岸保宏

行きたかった2つの場所

東京の滞在の間

上京した際に、必ず時間を作っていこうと思ったところにようやく行けました。一つは、早稲田にできた漱石山房記念館、もう一つは乃木坂の国立美術館で開催している安藤忠雄展。前者は漱石の没後150年ということで、作られた漱石初の記念館となる。あまり大きくはないが、生涯を俯瞰できる内容となっており、これからの漱石を伝承していく際に、十分な貢献が期待される。今年、9月に開館したばかりの記念館である。後者は建築家の安藤忠雄を作品を物語にした展示。僕自身好きな建築家であり、自然との共生をうまく取り入れている。花を植えていく活動など、共感できることも多い。そんな2つの場所、手軽にいつも行ければいいのだが、東京へ行くのも近いようで遠い。その点、東京にいればと思う時もある。しかし、ほんと東京にいると、疲れてしまう。もう田舎の生活にどっぷりとつかっている。漱石山房記念館はいつでもあるが、安藤忠雄展は、12月18日まで。是非、一度行ってほしい場所である。

 

僕にとっての一新塾

セルフチェック-未分化の中の「私」-

政策学校一新塾というところがある。今や5000人以上の卒業生を輩出し、各方面でその卒業生、現役生が活躍している。僕も24期、もう10年前になるだろうか、通わさせていただいた。今でも1年に一度くらい東京の教室へ寄って、自分自身を振り返るというか、そういったセルフチェックをしている。僕にとってはかけがえのない学校だ。学校は最初は塾だった。学校も今や分岐点に来ている気がする。僕にとって唯一の母校と言える学校かもしれない。それだけ自分自身が生きる上で大切。こうした学校に通えたことは誇りである。僕もまた頑張れる。激動の10年だったかもしれない。

 

グリ-ンボンドの活用を考える

昨秋からのプロジェクト

近年、各地で活用始められているグリ-ンボンドであるが、比較的早い段階からこのボンドを活用した地方創生案を推進すべきだと考えていたが、とうとう僕もその活用に向けて一兵卒で動くことになった。昨秋に東広島市でグリーンボンドの講習を行い、今年2月にガイドラインが環境省から示された。いち早く東京都などは活用に向けた動きをしていたし、僕自身もグリ-ンボンドによる資金調達を含めた地域社会の還元は、サスティナブル社会の現在、導入すべきだろうと踏んでいる。中身はまだ言えないが、民間から提案できるように、準備をし始めた。キックオフから1年。新しい動きは新しい価値を生む。さて、40代の大仕事の一つが始まったので、さらに性根を入れたい。グリ-ンボンドって何?これから普及が広まると思うので、少しみてもらえればと思う%

 

 

6次産業化、積み重ねの展開

モクモクの新しい風

共同研究を申し込まれて、大規模な農業法人のヒアリングのために、三重県のモクモクファームへ行ってまいりました。台風の影響で、レンタカ-を借りて、滋賀から三重へ。聞くところによると、1985年あたりから、6次産業という言葉が出てくる前に、自らで農業をし、加工し、販売する。お客様の声から活かして、圧倒的な農業展開をされている。はっきりいえば、最近の6次産業を推進するところではなかなか追いつけない。事業の積み重ねによって、6次産業が結果的になったわけだが、よく言われる事業のスト-リーが不特定多数の顧客に伝わっていく。ほんと行ってみて、どういう考えで事業を行っているのかをお聞きして、勉強になった。ホームペ-ジを見てもらえればわかるが、たくさんのことがここでは体験できる。是非、一度は行ってほしいおすすめの場所。

 

追悼

さらば、アニキ!本当にありがとうございました。

大変お世話になった平本氏が亡くなったのが、先週金曜日。2日目に予定が合ったので、飲みを断って、「また来週やろうや!」と電話を切ったのが最後になりました。急な死で関係者、みんな困惑。かけがえのない人を亡くしました。通夜、葬式と両方とも参加させていただきましたが、生前の交流域の広さを物語るように、会場に入りきれないほどの人が詰めかけ、故人を慎みました。これから一緒にやっていこうとするプロジェクトもあり、まだまだご指導を仰がなければならないこと、たくさんありました。頻繁に連絡をとっていたし、短い期間でしたが、たくさん飲ませていただきました。軽快な語り口で明るい性格、みんなが自然と集まってくる人の魅力、こういう人はなかなかいないものです。未だに信じられませんが、改めて哀悼の意を表します。生前、1枚だけ撮っていた写真。「らしい」写真をみると、あの独特なしゃべりが蘇ってきます。本当にお世話になりました、ありがとうございました。平本さんが残した人や生きざまは、残ったみんなで受け継いでいきます。

この度の選挙

 

旋風は起こるのか?

