一筆の人生

身文字入門

先日、久しぶりに書道家の小熊廣美先生と一献。新刊も献本いただき、ようやく読了。最近、本を読む時間がない。つらいところである。まずは姿勢、準備から入り、心、身体、歴史と身体に入りやすい。「書を理解するということは、とりもなおさず、自分を、相手を、社会を、理解することなのだと思います(139頁)」。僕にはあまり縁のなかった分野だけに書籍も興味深く読ませていただきました。独特の語り口が僕の琴線に触れる。なかなか会うことのない人であるが、意気な人柄が心地よい。是非、一読をおすすめする。

 

著者 : 小熊廣美
日貿出版社
発売日 : 2025-07-10