お彼岸

静かな朝に

庄原の祖父祖母の墓参りに続き、父親の墓参りも済ませた。ここは家からほど近いところに墓所を構えたので、行き来には負担がない。誰もいないだろう朝早くに出向いたが、朝に参る人もいるようだ。10月に一周忌を迎えるが、だんだんと人々の記憶から消えていく。望まない大掛かりな葬式になったので、ようやく静かにさせてもらえる気もする。望まないといえ、多くの人に参列していただいたのは感謝しかない。それにしても、69歳で亡くなるのだから、やはり少し早い。不摂生、極まりない父親だったから、仕方ないのか。自分にも問いかける気がしてならない。

 

 

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