行きたかった2つの場所

東京の滞在の間

上京した際に、必ず時間を作っていこうと思ったところにようやく行けました。一つは、早稲田にできた漱石山房記念館、もう一つは乃木坂の国立美術館で開催している安藤忠雄展。前者は漱石の没後150年ということで、作られた漱石初の記念館となる。あまり大きくはないが、生涯を俯瞰できる内容となっており、これからの漱石を伝承していく際に、十分な貢献が期待される。今年、9月に開館したばかりの記念館である。後者は建築家の安藤忠雄を作品を物語にした展示。僕自身好きな建築家であり、自然との共生をうまく取り入れている。花を植えていく活動など、共感できることも多い。そんな2つの場所、手軽にいつも行ければいいのだが、東京へ行くのも近いようで遠い。その点、東京にいればと思う時もある。しかし、ほんと東京にいると、疲れてしまう。もう田舎の生活にどっぷりとつかっている。漱石山房記念館はいつでもあるが、安藤忠雄展は、12月18日まで。是非、一度行ってほしい場所である。

 

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