悪化する出産環境、そして少子化

産科と少子化

子育て支援と産科の両輪をという記事を見た。1996年には分娩施設は3991施設あったが、2020年では2070施設となり、25年で約半数となっており、地方ではこの傾向は顕著とのこと。産婦人科医の問題や地域医療いろいろあるが、地域基盤が崩れてきているのは感じる。少子化対策にしても、まったく本気度は感じられない。財源もない。先送り。もうしないのなら、しないと宣言し、自己責任ですよとすべきである。やったふりはほんとに人を傷つける。そのような文脈を考えても、産科に対する政策も同様になるのではないか。確かに少子化と産科の問題は両輪で考えないといけないと思う。悪化する出産環境をどう整備するのか。人間がいなくなることはさらに悪い方向にしかならないと思うけどな、まずもって国力は落ちる。