
初めての経験かもしれぬ
用事もあって、住まいの近くでお酒の機会があり、大衆食堂にいた。その日は満席で賑やかであったが、近くのお客と連れが意気投合しており、次の店に行くという。連れと合わせて、4人で2件目へ。ほとんど今頃は2件目に行くこともない。あとの2人もよくよく聞いてみると、始めて会ったらしい。香川で内装の仕事をしている人、岡山で電気工事をしている人、同じ現場でなかったようで、これもびっくりな出来事であった。まずもって初めて会ったような人と店を変えてまで飲むということもなかったが、こうしたこともたまにはあっていいのかなと思いつつ、つい深酒をしてしまった。あとでお店の人に聞くと、とんでもないくらい酒が空いていたらしい。酒はほどほどにと思う次第である。それぞれ違う仕事、違う地域だが、また会うことがあるかもしれない。変わったおっさんだったが、楽しい時間だった。
書籍の執筆
これまでの農業にかかわった経験や視点、考えをまとめるべく、書籍を出すことにした。幸い、縁があって出版社も応援してくれている。しかし、なかなか思うように時間もとれないのもあるが、執筆が進まない。これはやる気の問題もある。どうしても日常に加え、論文の執筆もあるし、あれやこれやでほんと思うようにいかない。時たま、出版社から催促の連絡があるが、ほんと申し訳ないが、書けていないの事実だ。今回、書籍にまとめることは意義があると思っている。僕のかかわった物語を通じて、メッセ-ジを残すことで、ひょっとしたらまた新しい農業を応援する人が出てくるのではないかと思っている。僕も書籍から元気をもらうことも多い。内容がそうなればこの上ないのだが・・・。何をするにしても、まとまった時間が欲しい。漸くまとまってとれたかなと思った時間も、家族中の風邪で、何かをするどころではなかった。いずれにしても、自分がやるかやらないかという選択である。どうせやるなら楽しくやりたい。

子供の世界地図
子供が興味を抱いたときに、書籍は特に買うようにしている。買い与えて、自身で考えさせる。手軽に自分の手元においてあげることで、自然に勉強し、身に付くようにと思っている。図鑑として、事典代わりにできるようなものに一つである、今回の世界地図とその諸国の説明がされている。大型の本で非常に子供にも扱いやすいのではないかと思っている。親も一緒に学べると、コミュケ-ションもとりやすくなるだろう。この書籍もよくできているなと感心する。兄弟で教えあうようにいずれはなってほしい。
有望と考える「士業」とは何か
会計事務所にいる身分としては、比較的「士業」関係とはお会いする機会は多い。弁護士、公認会計士、司法書士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、土地家屋調査士、行政書士、宅建士(士業にいれるんかな?)などなど。士業はいまや斜陽産業と言われ、かつてのような有望ビジネスと言えなくなった。もちろんどの職種でも勝ち組負け組というか、経営のよしあしはあるが、僕が約15年かかわって、思うのは「中小企業診断士」がビジネスチャンスも多く、稼ぎもいいと思っている。まずそう思うのは、行政からの仕事が多いということだ。特に不況になればなるほど、仕事は増え、経営の立て直しを図る。経営はまず最初だ。弁護士は自分で裁判所に行き、訴状を書きと意外にコマ使い、会計士は上場企業が少なくなっており、税理士化。税理士は、申告中心。記帳代行は自計化による減少し、月々の報酬減。これは情報の摂取がしやすくなっていることによる。司法書士、行政書士は代書・・・、こう考えて、いろいろ会ってきた結果、「中小企業診断士」が一番有望と僕はとらえている。面白いもので、独占業務がない「士業」が一番だというのも、これも面白い。これは個人的見解である。立派な人はたくさんいる。しかし、僕の周りは少なくとも成功者が診断士が多い気がしている。

情報の「おいしさ」をキャッチする
人間はそれぞれに味覚があり、匂いや食感さまざまな部分で「おいしさ」を感じる。このおいしさは文化や地域にも異なるものもあるが、食に携わったものとして、認識しておかないといけない知識がある。それは言葉の「おいしさ」である。実はこのおいしさは情報で操作していくことも可能であり、「もちもち」や「ジュ-シ-」とか与えられた言葉によって、「おいしさ」をイメ-ジを沸かすことがある。つまり、言葉が持つ力をどう使いこなすという点は、与える側はきちんと理解しておく必要がある。この書籍。「おいしさ」の調査をいろいろ行っており、データがちりばめられているが、随分参考になる。商品開発やマーケティング、ブランディング等々、役立つと思える辞書として、ビジネスの場に置いておくのはいかがであろうか?

