文化と経済の芸術学

51dbjqhe6al

 

文化と芸術を足場に

明日の可能性を考えたとき、文化と芸術を拠点にした新しい価値を見出すことが必要になる。20世紀の経済の下支えが文明であるならば、21世紀は文化と芸術を経済のてことして、捉えていく認識が重要視される。こうした視点で整理された書籍を読み直すと、いわゆる「サードポイント」はどこにあるのか。学習の場、生涯学習の場や、価値の流動化された未来価値の位置づけといったところに、動態が移動するということに他ならないか。文化や芸術は一見、ビジネス領域には難しいところだが、視点を整理していくと価値創造を作り上げていくには、マストな部分として、際立させる。非生産性である部分を生産的に考えると、やはりしんどいところはあるが、時代の変遷を考えると、先生の言う「サードポイント」はこれからほんと大切だろう。新書なので手に取りやすい。是非、一読を。

著者 : 谷口正和
ライフデザインブックス
発売日 : 2016-09-28

コメントを残す

*


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.