親父の教え

今の時代ではダメだろうが・・・・

社会人になって、風邪をひきました、熱が出ました。だから休みます。これ本当にいいの?って思う。親父はこういう時、「お前がたるんどるから風邪をひくんだ」ということで、仕事を休むというのはご法度であった。どんなしんどかろうが、出ないといけないし、動きながら治していくしかなかった。昭和の根性論といえばそうであろうが、当たり前であった。周りの経営者も「熱い日本酒を飲めば、治る」ということで酒場へ連れだされたこともある。少し痛いだの痒いだので休みだしたらキリがない。こうやって自分の体を強くして、日常を過ごせるようにするしかないのである。すべてがいいとも思わないが、これは僕にとっては当たり前。かつて野球選手の衣笠氏や金本氏が骨折しても試合に出ていた。ここまでは出来ないかもしれないが、「気持ち」も持ちようである。今回の風邪の期間中、どうしてもやらないといけないことが山積していたので、意地でやった。今やパワハラだのという時代だから、昔話で終わるだろうが、今の人たちはこうした経験もなく、社会人を過ごすのもどうかと思わなくもない。