配偶者控除はどうなるのか?
そもそも配偶者控除は、見直しの主な目的として、①共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、税に不公平感がでてきていること、②パートやアルバイトの主婦などが「年収103万円の壁」を気にせず働ける環境を整備する、といったところと言えるが、本当に配偶者控除をなくすべきなんだろうか?僕個人としては、ここはなくすべきではないと考えている。夫婦控除がどうなるのかというのもあるが、「主婦の仕事の軽視」というのが、廃止の反対理由だ。確かに主婦の仕事は、お金に結び付かないが、立派な社会の役割だと思っている。女性の社会進出は妨げようということではないが、子育て一つ考えても、この重要な役割よりもビジネスから得るお金という報酬を求めるのはどうかと考えている。税収を上げるのもわかるが、人的控除の中でも配偶者控除はなくすべきでない。主婦の立派な役割を全うできる社会体制を望む。しかし、流れ的には配偶者控除はなくなりそうだと思えるが・・・。

インタ-ネットで人生を変える方法
もう一丁、勝間さんの書籍より。おわりに章で、「『目立ち力』読んで、こんなことを始めました」とネットに書いてください、必ず、検索をかけて私が探しますからと書いてあった。今年はSNSやブログといったものに向き合う時期なのかもしれない。正月に、カール平野敦士さんの書籍を読んだ際に、ブログの重要性を改めて考え、これまで多数の人にやった方がいいと言われたが、しなかった。そこまで意識が高くなかったのだろう。しかし、まだ多くに公開していないが、ブログを読んだよと言われることもあったし、何らかの主張や思想も投げかけられる機会を得た気がする。さて、勝間さんの「目立つ力」。ブログは立体名刺というのもうなづける。多様なメディアの方法がある中で、新しいチャンスを得る機会なのかもしれないと思える。持続的にブログは続けてみようと思っている。勝間さんの書籍は、学ばせてくれる。どの書籍からでもいいと思うが、読んでみるといいと思う。この書籍は読んでなかったな~。

思考力を鍛える
会計士で経済評論家の勝間和代さんの著書、拝読。一時期は、カツマ-現象もあり、メディアも多く出られていた。今でもご活躍は健在だが、僕も勝間さんの本を読み漁ったことがある。勝間さんの著書は全般的にわかりやすい。そして、すぐに取り組みやすい気がする。難しいことを優しく説明できる能力は才能と思える。この本では「問題解決」をするためのツール、方法がわかりやすく書いてある。思考力を鍛え、アタマの作り方を学ぶことができる。たとえば、問題設定の3つのポイントは、①間違った問題は解けない。②コインの裏返し問題は解けない、③無理なく、無駄なく、ムラなくという点を挙げている。問題を正しく設定すれば、7割は解けるという視点である。問題意識、仮説、検証、わかりやすい例題で説明されているので、ビジネスで使える。使えなければ、意味がないのだ。勝間さんの書籍をまた読もうと感じるものであった。
 | ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日 : 2010-05-20 |

投資には勉強が必要だ
貯蓄から投資へといわれて久しい。いつもお世話になっている島先生の書籍をみつけて読んでみた。株式、債券、不動産、投資信託・・・、非常に分かりやすく説明されている。よく言われていたことを思い出すが、使いえないファイナンス知識は意味がない。最低限の基礎知識で随分と判断基準が異なる。ファイナンスの教科書は非常に難しく書いてあるが、意思決定する際に武器になる知識を備えることが重要である。個人投資について、再勉強から気づきもあった。ファイナンシャル・リテラシ-を学ぶこと。さてこれから勉強という人には、この書籍から入るのはいいかもしれない。

今起こっていることを見つめ、実践に移す
やるべき行動の指針というか、考えさせられることが多かった。どのように実践をしていくかの指南をわかりやすく書かれている。最後の方に書かれているが、理論は補佐的な経営知識は必要だが、経営に重要な要因にはなりえないということは、ずっとこの書籍を読んでいけば納得する。やはり失敗から学ぶことは、よりよく現実を見つめ、反芻し、向き合い、行動することに他ならない。組織の構築を書かれているが、実は個人がどう動くのかが必要であると考えられる。再起力、さあ実践していこう。

発想の転換
世界一即戦力な男。これまでの逆の発想で、就職活動の内定を得た青年の物語。中身をみると、骨折したとか、いわばどうでもいいキャリアも書いてあるが、むしろこれが功を奏したところはある。また何故このようなサイトを作り、公開したのかというスト-リ-に、人事やその経営者も興味を示したようだ。新規事業に取り組む際に、やはり新しい視点、着眼点が必要であり、地平を切り開く開拓者を求めてくる。現在は、内定した会社を辞め、ヤフ-に転職したようだが、彼の発想は面白かったように思う。みんなマニュアル人間だから、こうしたアクションは目立つわけだ。一読をお勧めする。

農業経営の導入編
投稿予定の論文に有益と思い、購入した書籍。前々からこの書籍は知っていたが、今回、財務管理という視点がどうしても必要なときに、他の方が引用文献の使用されていることから、改めて知った経緯である。農業経営の入門的に整理されており、たぶん教科書で使用されている学校もあるような本であった。農業の財務管理はなかなか見当たらず、先行的なものを手掛かりにする際にどうしても必要である。今回、再発見できた視点もあり、学術的導入では非常に読みやすくわかりやすいと思える。理論と実践を融合させていくのは、農業経営のみならず、必要な事柄だ。理論を軽視してはいけない。

今年で14回目
毎年、社会人大学院の有志とともに旅行へ行く。今年は仙台。ファイナンスの講義のときに、温泉に行こうということで、別府を皮切りに始まった。だから別研(他の意味もあるが、別府の始まりは『別』を入れる意味が強かった)。今年は別研メンバ-が死去したこともあり、みんなで献杯した。毎年、旅行に行って、1泊2日会話して、酒飲んで、風呂入ってやってるわけだから、濃い関係である。それだけにメンバ-の死去は我々にとっても、衝撃だった。さていつも写真撮らないから撮ろうと今回、とってみた。仙台城跡地である。大学院を修了して、10年。最初の頃は年に2度言っていたが、1回になったが、長く続いている。ほんと楽しみな行事である。生きている間に47都道府県廻ろうと意欲的である。1年1年の振り返りと共に、歳を重ねていく。素晴らしい仲間に恵まれている。来年は香川だ。
ひとまず完成
5月に簿記学会で報告した論文が完成。校正等はあるが、一応書けた。なかなか進まなかったが、今回の論文作成において、2000年前後の書籍・論文を見つけ、これが有益な情報を得ることができたし、活用できた。どうも世紀末という時期もあるのかもしれないが、農業会計においても農業経営においても、多くの研究者が編纂したものを見つけた。会計は既知であったが、農業経営管理面でも研究がされており、先行研究面で苦慮していたため、ほんとこの発見は大きかった。今回の内容は、実際の農業法人の原価管理表を例にして、考察を深めている。まあ提出時期までまだ時間あるので、何度も推敲をしようと思っている。管理面を視点に、簿記を考察する、原価管理を考察するなど、少し気になるテーマになってきたのは事実である。
憂鬱になる・・・
書き物ばかりの宿題は、ほんと気が重い。学術論文でしょ?文庫でしょ?企画書でしょ?・・、う~ん、気がのらない。やらないといけないのも重々わかってます。ちょっと詰め込みすぎたかなとも思う。書類仕事も子育ても時は待ってくれない。少しずつやるしかない。少しだけ吐露した後はあるのみ。再開じゃ!