農業ビジネス、成功のための「付加価値戦略」
サスティナブルな農業経営を行うためにも、「儲ける」という利益至上主義を第一義的に念頭に置かず、地域や自然を一体化しつつ、農業に向き合うことが大切になる。こうした視点の中で、説明を加えられている一冊。特に企業の農業参入には役立つ。先進事例から事業計画も含め、農業+αの部分を学べる。高収益な農業ビジネスを実現するために、どう付加価値をつけていくのか、難しい課題でもあるが、ビジネスはここを超えないといけない。
懐かしいDVDが出てきた
農業を支援する会社、株式会社マスタ-ド・シード22の起ち上げの時に、ケーブルテレビに取り上げていただいたDVDが出てきた。今では規格外野菜を使ったアイスクリ-ムの展開が主だったが、最初は「米」をテーマにしていた。米も支援を行っていなわけではないが、米のブランド化は非常に難しい。かつては、米と環境、環境と言っても「水」に着目し、良質な軟水で育てたという視点でPRを試みたりと、あれこれ考えていた。地域ブランドを創造するという理念を掲げ、はじめた会社ももう6年経過している。なかなか思うようなところまでにはないが、人的ネットワ-クからはとてつもないものを得ているような気がする。紆余曲折しながら、時間は経過しているが、なお一層、農業支援を行える展開をし、活性化していきたいと思っている。

映画を見る
子供ができるまで映画というものはとんと見ることがなかった。そこまで興味がないのが大きな要因である。だから何から何まで初心者という形で数年前から見るようになった。主に子供と一緒だからアニメばかりであるが、ミニオンズとか今回のペット、こういう類は大人がみても面白かった。ペットたちが繰り広げる物語であるが、4歳の息子くらいらはわかるだろうし、2歳のも娘も笑っていたので、これはよかった気がする。よくよく見ると、映画は様々な割引があるようだ。日にちや優待等、うまく使えば割安で、また1人でも楽しんでみることができると思える。子供を通じて、学ばせてもらうことは非常に多い。かれこれ年に10本は見るようになった気がする。僕も変わったものだ。

観光列車に乗って
嫁さんの実家へ帰省するのに、瀬戸内マリンビュ-に乗ってみた。もちろん電車好きの息子好みに合わせてである。僕自身もはじめて乗車した。気合を入れて、指定席券を早くから買って準備をしたが、結論的に言うとかなりよかった。ゆったりとしたソファの席で、見慣れた景色ではあったが、それでも新鮮な感覚であった。観光客も少なからずいて、見知らぬ人とも話したが、これはこれで素敵な経験をさせてもらったような気がする。今年は80周年記念ということで、記念品をもらった。またどこかで乗ろうと思っている。今度は酒を飲みたい。
日本語学習の変遷
在京のときに、文学を御教授いただいていた小森先生の書籍。当時、留学もしたいと思っていたが、お金もないということで発想を転換して、「外国人に日本語を教えればいい」と考え、日本語教師のライセンスもとった。外国で日本語を教えれば、職業+海外移住というダブルのプラスになると考えたわけだ。その中で、当時、日本語ブームがあったのかつ、師の書籍ということを読んだ本である。先生の幼少の言語環境もあるが、言語学習の過程というか、学ぶことがある。全部が悪いわけではなく、違う視点の獲得という点ではいい体験だったのかもしれない。それは本人の捉え方だろうけど。漱石研究で有名な「こころ論争」にも触れている。読みやすく面白い一冊。