学費の値上げ

文部科学省への「反抗」か?

東大が学費を上げるという。約2割とのことで、値上げは実に20年ぶりだそうだ。教育無償化という流れとは逆の方向に動きだした。大学においても予算がだいぶ削られ、苦肉の策とも聞くが、東大がこれを進めると、他大学も追従はするだろう。奨学金を利用している学生は半分くらいはいるそうだが、なかなか高額な学費、仕送りと考えると、奨学金を利用するのは頷ける。時が返ってこないと考えると、借金をして、「今」の学校を取るかどうか考え深い。これだけ社会がカオスな今、ここまでリスクを取れるのかと考えてしまう。国立大学こそ学費は下げてほしい。教育機会を作ることを考えてほしいのだ。国もどう考えるのか。少子化対策といっても、無策に近いと僕は思うが、真剣さの伝わらない内容に加えて、こういう話題。どうなる日本の未来って話である。