誰も知る人がいない場所へ

トラベリングマン

年齢がそうさせるのか、日常がそうさせるのか、わからないが、好んで誰も知らない人の場所を選んで夜を楽しむ時間を作るようにしている。街を歩いても、誰も知った人に会うことがない。飲食をするにしても、インターネットで選ぶなど、かかわりのない場所を選ぶ。よく聞くのが週末になると、たとえば博多にいるとか神戸にいるとか、自分の住まいの県や市町村にはいないようにして、完全なリセットをして過ごすといったこと。その気持ちわかるな・・・。なので、時々、こうしてふらっとどこかへということもあるもので、見知らぬ人とたわいのない話をして、「旅人」で楽しむのもいいのではと思うものだ。実際、近くで飲むより遠くにいた方が気分も変わるし、この方が精神的にもいい気がする。また行き詰ったら、知らないどこかでふらっとというのがとても楽しみにはなっている。