2025年 の投稿一覧

供託金について

上げるべきか下げるべきか

非常に興味深いニュースである。選挙における供託金を引き上げたらどうかという提案。現在、国政選挙で300万円の供託金がかかるが、それを10倍にした3000万円にして、候補者の乱立の見られる現象をなくし、選挙の質を高めようというもの。もし3000万円にしたらお金持ちしか出らればくなるので、これもどうかという意見もあるが、一考の余地はある。ただし国政選挙や都や府や県の知事選挙に限るとし、地方議会は定員割れもあるのだから、これは考えもの。3000万円までいかなくても、1000万円くらいはとも思う。僕が出た選挙は町村なので、供託金はなかった。あっても出ていただろうが、この頃は今のような混沌とした選挙ではなかった。時代も変わってきているし、公職選挙法は見直すべきであろう。そうそう、湯茶しか選挙事務所はダメである。珈琲はダメ。僕はきちんと守っていたが、だあだあになってはいないか?

第3の賃上げ

手取りUP?

こんな記事を読んだ。実質賃上げともいえる「福利厚生」の充実である。企業も無理やり賃上げの波に押されており、無理も来ているが、実はこの福利厚生の充実は社員にとってありがたいし、いいものではなかろうか。昼食補助、学習補助、フィットネスやマッサージなど。各種いろんな選択肢はあるが、自分の懐からお金がでないわけだから、実質的にも賃上げと言えるし、プライベートの充実をも寄与する可能性もある。賃上げすると、企業負担の社会保険料は重い。そう考えると、こちらの強化の方がいいのではないかと思うが、経営者の方も一考の余地はあると思う。

農業経済学

学位名とは異なり・・・

東京農業大学で博士(農業経済学)の学位を頂いているが、実のところ、農業経済学自体を学んだことがない。確かに農業会計学は農業経済学の一端に位置づけられる学問であるにせよ、やはり知らないのもどうか。今回の博士が終わったらと思い、この分野も学びだした。学ぶことが多く、意外に忙しい・・・。さて農業経済学であるが、この本も経済学からスタートし、経済学が農業へつながる道程を示しながら、講義風に書かれている。幸い、今時である。YouTube講義もあるようなので、いったんすべて読み終えたらチャレンジしたいと思う。知らないことばかり、浅学であることは間違いないのだ。

 

著者 : 山崎亮一
日本経済評論社
発売日 : 2016-01-01

手形と小切手の廃止

時代の流れか

企業間の決済手段として広く利用されてきた手形と小切手が、2026年度末で全て廃止される見通しだそうだ。簿記を学ぶにも手形は理解が難しい分野で、教える側になってもその気持ちはわかる。学生の顔が「??」というのがわかる。これこそ訓練の賜物である。実務でも小切手で報酬をくれる企業や倒産前に手形を切ったものをもらった経験もある(これは悪質であった経験であるが)。手形の歴史も長く、手形や小切手を知らない人がたくさん出るんだろうと思う。会計学者の端くれとしては、少し寂しいニュースかな。

黄砂、花粉なんだかな?

目がしょぼしょぼ

この時期がほんと困る。外はほんと春爛漫。いい天気なのに、アレルギー。まだ思考力があるからいいけど、だんだんそれさえしたくなくなる。もったいないなと思う。春なのに・・・・。子供の通信簿を見た。なんとも言えないな。いいものもあれば、悪いものもあるんだけど、もう少しできるのはと思うのは親バカか。でもほめてやらないとね。そうしないといかんけど、ほめるのは苦手である。やって見せるしかないと思ってしまう。

さらば!熊本!

1人だけの博士

熊本学園の2024年度の博士取得者は僕一人。本来は行くことのない修了式。なんだかんだでほとんど学校に行っていないので、学校の勝手もわからず終わりました。理事長の講話で熊本学園の建学の話を聞いたとき、伝統ある学校であることを知り、いい学校を終了出来たなと思い、今回、参加してよかったと思いました。一人だけが博士を呼ばれ、壇上に上がる、学位記を授与していただけるのは、この上ないことであるなと思い、2年の時間の早さを改めて感じました。その後、師匠の佐藤先生と一杯。かなり飲んでしまいました。伴奏してくださった日々をたぞりながら、熊本の地を離れます。またきますね、ありがとうございました。

漱石と向き合いながら考える

なるほどそうか

文学に戻ろうかと思いながら、漱石研究書にも目を通し始めた。正直、どの分野に進むのかは決めあぐねている。そう思いながら、明暗を読み直しているので、ちょうどいい研究書を見つけた。腰巻にあるように、愛か金か?終わらない男と女の駆け引きとあるが、この研究書もこの2点に注目しながら「家族」に着目している。ここで着目した論として、漱石には子から見た親とい視点がないといったことが書かれていた。そういえばそうだなと思いながら、新たな知見。女性に話を聞くと、まだまだ違う読みがあるんだろうと思いながら、楽しく読了。

 

大学の閉校

大学は厳しいな・・・

先日、広島女学院大学の大学の経営承継が発表され、今回は比治山短期大学の閉校。4大は継続するようであるが、少子化の波は押し寄せてくる。これからこの流れは続くと思われる。基本金があるうちに、その決断をし、歴史を終えるのか。一部の学校は残ると思うが、やはり大学を作りすぎた。学士の価値を下げたと思うし、成長モデルの見誤りである。確かに一つ作れば、それに付随するビジネスも雇用も生まれるが、それは責任も伴う。大学経営陣は決断を迫られる時期に来ているが、将来はいかに?

 

グルメは趣味なのか

自分では思わないこと

とかく自分には趣味がないということを嘆き、自分の中で変革を起こして生きようと。たまたま「ある人が僕にグルメですよね?」と言われたのだが、そこまで僕も思うこともなかった。確かに飯にはうるさい方だと思う。できればうまいものを食べたいし、その方が幸せ。会話だって弾むしとそんなことはつらつら思うことはある。しかし、自分がグルメで、それが趣味みたいなものとは思うこともなかった。ただしこれも違う土地に行って、老舗の料理店で食すというのも楽しみの一つだからこの手もありかなと思うところ。この前、呉に行ったときに見かけて今度行ってみようと思った南洲ラーメン。味が濃いのかなと思ったが、見た目と違いあっさり味。ふらっと食す楽しみ。これも心持一つだなと思ったお話。

大学はお金がかからない?

487円

論文を書くのに、どうしても大学の図書館は必須である。授業期間は夜間が空いていないので、昼休憩などに借りたい本を最初にピックアップして、それを借りる。そうなると時間もないので、学食に行くのだが、安い。味や質を求めれば、厳しいが、これでカツカレー487円。よく考えると、学費は確かにかかるが、夜も学食は空いているわけで、食費は安く済まれることも可能。自炊の方が安いが、もし水筒を持参し、学校の図書館にこもる。たまたまカレーの例をだしたが、500円前後で食事を済ませると、1日千円。冷暖房も完備し、その間、家の光熱費は軽減する。ずっと勉強ばかりにはならないにしても、そんな日があると、あまりお金をかけず居られる。大人になってこういう施設を使う時、ありがたいなと思う。学生時代にもっと大学施設は有効に使うべきである。これは特権の一つである。