配偶者控除は廃止すべきかどうか?

配偶者控除はどうなるのか?

そもそも配偶者控除は、見直しの主な目的として、①共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、税に不公平感がでてきていること、②パートやアルバイトの主婦などが「年収103万円の壁」を気にせず働ける環境を整備する、といったところと言えるが、本当に配偶者控除をなくすべきなんだろうか?僕個人としては、ここはなくすべきではないと考えている。夫婦控除がどうなるのかというのもあるが、「主婦の仕事の軽視」というのが、廃止の反対理由だ。確かに主婦の仕事は、お金に結び付かないが、立派な社会の役割だと思っている。女性の社会進出は妨げようということではないが、子育て一つ考えても、この重要な役割よりもビジネスから得るお金という報酬を求めるのはどうかと考えている。税収を上げるのもわかるが、人的控除の中でも配偶者控除はなくすべきでない。主婦の立派な役割を全うできる社会体制を望む。しかし、流れ的には配偶者控除はなくなりそうだと思えるが・・・。

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