にも網羅していると書かれてあるので、受験生にも実務者にも研究者にも役立つに違いないと思っている。ぶっといので、おっと引いてしまいそうだが、会計から逃げないこと。自分にも戒めながら、勉強を続けたい。

自発的な学習に向けて

61keoajuel

子供の世界地図

子供が興味を抱いたときに、書籍は特に買うようにしている。買い与えて、自身で考えさせる。手軽に自分の手元においてあげることで、自然に勉強し、身に付くようにと思っている。図鑑として、事典代わりにできるようなものに一つである、今回の世界地図とその諸国の説明がされている。大型の本で非常に子供にも扱いやすいのではないかと思っている。親も一緒に学べると、コミュケ-ションもとりやすくなるだろう。この書籍もよくできているなと感心する。兄弟で教えあうようにいずれはなってほしい。

漱石、100年後に逢いましょう

61yjkflg4l

一生枯れない泉

奥泉光さんの編纂の漱石特集号。今年は、漱石没100年ということでたくさんの催しやこうした特集といったものがあり、漱石を研究していた身としてはどうしても気になる。この本の中にも書いてあるが、漱石の文学について、奥泉光さんは「飲んでも飲んでもまだある、一生枯れない泉」と表現されているが、まさしくそのように思う。研究者においてもたくさんの方が批評や論文が残されているが、色あせることもない。一般の読者にもたくさん愛されている国民的作家であるのは言うまでもないが、同じ作品を読んでも、こうだったのかもしれないとかしばしば思う時がある。だから虜にされるんだろうなと思う次第だ。漱石の作品の中に、夢十夜という小説がある。夢のお話が10夜あるのだが、その最初の1夜で、「百年、私の墓のそばに坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」という文章がある。今年は100年後である。何か問いかけられているような気がしてならない。漱石を知る一冊として、いいのではないかと僕は思う。

新しい市場のつくりかた

%e7%84%a1%e9%a1%8c

文化開発を捉える

新規商品を開発するには、どういった着眼点が必要であろうか。この書籍から学べることは、問題の設定の仕方を間違えないこと、深くとらえることであり、新しいコンセプトの価値を創造するには、商品やライフスタイルという生活文化から開発創造をしていく視点である。ちりばめられた具体例もあるので、参考になる。経営学者の三宅先生の書籍なので、大学の講義テキストになのかもしれないが、一般の経営者には十分参考になる。足元にある資源をどう活かしていくのか、自身にも問いかけを行えた良書と巡り合えた。新しい市場を創造していこう。

いわゆる「士業」について考える

有望と考える「士業」とは何か

 

会計事務所にいる身分としては、比較的「士業」関係とはお会いする機会は多い。弁護士、公認会計士、司法書士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、土地家屋調査士、行政書士、宅建士(士業にいれるんかな?)などなど。士業はいまや斜陽産業と言われ、かつてのような有望ビジネスと言えなくなった。もちろんどの職種でも勝ち組負け組というか、経営のよしあしはあるが、僕が約15年かかわって、思うのは「中小企業診断士」がビジネスチャンスも多く、稼ぎもいいと思っている。まずそう思うのは、行政からの仕事が多いということだ。特に不況になればなるほど、仕事は増え、経営の立て直しを図る。経営はまず最初だ。弁護士は自分で裁判所に行き、訴状を書きと意外にコマ使い、会計士は上場企業が少なくなっており、税理士化。税理士は、申告中心。記帳代行は自計化による減少し、月々の報酬減。これは情報の摂取がしやすくなっていることによる。司法書士、行政書士は代書・・・、こう考えて、いろいろ会ってきた結果、「中小企業診断士」が一番有望と僕はとらえている。面白いもので、独占業務がない「士業」が一番だというのも、これも面白い。これは個人的見解である。立派な人はたくさんいる。しかし、僕の周りは少なくとも成功者が診断士が多い気がしている。

文化と経済の芸術学

51dbjqhe6al

 

文化と芸術を足場に

明日の可能性を考えたとき、文化と芸術を拠点にした新しい価値を見出すことが必要になる。20世紀の経済の下支えが文明であるならば、21世紀は文化と芸術を経済のてことして、捉えていく認識が重要視される。こうした視点で整理された書籍を読み直すと、いわゆる「サードポイント」はどこにあるのか。学習の場、生涯学習の場や、価値の流動化された未来価値の位置づけといったところに、動態が移動するということに他ならないか。文化や芸術は一見、ビジネス領域には難しいところだが、視点を整理していくと価値創造を作り上げていくには、マストな部分として、際立させる。非生産性である部分を生産的に考えると、やはりしんどいところはあるが、時代の変遷を考えると、先生の言う「サードポイント」はこれからほんと大切だろう。新書なので手に取りやすい。是非、一読を。

著者 : 谷口正和
ライフデザインブックス
発売日 : 2016-09-28