聞く力の是非
汚染処理水が昨日、放出された。安全面では問題内のことであるが、中国はいち早く輸入を止め、漁業への影響は大きい。先日、首相が福島に行き、検討するという話だったようだが、その数日後に海水放出を決定する至るが、どうも「聞く力」というのが何なのか、よくわからない。意思決定は、いいも悪いもしていかないといけないが、「聞く」ということがなされていない気がする。つまり、情報の整理がなされた上で、相手にわかりやすく提示できる、説明できることが必要に思う。今回、漁業はきわめて悪い方向に進む気がする。今の日本に明るい話が少ないのは、とても行きにくい時代を象徴している気がしてならない。