減価償却

コツコツと

昔、広島大学の図書館で借りた本を中古本で購入した。よくまとまっていて、簡潔な整理であるので、読みやすかった記憶があった。圧縮記帳の論文に関して、どうもひっかかるところもあり、読んでいる。書籍だけは気づいたときに購入するが、読めていない本もたくさんあるが、やっぱり手元に置いておきたい。だからどんどん書籍は増えるのだが、まあね、仕方ないね。それにしても、この書籍はよくまとまっている。修士論文をベースにしているようであるが、緻密に調べて整理されているので、「減価償却」に興味のある方は一読をと思う。

 

経営理念

動機善なりや私心なかりしか

いろんなことがあり、原点に立ち戻る。一時期、稲森和夫氏が主宰する「盛和塾」で経営を学ぶ機会を得た。経営理念をはじめ、多くのことを学んだが、フラッシュバックのように記憶が戻ってきた。自分自身が「純」な気持ちで、物事に向き合っているのか。自分の私利私欲に走っていないのか、本当の願いはという問いかけに対し、「動機善なりや私心なかりしか」というメッセージが強くのしかかる。我に返るときはしっかり帰らないといけないと思い、自分に問いかけて自問自答するが、日常の忙しさにかまけて本質をから離れることもあるのではないか。そんなことを強く思う今日この頃。

 

 

ラーメン考

明らかに異なる

ラーメンは比較的すきなので、よく食べに行くが、どうも物価高もあって仕入の見直しが悪い方に進んでいると思う。遭えてラーメンの画像にはしないが、「麺」を変えたんだろうなというのが食べてわかることで、美味いなと思わないラーメンを食すことになる。価格は確かに上がっているが、それと伴うように味を変える(いい方向ならいいが)のはご法度であろうと思うのだが・・・・。端的に言えば、麺とスープの調和が悪いのである。これは食べていてがっかり感満載。スープはあまり変わった感じはしないものの、気になって仕方がない。もちろん従来の「あの味」というものを守り、物価高に伴う価格改定しているところもあるが、そうでない店が多くなってきている気がする。皆さんはどう感じるだろうか。

労災も変わる

現実への対応

中小零細の農業経営者には、費用の負担増になるので、一つ頭を抱えるかもしれないが、農業分野の労災義務化は致し方ないと思う。農業従事者の高齢化は進む、とりわけ農業分野の死亡事故が多いなど、背景を考えても、従業員の数で縛られるのもどうか。これは現実的な対応になろうかと思う。どうも記事を読んで見ると、社会保険労務士が農業における労災加入の推進に取り組んでいたようで、悲願とも言う。労働安全からもこの点は必要だろうし、今ならば熱中症での死者も出ている。冒頭に述べたように、経営者の負担が増え、専門家への費用など何らかの手当は考えなければならないかもしれないけどねと思うところ。

学術研究の考え方

ゴールが見え始めた

自分の中で「これとこれとこれ」をやったら、終わるんだということが見え始めた。博士を取って、大学に就職してというのが王道の人は多いだろうが、そこが僕のゴールではない。あくまで自分に課した基準で未来へ向かうことだけに執着し、それ以外は排除する。それで僕は満足なのである。納得ではない。もう少し自分が若ければ考え方は違うのだろうが、今はそう。そのゴールにたどり着いたら、スパッと学術研究も辞める。潔く。そう考えると、60歳までには終えて、次のステージに進みたいもの。たぶん周りとは違うのだろうと思う。学者の人は学会好きのようだが、僕は嫌いである。なので終えたらすべて辞める。そうなるとたぶん僕は僕に褒めてあげられるステージに自分が成長したんだろうと思っている。

 

