親父の形見

親父の形見

親父とはまったく合わない人間だったが、もう亡くなってから3年が経過した。最後に親父が乗っていた軽自動車を引き継いだが、とうとう10万キロは走った。当時、小さい車は嫌だとかどうのこうの言っていたが、運転もおぼつかなくなってきており、小さくしてよかったなと今でも思う。事故なんかしたら大変だから。軽自動車だと遠出はしないので、ほんと走行距離はそうはなかったので、10万キロ走るというのは移動がかなりあったわけで、そう思うと感慨深いところもある。もう一回、車検をくぐってから車は変えようと思う。もうしばらく付き合ってくれと思う。