旅立ちの時

新たな門出と寂しさ

人は環境を変えたいなと思うことはしばしばあるのではないか。僕も広島は大好きであるが、違う場所に移り住んで人生をやり直したいと思うことはよく思う。今は望みが叶うのなら東京に帰りたい。戦友が海外に就職すると連絡があった。出会ってからはたくさん助けてもらったし、気も合ったのでよく連絡もしていた。仕事的にはコロナも合ったりと苦しいことが多かったようだが、ほんと休みもなしでよく頑張ったと思う。一区切りついたこともあり、海外へ移住を模索していたが、彼の念願は叶った。しかし、一抹の寂しさはある。いくら多くの人と付き合っていても、そう気の合う人間は少ないものだ。そう思うと、旅立ちの応援と寂しさという心の渋滞はあるが、これも人生なんだろう。環境が変われば、また人生も変わってくるだろうと思う。