プロの研究者意識

実務家がダメにしている

実務者として、博士号を取得したが、やはりプロの研究者とは違う。それはまずもって、①研究者で生計を成り立たせていない。②キャンパスで育った学者はやはり理論研究など文献学の領域ではかなわない、といった点で違う。①の点がやはり大きいと思っていて、やはり研究者というように自分で言えるというのは全く違う。僕は博士号を持っていても、自分を研究者とは言わない。もどき程度である。大学というところはやはり論文を書きに行くところだと思うので、その訓練をたゆまず続けてきた人。社会人から教育業界に参入する人もいるが、やはりプロではないのだ。そういう点で実務者がどんどん大学にというのは歓迎されているとは僕は思わない。歓迎されていない中、少し大学に係る程度がいいのかもしれない。やはり研究者というように胸を張れるにはまだ僕にも時間がかかる。

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