権力の使い方

地位に執着しない

今の政治情勢をみても、何か地位に執着し、権力を持ちたがる。そこに執着するから、思考は縛られ、誤った判断枠組で問題をとらえるのではないか。そう思うことが多く、「権力」には魔物があるのかさえ思う。落合博満さんが「周りのように監督の地位に執着していないんだわ」という発言をよく覚えていて、あくまで契約であること、シビアな目を持っていた。僕もこの意見に3賛同しており、その権力のために違う力学が働いたとき、悪知恵が働くだろうにと思うし、そうはしたくない。今回の政治もそう、世の中の権力もそう。本筋を忘れないようにと思いながら、自分にある「志」を振り返ってほしいと思うものである。

何故、人は結婚するのか

政治の話が多い中で

何故、人は結婚するのだろうかと真剣に考えたことがある。僕が出した答えは究極的には子孫を残すこと。これに尽きる。愛があるなら、法律で縛る必要もないだろうが、その論点ではない。ただそれだけである。ただ人は何故、結婚する人の方が多いのだろうかという問いも深く考えた。多くの人が結婚をする、すなわち結婚が人を幸せにするのではないかと思い、自分も考えを変えたわけである。その結果、3人の子どもにも恵まれた。いろいろあるにせよ、まあまあよかったのかなと今は思う。これからはわからない。政治が混とんとしているが、少子化対策はほんとした方がいい。どうもそこまでこの国の政治は本腰が入らない。結局は移民か・・・、外国人問題?結婚とは子孫を残すことと結論付けるのなら、結婚をする人を増やす社会にした方がいいのかも。独身に羨ましさもあるが、逆もあるのだろう。

子供との接点

いろんな視野を!

3人の子どもがいて、まちまちである。長男は長男の、長女は長女の、次女は次女の特徴があり、それぞれ面白さはある。最近、長女は殊更、僕といることが多い。僕もできるだけ応じるようにしているが、その共有する時間と空間の中で、彼女が将来、どう進みたいのか、何がしたいのかという「接点」を探している。この探索により、決めつけないようにと思っているが、ひとまずやろうと思ったことに、真摯に愚直に頑張りぬいてほしいものと思う。その結果、いいも悪いもあるだろうが、頑張りぬかないと見えない世界があるものである。小学校までは正直、成績も興味がない。それより大切と思う学校で学べない「体験」や「経験」を積むことに協力できればと思うところ。子育ての面白さでもあるが・・・。

進む離農

農業の人出不足

基幹的農業従事者の高齢化は進み、新規就農は追いつかず、農家の平均年齢はさらに高くなっている。24年で69.2歳だから70歳はすぐであり、これは時間の問題である。いろいろ問題にあるにせよ、今の世の中、トランプ関税交渉で農業はどうなる?今の政治の流れである「外国人問題」として排除していく流れ、農業にとってはマイナス点が多い気がする。後者で言えば、農業の技能実習生はよく働くイメージである。日本人と根性が違う。人間だからいいも悪いもあるし、日本人、外国人もそう。過敏になりすぎるのもどうか、ここはしっかり誠治が支えてほしいもの。極端な議論にならないことを願う。それにしても労働力で言えば、外国人がいないと成り立たないと思われる。離農はさらに進む。少子化も進む。選挙対策での政治ではなく、骨太に考えてほしいものであると思いながら・・・・。トランプ関税にかんしては別の機会に。

税務会計とも向き合う

戦い続ける

熊学で得た博士論文をどうにか書籍化を止揚と思っている。農大で書いた博士論文を久しぶりに読み直した。やはり博士論文とは言え、稚拙な気がした。ただあの頃はあれが精一杯であったし、熊学に入る前は「それなり」と思っていた評価がやはりまだまだ未熟さを感じる。熊学のものはどうか、農大時代よりはいいかもしれないが、やはり目につく箇所は多々あるもので、終わりのない「旅」なのか・・・。今回、プラス要素として「税務会計」の色彩の強い論考は入れたいと思うようになり、税務会計の書籍も目を通し始めた。あれやこれや思うこともあるが、引用にも使ったこの本から。違う角度から読むと参考になる。学部からこういう学びを得れば違ったのかもと思いながら、今、農学や会計学といったものを専門にしていることからすれば、昔の僕からは驚きなのである。