小さいからこそ素晴らしい
在京時、住まいが三鷹だったため、毎日のように吉祥寺にいた。とても住みやすい街であった。もう約20年は経過する。吉祥寺に小さな和菓子店「小ざさ」という店があって、羊羹、もなかがとてもおいしく、僕も広島に帰るときに買っていたものだ。こういう小さな店で行列ができ、お客さんに毎日、求められる。先日、テレビに取り上げられたようだが、今一度、拡大路線で進んできた企業の在り方も考える時期のような気がする。小さくても求められるものはある。素材はなんでもいい。小ざさは和菓子屋であるだけで、違うものもあろう。このような事例をみると、何か自分にも転用できないか、やれないかと考えるものである。1坪で3億円の年商。素直にすごいと思うのと、久しぶりに食べたいなと思う率直な感想。