どこの政党がいい、悪いなどはひとまず言わないが、今回、公示前に騒がれたにもかかわらず、意外にそうでもない気がする。僕の住まいの広島4区は、全国的にも注目区となっていると思うが、それでも何かおとなしい感じは否めない。ちょこちょこは各方面より電話もいただく。候補者の方々には悔いのない戦いをしてほしい。そしてフェアに。「候補者が議員になってどのような社会にしたいのか」という根本義に立ち戻って、頑張ってほしいと思います。選挙は大変。どうなるんでしょうね?

 

地域ブランド創造企業

懐かしい写真

書籍に使う写真依頼があって、過去のものを探してもらった。写真はさけたんぽ。さけたんぽって何?チロリのこと?そう、ちろりもそうだけど、米農家の支援でこの商品を作ったのが、最初。地元の米と味噌と酒粕をつかって、「きりたんぽ」と「五平餅」の中間位の仕上がりで、酒粕を使って、たんぽになるから、「さけたんぽ」という商品で売り出した。ちなみに「さけたんぽ」は商標登録もしている。実際、評判はまあまあ良かったように思う。「酒」?、「鮭」?、商品の説明から、酒と聞くと、子供が遠慮するなど、難点も確かにあった。いずれにしても会社のスタ-トアップはここにあった。地域ブランドを創造し、農業支援をする。こうした取り組みはもう8年前。2009年に立ち上げたのだから早いものだ。一歩踏み出せた若さを感じた。

 

ダブルヘッダ-

 

悩みの種

毎年、10月の連休は、幼稚園の運動会と西条酒まつりが重なる。連休中は何かと地域イベントも重なるので、是非日にちをずらしてほしいものだが、僕の声は届かない。結構困っている人がいるのではなかろうかと思っている。息子の幼稚園最後の運動会。過去を振り返りながら、子供の成長を感じることができました。長女の子守り中心であちこちあちこち。凄い雨が降ったにもかかわらず、何とか中断後、運動会も無事終わりました。その後、急ぐ急ぐ、東広島へ酒まつりへ向かいました。2日目は嵐のような感じで多くの方にご愛顧いただきました。ありがとうございます。目まぐるしい連休でしたが、楽しく過ごせました。感謝感謝の連休でした。

休日の子守り

 

ちょっとした気分転換

山口といっても、ほぼ広島の隣町くらいの距離の岩国、和木町へ行ってきました。以前、廿日市の人より蜂が峰公園に行ってみればと薦められて、一度は思ってました。行ってみると、子供公演、ミニSL,キャンプ場、ミニ動物園、観覧車などなど、立派な公園で子供連れの同じような家族もたくさんいました。近いので、いろり山賊も寄ってみました。長男は行ってから、思い出したようでしたが、ゆったりと過ごすことができました。公園もたくさん子供がいると行くわけですが、年齢によってだいぶ違います。今回のところは、下の子にはまだ早いなと思う遊具が多かったですが、いろんなところに行って、感じ取ることができればいいわけで、それはそれでOKでしょう。いつもながら、子供と共有できる時間と空間、大切にしたいと思っています。

学者と酒にまみれて

再会

僕が所属できないような高尚な学会、日本会計研究学会が広島で開催されたようで、夜にかつて共同研究したり、交流のある先生方が声をかけてくださった。2日間、広島の街でわいわいがやがや、やって、昼間はお勉強(僕以外)。久しぶりにお会いしましたが、僕も研究もっと頑張らないと思う次第で、仕事は違えど、共通点もありと、刺激的な時間でした。とある場所で、どうせ広島に来たんだからということで、カ-プ一色で楽しみました。またどこかで再会できればと思っております。秋になったし、再度、研究もエンジンかけなおします。