プランナ-の4年間、思うこと
平成24年からお世話になった農林水産省の6次産業化プランナ-の役の任務を終えました。更新のお話もありましたが、ここで一区切りになりました。6次産業化の活動はいいと思っておりますが、制度にあてはめていくのは無理があるのではないか、それをサポ-トしていくというのもどうかと近年、思っていました。「地域を守る」という一つの手段が6次産業化というのは否定しません。しかし、6次産業化が重荷になってきているところも聞きます。小さな農業法人だけど、僕らのできるのは「これだけ」ということで、その部分はしっかりやってもらい、その母集団を多くすることの方が持続的な農業に繋がるのではないかと思います。6次産業化により、多くの担い手となる若手の参入が見込め、やっていけるところはぜひ、挑戦していけばいい。しかし、案件も酸くなってきていることから、世の中の流れはそうではない気がします。いずれにせよ、6次産業化プランナ-としての活動は終わりました。農業支援はこれからも続きます。素晴らしい方々に恵まれました。どうもありがとうございました。
★6次産業化プランナーとは、6次産業化に取り組む農林漁業者の皆様の相談に応じてアドバイスを行うため、6次産業化サポートセンターに登録された専門家のことです。6次産業化サポートセンターは、6次産業化に取り組む農林漁業者等の皆様の相談窓口として、全国に設置されており、相談内容に的確に対応できる6次産業化プランナーを派遣し、課題の解決に向けて具体的なアドバイスを行います。